#DQX バージョン6.3(1つ前のパッチ)のストーリー感想
・ボリューム少な過ぎ、プレイ後の胸糞悪すぎ。
新フィールドは1つだけ、新モンスターはたったの2種、新ダンジョンはあるけどモンスターなし。はぁ? って感じ。
多分他のゲームをやっていてバージョン6.3をリアルタイムでプレイ出来なかったンだと思うけど、リアルタイムでやらずに良かったと心底思った。
・冒頭でこれまでの非礼を詫びられたけど、そんな謝罪で許せるとでも?
すげー雑に消化されて、やっぱこの天使とかいう生き物はクソだなと思った。
・魔窟アラモンド、だいぶ好き。
好きなんだけど、ミトラーが軽すぎてやっぱ無理。
こんなのが天使長やってる生き物はやっぱクソだなと思った。
豊口さんの演技は好きです。
・盟友レオーネのバックボーン掘り下げ。
……は、まあいいんだけど、勇者アシュレイの心域で見たのとほとんど内容同じ。これ繰り返す必要あった?
あとツラい過去の押し売りはもういい加減胸焼けしてる。カットシーン見させられてるだけだし。
ゲームをさせてください。
・勇者アジールはめちゃくちゃ健気でカワイイと思う。
あの子ください。
・レオーネは最後は救われると思ってたので、良い意味でも悪い意味でも胸糞の悪い終わり方だった。
ドラクエってシリーズ通して、主要人物が死ぬときには概ねちゃんと救われるようなイメージがあったけれど、彼ほどに「最初から最後まで救われなかった」キャラはあまり見かけない気がする。扱いが完全に「敵側」だった。
ここまでちゃんと人間の苦悩や救われなさを描いた上で敵側として最期を迎えるキャラって、シリーズ通してあまり居なかった気がする。なのでだいぶショックがでかい。ドラクエの文脈にあまりなかった死に方をした。
ただただ貶められ、裏切られた。救いはなかった。
だからこそ彼には最後くらい救いがあってほしかった。
良いか悪いかはともかくとして、ドラクエらしくない話だな、と思った。
・DQXでは珍しいムービーシーン。
ムービーは良かったなあと思うけど、でもこの感想の半分以上はたぶん、BGMの「おおぞらに戦う」(DQ8ラスボス曲)のお陰だろうと思う。
満を持してのこの曲、使い方がとても良かった。
シアトリズムDQで死ぬほどプレイした曲。
なおDQ8はクリアしてません!(唯一クリアしてないドラクエ)
・でも、地上に英雄達が登場して戦うのは良いのか?
登場しちゃダメなんじゃないっけ?
なんか設定ガバガバじゃない?
結構ご都合主義なところがちょいちょい挟まれるのが好きじゃない、というかそういうのが気になってしまって素直に良いと言えないのがツラい。
理由があるならちゃんと描いてほしい。
・フォステイルもいい加減隠し事やめろ。見た目と声以外が嫌い。
・レオーネ戦での足場の話。
ユーライザがその頃から助けていたんだよ的な話は良かったけど、なんかもうちょっと落ち着いて描いてほしかった。
内容は好きだったんだけど、フォーリオンがなんか大変なときに話すような内容じゃなくねェ?
・6.3で最も気に入らねぇと思ったのは、アンルシアの扱い。
敵のビームで勇者すら結晶化させられるぞヤバいぞというのを演出するためだけの舞台装置だった。ただの当て馬。
我らの親友、嫁……なんでもいいけど、プレイヤーからしたらそれくらいの関係になっているアンルシアをそんな雑な扱いするって何なのこの話? って思ってしまった。
バージョン6のシナリオライター、あまりにも過去キャラクターへの愛がなさ過ぎる(あるのかもしれないが見せてくれなさすぎる)。
これまで積み重ねてきた想いをどうしてこんなに平然と踏みにじれるんだ。
・同時に気付いてしまったけど、バージョン6は全体的にキャラのセリフが業務連絡じみている。
「どこどこへ行こう」とか「アレをするためにソレが必要だから集めよう」とか、そういうセリフが多い。
なんかいきなり「正解(目的ではない)」を示してくるというか、プレイヤーに考える余地を与えてこないというか……。
セリフを聞いて、次はこれをすればいいんだなとかワクワクが足りない。
想像力をかき立てるようなセリフが少ない気がする。
なんかフワッとした感想なのだけれど。
・聖天舎に戻るたびに「天使長、大変です!」はもういいから。
芸がなさ過ぎ。
もうちょっとバリエーションないのか。