动物朋友:王国、通称けものフレンズキングダム、CBT3にてメインストーリーを踏破できたので、大まかなストーリーをまとめてみた。
当然、けもキンのネタバレしかないのでふせったー。
#けものフレンズキングダム
※注意事項
CBT地点の内容ですので、正式公開後とは異なる可能性がございます。
また、中国語は齧ってすらいないので、間違っている可能性もあることを留意していただくと嬉しいです。
*OP(チュートリアル)*
とある明け方。
イイズナとマメジカは、静かな川に遊びにきていた。
二人は、川になにかがあるをの見つける。
それが、溺れている子だと気付いたイイズナたちは、彼女を助けることに。
「げほ…ごほ…」
「よかった、目が覚めた!」
その子はなんとか目を覚ました。
しかし、その子は自分のことを何も覚えてなく、記憶を失っていた。
二人に名前を聞かれ、自分のことがわかる何かを探して、鞄などを探したところ、
一枚の紙のようなものを見つける。
そこには『キョウ』という文字が書かれていた。
暫定的にそれを名前と判断したその子は『キョウ』を名乗ることに。
(正確にはここの『キョウ』で名前入力を行う。今回は便宜的に前回CBTでの主人公の名前である
『今日ちゃん』から『キョウ』という名前で表記させていただきます。
なんならここで性別も選べる。ぼくは自分の名前で男の子にした)
そんな中、セルリアンが現れる。
二人はキョウを連れ、草原まで逃げることに。
だが、セルリアンは追いかけてきていた。
慌てた三人の近くで、突然不思議な声が鳴り響いた。
そこには、ラッキービーストがいた。
ラッキーはセルリアンへの対抗策として、紙飛行機型の哨戒機を起動させる。
キョウは哨戒機を利用し、イイズナとマメジカと協力して、セルリアンを倒すことができた。
しかし、その奥には大きなセルリアンがおり、大慌てする三人。
そこに駆けつけたのは、騒ぎに気が付いたカバと、
はかせの雑用で丁度草原を飛行していたワシミミズク。
みんなの力を合わせ、大きなセルリアンの撃退に成功したのであった。
カバは、記憶喪失のキョウの話を聞くと、
「この先の小屋にいる、ハルカという子に会いにいくといい」
と言った。
なんでもワシミミズクによると、翼も角も耳も尻尾もないところや、
ラッキーが反応する辺りがハルカととても似ているらしい。
イイズナとマメジカは、キョウとハルカを会わせることにした。
*序章(さばんなエリア)*
溺水から助けられたてで、身体が冷えきってたキョウ。
ハルカはそんなキョウの服を乾かしてくれたり、休ませてくれる優しい方だった。
右も左も分からないキョウは、この場所について教えてもらった。
ここは、ジャパリパークの中でも『キングダム』と呼ばれる場所。
各エリアに城が建てられており、各々で『王様』と呼ばれるフレンズが治めていることから、この名がついたそうだ。
ハルカは、そのキングダムのガイドさんなのだそうだ。
会話をするうち、遠くから声が聞こえてきた。
どうやらキョウにお茶を振舞おうとしてわいわい揉めている
イイズナとマメジカのようだった。
仕方がないので、ハルカはラッキーにお茶を用意してもらうことに。
ラッキーが二人いることに驚いたり、
イイズナとマメジカの動物知識を教えたり、
キョウがヒトだということをばらしたり、
キョウの名前の元が王国の通行証だとわかったり。
キョウがお茶の味に絶賛したり(ハチミツショウガ味)、
ハルカが自分はラッキーよりお茶入れるの下手だって自白したり、
ラッキーが呆れたように『3gの茶葉と160ccのお湯を混ぜただけダヨ』って呟いたり。
