マザーゴートの小石げんみ✕
3日目、最終日。エンドA!!
捜査課で休んでいると課長に起こされる。
なんでも廃工場で沼上くんをみたという通報が入ったらしい。
真守さんを拾い、現場へと急ぐ。
早朝 廃工場------------------------------------------------------------------------------
新しい足跡を発見。それを追うと小屋があった。中には地下へと続く階段が。
地下にいけば3つ扉がある。
じゃんけんに負けて左の部屋から見ることに(悔しいないもん)。
左の部屋
絵本には三枚の写真。おそらく下谷くんと思われるものと自分たち2人を写したもの。
机には走り書き。
「大嫌いな母さんの愛した教団から、俺は知恵を借りている。皮肉だ。笑えてくる。
でもあの人と俺は違う。俺はちゃんと愛せる。理想を叶える。この眼さえあれば。」
「何となく分かってきた。たぶん俺はいつか死んで、神の器になる。知恵はタダじゃないらしい。
それなら俺は、限られた今を、俺の家族を、その瞬間まで愛そう。心から母であろう。
この世界に、俺が立派で優しくて母性に溢れた存在だったと、刻み込んで死んでやる。」
「母親」という存在に強く固執している様子が伺える。
テレビにはDVD。手元にあったものと古いものがみれたが一枚目がえっちすぎた。
「映し出されるのは、椅子の上に座っている一人の男性──伊吹の姿だ。
その眼はカメラの方を向き、身だしなみは丁寧に整えられてこそいるものの、
その両腕は椅子の後ろに回されていて、目には明らかに光が無い。心ここにあらず、といった様子だ。
「きみは」
男性の声がする。映像内からではなく、撮影者の声のようだ。
「あなたの子供」
映像内の伊吹が、僅かに口を開いてそう呟く。
「そう。じゃあ、俺は」
「お母さん、母山羊、……!」
母山羊、という単語を口にした瞬間、その瞬間だけ、伊吹の目に理性の光が取り戻されたように見えた。
椅子の後ろに回されていた手は拘束されているのだろうか、必死にそれを引き剥がそうとする伊吹に、
撮影者らしき青年が近づいていくのが映り込む。
青年が伊吹の顔を押さえ込み、覗き込んで、暫くすると、伊吹の全身からがくりと力が抜ける。
「…また失敗。警察の人間は精神力が強くて困る。次回に期待かな。それとも、いっそ……」
そんな声が聞こえ、映像はブラックアウトした。」
無理でしょこれ。思わず「えっちだ…」と言ってしまいました。
「本人が行方不明だったことを思い出す」もしくは「行方不明だったことを示す文献だとかを見る」
ようなタイミングで開示しようと思っていたこちらの秘匿。このタイミングで出しました。
「おかえりなさい」とやっといえた。
二枚目にはニュース番組で母山羊についての特集が撮り溜めしてあった。
右の部屋
ベッドには数多の拘束具。どれにも血痕や肉片がこびりついている。
段が3つつけられたツールワゴンにはそれぞれ以下のものが。
1段目:裁縫キット
2段目:水晶のカケラ
3段目:小石
棚には今までの被害者の臓物詰め合わせと、自分たちの名前が記された空の容器が2つ。
奥の部屋
沼上くんとこまさんと子ヤギ達がいた。
沼上くんとは話が通じる素振りはない。
こまさんとは会話ができたが沼上くんが割り入って奥の部屋へ行くように指示。
戦闘開始となった。
沼上くんに真守さんが組み付いたり私が部屋の中をキョロキョロしたり
周りの子ヤギたちが本棚とか積み木をぶつけてきたり沼上くんから水晶を取り上げたり
真守さんが1d8/1d20のSANcくらったりノックアウト宣言で沼上くんを気絶させたり。
沼上くんを無力化させることに成功し、こまさん及び行方不明者達も全員保護し、
これにて一件落着。
よかった。今度は守り切ることが出来ました。
本当に嬉しい……。