その後、じゃんぐる方面の城を望遠鏡で見た後、ハルカは
「王様なら事情を知っているかもしれない」と推察。
キョウは、イイズナとマメジカと共にじゃんぐるの城へ向かう。
道中、サーバルやカラカルと出会ったり、カバと再会したり、
じゃんぐるの城にはガードがいることがわかったり、お城で王様にあまり会えないらしかったり、
カバの縄張りに入ってきたセルリアンを協力してぶっ潰したりしながらじゃんぐるへと向かった。
*1章(じゃんぐるエリア)*
じゃんぐるについた3人。じゃんぐるのお城は大きな樹でできており、
キョウは昔読んだ本『ジャックと豆の木』を連想する。
(そんなキョウに、イイズナとマメジカから『自分の事以外は覚えてるんかい!』と総ツッコミされたのは言うまでもない)
早速城に向かおうとするが、途中でガードであるハシビロコウに目を付けられたり、
その鋭い眼光にひるみまくったり、結局近くに現れたセルリアンを協力して倒したり。
ハシビロコウにじゃんぐるエリアのお城や王様について聞いたところ、王様は急用で出かけているらしい。
どうやら、隣のへいげんエリアへ向かう道が塞がれているそうだ。
ハシビロコウは、塞がれた道を直す手伝いをしてくれたら王様に会わせる約束をしてくれる。
途中でアライグマやフェネックに会ったり、
二人が通行止めの対処をサボっていたことを王国まんじゅうで賄賂しながら、通行止めの場所に到着。
そこではアフリカゾウをリーダーに、
パンサーカメレオンやコツメカワウソ等のじゃんぐるに住むフレンズたちが、塞がれた道を直そうとしていた。
大木が倒れていて、重くて動かないとのことで、キョウは小分けに切り削りして運ぶことを提案。
(ちなみにその発想は、王国まんじゅうを半分こしてるところで思いついた)
アフリカゾウたちは、土木作業に適任なアメリカビーバーを呼びに。
ビーバーの協力もあり、隣のエリアへの道が開通。木材も手に入れられてビーバーもほくほく顔。
これで王様に会いにいける!と意気込んだ3人だったが、すぐそこにいたアフリカゾウが王様である事を知る。
どうやらお城で王様に会えないという噂は、アフリカゾウがかなりアウトドア系の王様だったからで、
お城にいることが少ないだけだったようである。
アフリカゾウはキョウのことはわからないという。
ただ、静かな川に流されていたというなら、上流の方に向かえばキョウを知っているフレンズがいるかもしれないと話した。
3人は、川の上流に向かうように、まずはさばくエリアの王様に会いにいくことに。
このとき、アライさんたちからさばくの間に広がるへいげんエリアでお祭りを開くという話を聞く。
興味を持った三人は、一緒にへいげんエリアへ向かった。
ハルカは、星を見ていた。なんだか今夜は、星が近いように思えた。
ハルカはラッキーに、三人の状態を聞く。
三人は前述の通り、へいげんエリアに向かっていた。
それを聞き、ハルカも『明日、出かける』という。やるべきことを思い出したらしい。
*2章(へいげんエリア)*
へいげんについた5人。
アミメキリンやニホンツキノワグマが、お祭りの準備をしていた。
キョウたちは、準備を手伝ったり、花冠を作って遊んだりする。
アミメキリン「海から川を上ってきたんじゃない?
イイズナ「キョウちゃんは泳げないから違うよ
ツキノワグマ「空から落ちてきた?
マメジカ「翼もないのにどうやって?
フェネック「鳥のフレンズが落としちゃったとか
アミメキリン「川から流れてきたヒト…あなた、桃太郎ね!!
キョウ「ぜんぜんちがうよ!!!
みたいな雑談をしていると、へいげんをパトロールしているフレンズたち、
ヘラジカ・オーロックス・シロサイの3人がやってくる。
彼女らはキョウを、耳も尻尾も角もない、不審な者として怪しんでいる様子。
(桃太郎の話を真に受けてるパトロール隊と、必死に誤解を解こうとするキョウと、海から来たし空も飛べるとさらに話をややこしくするアラフェネ)
一触即発の状態を止めたのは、パトロール隊のリーダー、キングチーターだった。
イイズナがキングチーターという名前を聞いて王様なのかと聞くが
「あくまでパトロール隊のリーダーで、王様ではない」という。
キングチーターは、キョウが何者なのかを聞くが、記憶喪失であるために不審者のレッテルを完全に解くことができない。
そこで、キングチーターとキョウ、二人でかけっこをしてどうするか決めると提案した。
とりあえずイイズナとマメジカの二人は、キョウの走りの速さを確認するのだが、
二人が冗談かと思うほど足が遅かったキョウ。
イイズナ「追い詰められないと本気を出さない系かな?」
マメジカ「じゃあそこにセルリアンがいるからちょっとキョウちゃんを追わせてみるね~」
キョウ「待って!さっきのが本気なの!やめてしんじゃう!」
イイズナ「へーきへーき!危なくなったらちゃんと助けるから!」
セルリアン「(ヒャッハー!)」
キョウ「うわぁあ!!!鬼ぃいい!!悪魔ぁああああ!!!」
なんてやりとりもありました。
ヒトでも早く走れるヒトはいるけど、自分は全然ダメだと落ち込むキョウちゃん。
(本の知識はかなりあること、後にわかる意外な特技から察するに、
キョウちゃんはインドア派であまり運動が上手くない可能性がある)
得意なことはそれぞれだよと慰めるイイズナとマメジカ。
ここで、イイズナの「キョウちゃんは考えたり、手先が器用」という言葉から、あることを思いつく。
キングチーターは、ただのかけっこでは誰もかなわず、つまらなさを感じていた。
そこで、キョウでも勝てそうな競技として『障害物リレー』を提案する。
興味を持ったキングチーターは、その勝負を受けることにした。
(リレーってところがけもフレ2を思い出す)
パン食い競争(手を使わない)を角を使うことで突破するラビラビとその手があったかと驚愕するイイズナ、
網潜り競争で草むらの中にいる感覚のせいで居眠りするサバンナシマウマとすすいと抜けるマメジカ、
くるくるバット競争で平衡感覚が割と強いキョウと猫の本能が刺激されて回りすぎるキングチーター。
途中でセルリアンが乱入し勝負は中断になったが(キョウの提案で引き分けとなった)、
元々キングチーターは競争がしたかっただけで、キョウは初めから通すつもりだったそうだ。
騙すようなことをしたお詫びとして、一休みする際の見張りを買って出てくれる。
そんなキングチーター、さばくの城までついていくことに決める。
キングチーターは王様になりたいという夢があり、さばくの王様に弟子入りもしたいそうだ。
(足が王国一早く、みんなに尊敬されたいという野b…夢があるみたい)
4人はそれぞれの目的を果たすべく、さばくへと向かう。
このとき、リレーのバトンに使った筒が、
かつてこの場所で行われていたお祭りのポスターであることが判明する。
フレンズのみんなは、描かれていたきれいな星々を気に入り、宣伝も兼ねて飾りに利用したが、
どこかキョウは引っ掛かりを覚えていた。
「…七夕祭り…?」
*3章(さばくエリア)*
さばくについた4人。
砂漠のあまりの暑さにイイズナが朦朧とし始めてしまい、慌てるマメジカたち。
(イイズナは寒冷地方出身。しかたないね)
ラッキービーストからオアシスの存在を知るが、
幻視の偽オアシス(恐らく蜃気楼みたいなもの)に振り回され、
イイズナとマメジカの心が折れてしまう。
そんなところで、スナネコと出会う。
スナネコがオアシスまで連れてくれたことで、喉がからからだった4人はオアシスで大盛りあがり。
オアシスでは、一緒に水を飲んでいたフタコブラクダと遭遇。
水筒を作るために奔走したり、本の知識から水筒代わりの椰子の実の話を思い出したり、
さばくの王様が毒持ちというのを聞いて震えたりしながらも城に到着する。
しかし、その城は迷路のアトラクションだった。
指定時間内に迷路を抜け、玉座の間に向かわないといけない。
壁をぶち破ってズルしようとするイイズナ、宥めるマメジカとキョウ。
これまた本の知識でパンくずによる目印作りをしていたら、パンくずをツチノコに食べられたり。
ツチノコは、突然のヒトの登場で大興奮。キョウのことについて話したところ
『図書館に向かえば大抵のことはわかるだろう』という返事をもらった。
時間が押していたが、ツチノコは迷路の抜け方を知っており、
あっという間に玉座の前のクリアボタンまで突破。
(なおアニメ無印でやってたような裏口である)
その際、通路には歴代の王様の肖像画が飾られているのを目撃する。
あとはチャレンジクリアのボタンを押すだけというところで、ツチノコは姿を消してしまう。
そんなとき、ガードを名乗るフレンズ、アフリカニシキヘビが現れる。
(ツチノコはこのニシキヘビがニガテな様子だった)
王に会いに来た理由を聞くが、その際のキングチーターの言い分に目をつけたニシキヘビは、キングチーターを問い詰める。
(キングチーターの『王の弟子になる!私は足が一番速い、だから王になれるはずだ!』的な発言が癪に障ったようである。『それって褒められたいだけじゃない?』『王は民を守り、民に尽くすものよ』と)
(なんならこういう指摘、へいげんの地点でキョウちゃんもしている。『自分の知ってる王様(アフリカゾウ)はそんな偉そうにしてなかったよ』『みんなのために自分から働いてた』と)
イイズナ、マメジカ、キョウの三人は、キングチーターにボタンを押すように言う。
自慢の足でボタンに向かったキングチーターだったが、アフリカニシキヘビの鞭が炸裂。足を捕らえた。
それでもみんなのため、諦めずに脚を動かしたことで、ボタンに届き、チャレンジクリアの音声が流れた。
(その後ニシキヘビは「みんなのために脚を動かした気分はどう?」と、改めてキングチーターに問いた。
王様になる一歩を踏む機会を与えたり、なんだかんだでやさしいのだ)
ここで、さばくの王様、キングコブラが外の騒ぎを聞きつける。
「民の願いなら聞き入れる」ということで、キングチーターは弟子入りを願い、キョウは自分のことを知りたいと願った。
キングコブラは弟子入りは快く受け入れてくれた(歴代の王様で前例があったらしい)が、
キョウのことについては『何故ヒトが王国に現れたのか』ということ自体に疑問を持っていたようで…
突然、ラッキービーストが警告音を出す。
なんと、迷路の方では大量の水とセルリアンが押し寄せてきており、ツチノコがそこから逃げてきた。
さばくの城には貯水池があり、そこから漏れ出したそうだ。
キングコブラは玉座の間に隠し通路があるといい、そこからキョウたちを逃がすことに。
しかし、扉はロックされており、開けるには王様がいないといけないと推測。
キョウは助けを求めに戻るが、運悪く水が突破した直後で、水の流れに巻き込まれ再び溺れてしまう。
(この時キョウは『また…独りぼっちに…』とつぶやいていた。
後のハルカの発言も合わさって、なんだか気になる。)
ここで、マメジカの潜水スキルによりキョウを助けることに成功する。
(実はマメジカ、敵をやり過ごすために長時間潜水して身を隠す種がいるらしい)
そのまま脱出させようとするが、みんなを見捨てていくわけにはいかないと、
3人も追いかけてくるセルリアン退治を手伝う。
退治後、キングチーターは修行のため、さばくに残るという。
イイズナ、マメジカ、キョウの3人はみんなにお礼をいい、
川のさらに上流、みずべエリアへと向かうのであった。
*4章(みずべエリア)*
水辺を船で進む三人。
ラッキーが途中から観光案内を行うそうだ。
「右手には様々な世界の料理が食べられるレストランがあるヨ」
しかし、そこには建物すら見当たらない。
フリーズするラッキーを慰めながら、三人は一路『ペンギンステージ』へと向かう。
一方、三人のことがどうしても気になってしまうハルカ。
ラッキーがそんなハルカを宥めたり、キョウの状態を教えてくれる。
そんなハルカは…
『テイクの健康状態に問題はないヨ』
「けど…キョウは記憶を失っている…」
「それに…キョウの知っているヒトは、もう既に…」
『大丈夫ダヨ。キョウの脳に異常は見られなかったカラ、ゆっくり記憶が戻るはずダヨ』
「…だから、将来彼らと和解するために、私はまずこっち側の物事を片付けないと、だよね…」
『それが、今のキミのお仕事ダネ、ハルカ』
「…ええ。」
『…まずは温かい内に好物の(ラッキーが用意した)バナナケーキを食べるのがまずやるべきことダネ』
「wwwわかりました食べます!w」
のんびりした船旅が気に入ったマメジカ。
逆にゆっくりすぎて苦手なイイズナ。
つい、マメジカはキョウに「船に乗った事ある?」と聞いてしまう。
キョウが自分のことを覚えてないなら、答えられないでしょと指摘するイイズナ。
でも、キョウはなんとなく『乗ったことがあるかもしれない』と答えた。
返答に驚く二人。
どうやらキョウは「船」という単語に、何とも言えない特別さを感じていたそう。
マメジカたちは、それが「前に船に乗った事のある証拠かも」と大喜び。
もう少しで、記憶を取り戻せるかもしれない。
そんな中、突然船が停止する。
ラッキー「ペンギンステージに到着しました」
三人「「「川のど真ん中だよ!!!」」」
突然の出来事に大慌てする三人。
しかも、船が川の流れに乗ってさばく方面に逆戻りし始めたからさあ大変。
ラッキーが船の故障に対処していた時、再び船が止まった。
さっきとは違い、人為的にグラグラしていて、マメジカは気味悪さを感じる。
セルリアンの可能性を考え、イイズナが水面を覗いてみると、
そこにはいたずらしていたイリエワニとメキシコサラマンダーがいた。
イリエワニたちは三人の事情を聞き、目的地が同じだということで、
船を動かして一緒にペンギンステージへと移動することに。
サラマンダーによると、お祭りで使うお花を摘んでいたところ、
川の流れが微妙に変わったのを発見し、万が一のために切り上げたところだそうだ。
(流れが変わった理由は、さばくの城での洪水が原因)
お祭りがここでも開催されるとのことで、キョウはへいげんの事を思い出す。
ポスターに書かれていた『七夕祭り』の事だった。
この七夕祭りのことも、船と同じようにずっと心に引っ掛かりを覚えていたのだ。
もしかしたらキョウは、お祭りに参加したことがあるのかもしれない。
少しずつ、キョウの記憶の引っ掛かりが解消されていく。
マメジカたちは、この調子で思い出を繋げていこうとキョウを励ます。
そんなことがありながら、五人はペンギンステージに到着したのであった。
ペンギンステージにつくと、
イイズナとマメジカの二人以上に、キョウが大盛り上がり。
前に来たことがあるみたいに感じたようで、おおはしゃぎするキョウ。
そこに6人のペンギンのフレンズ、
コウテイ・イワトビ・ロイヤル・フンボルト・ジェーン・ジャイアントが近づいてくる。
彼女らによると、この辺りで幽霊が出たという噂があり、キョウを幽霊と勘違いしていたようす。
イイズナとマメジカは「キョウちゃんなら解決できるかも!」といつもの調子。
キョウは必死に否定しようとするも、8人の期待のまなざしに敗北するのだった。
みんなで自己紹介しあったり、イイズナがペンギンたちの名前を間違えたりしていた中、
キョウの境遇の話題になる。
ペンギンたちは、海の城にいる王様、キングペンギンに会うことを提案。
しかし、海の城に向かうにはまず川を泳いでいくそうで、泳げないキョウは思い悩む。
そんなとき、どこかから音が聞こえるとマメジカたちが騒ぎ始める。
聞こえた先は、誰も近づかない倉庫室。
そこに何があるかを聞いたところ、何やら黒い箱のようなものがあるらしい。
ペンギンたちは、幽霊や妖怪の類が封印されているのではないかと怖がるのだが、
キョウは心当たりに気付き、倉庫室に向かうことに。
近づくにつれ、独り言のような話し声が聞こえてくる。
皆で入室し、イイズナが捕まえたその子は、人面魚だった。
ここで何をしていたかを聞くと、黒い箱を使って、
かすかな記憶の中にあるきれいな音を出そうと頑張っていたところだった。
夜寝静まったときに練習すればバレないかと思ったらバレまくってたようである。
黒い箱、それはピアノのことだった。
きれいな音を出そうとしても、なかなか出ないと人面魚は言う。
そこでキョウは、置いてあったピアノの楽譜を使って、一曲演奏して見せた。
キョウはピアノを嗜んでいたようで、あっさり人面魚の言う『きれいな音』を出すことができた。
そんなとき、ペンギンたちがうずうずし始める。
いつの間にかステップを踏んだり、体を動かしたりしていた。
キョウはそこに、声を出したり、歌を歌ったりしてみるようアドバイス。
ペンギンたちは、どこか懐かしい気分になりながら、曲に合わせて歌い踊る。
人面魚は、図書館で読んだ過去の王国で活躍したという『アイドル』をペンギンたちに重ねていた。
人面魚がもともとピアノを練習していたのは、ここで開催されるお祭りのため。
そこで人面魚は、ペンギンたちに歌って踊る『アイドル』になってはどうかと提案する。
ペンギンたちは乗り気で、是非やってみたいと話が盛り上がった。
一方キョウたちは、図書館に過去の王国のことについて乗っているのかもしれない、
もしかしたら自分の記憶を探す手掛かりになるかもしれないと考えていた。
人面魚によれば、ここから図書館まではそこそこ遠いとのこと。
一先ず図書館については置いておいて、キングペンギンのいる海の城への向かい方を模索する。
ペンギンたちは泳いで行っていたそうだが、キョウは泳げない。
イイズナは、川沿いを歩いていけばいいのではと提案するが、それは難しいという。
川の途中には大きな山岳があり、山登りが得意なフレンズも苦労するらしい。
キョウは、せめて地図があればどう行くか考えられるのにとぼやく。
ラッキー「 あ る ヨ 」
キョウ「 あ る ん か い ! ! 」
ラッキーが地図を表示できるらしい。
最初から言えとイイズナ。聞かれなかったからとラッキー。
キョウは、ラッキーに地図を見せてもらった。
「これが…王国…!」
*あとがき*
たぶんこんな感じだったはずです。終わり方は本当にこんな終わり。
地図を見ながら川沿い近くの山登りルートを通ったり、回り道して他のありえそうな地方に向かうのかなぁ。
草原、ジャングル、平原、砂漠、水辺が現在のルートで、
あとは森と山岳と雪原、目的地の海あたりかしら。
他にも、水辺の祭りに参加するか、遠いと言われる図書館、ハルカさんの小屋のような人工的な建物もあるかも。
ぼくとしては、山岳の話がコウテイから出たから、次は山岳を推すかな。
或いはお祭りに参加するか。
そのままラッキーに道を確認して、海に直行するってパターンもありうるかもしれない。
そこから図書館までの道のりで雪原やらにもいくかなぁ?
イイズナが雪原出身だから、たぶん入るとは思う。
ハルカさんとキョウちゃんについて、ちょっとした掘り下げ?が追加されましたね。
パークの衰退に一枚咬んでいる可能性があるハルカさん。
記憶が戻りつつありそうな様子のキョウちゃん。
ハルカさん、バナナケーキが好きなんだねぇ。(お茶作れなかったりするのもかわいい)
ヒト型アンドロイドか何かかと思ってたけど、本当にパークに残ったスタッフなのかしら?
にしてはパーク&フレンズの衰退ぶりとハルカさんの見た目年齢がそぐわなすぎる…
或いは制止を振り切って外からパークに乗り出した調査員?
なんにせよ今は何もわからないなぁ…
やっぱりキョウちゃんは元お客さん説が濃厚、かな?
4章に入って、記憶の戻り方がスピードアップしてきましたね。
クルーズ船、あるいは船そのものに乗ったことがある、
お祭りに参加したことがある、ライブステージを見たことがある…
王国の通行証もあって、やっぱりお客さんなのかなぁ。
どうして川で溺れていたのかが気になるところ。
砂漠で溺れかけた時に、『また…独りぼっちに…』とつぶやいていた。
心のどこかで、自分の知り合いはもういないって気付いてしまっているのかな?
それとも、独りぼっちにトラウマを持っていて、それでおびえているのか…
ついでにキョウちゃん、ピアノが弾けるのも判明。
楽譜があれば弾けると自信を持ってたところから、習ってた可能性も高し。
かばんちゃんは多方面に強くて、キュルルくんは絵が上手い、キョウちゃんはピアノが弾ける…
パーク衰退期のヒトたち、多芸だなぁ