棗飛鳥と早乙女一凛の話をします。
もうどこかで書かれてたか、もしくは私が自分で書いたのを忘れている可能性があるので見たよって人もいるかもしれないですが、それはそれ。
棗飛鳥がいう世界というのは、家族とか、そういう定義ではなくて、
単純に、早乙女一凛からみた世界の全てが佐竹笙悟にあたる、ということだと思う
棗飛鳥にとっての世界は早乙女一凛が生きている世界だけど、死んでしまった早乙女一凛が思う世界の全ては棗飛鳥ではなく、佐竹笙悟だという事を無意識のうちに理解している
だから一瞬でも忘れてしまった佐竹笙悟のことを、きっと忘れられたら早乙女一凛が悲しむと思った棗飛鳥は許せなかった
その時点で棗飛鳥は早乙女一凛ではないんですけど、彼は彼女を再現できてると思ってるので、佐竹笙悟のことを悲しいから許せないと思ってしまった
けど棗飛鳥自身は、自分と笙悟が同じで忘れていないと思っていたからこそ余計に狂ってしまったのだと思う
辛い記憶を忘れることは罪ではないが、早乙女一凛の世界の全てとして選ばれた佐竹笙悟が忘れることは罪である
そこに選ばれたのが自分だったら彼女と一緒に心中できたのに!が加わることで地獄を引き起こした
だから、メビウスを維持して絶対に外に佐竹笙悟を出させようとしないのは、早乙女一凛にとっての世界は佐竹笙悟だから外に出すわけにはいかない
棗飛鳥が負けた場合、佐竹笙悟が出来なかった心中を成し遂げる事で呪いをかけて2度と忘れないようにしたのだと思う
消える魂は決まってる楽士ルートでぶっ殺しちゃったのは、彼女の中の世界の全てが佐竹笙悟なのが許せなかったからにすぎないと思ってる
ラストで鼻歌交じりに心中するのは彼が勝利したからである
って思ったんですけど違うかもしれない。分かんないねー。
あ、唯一分かることあるよ!
イベントドラマからも分かるように佐竹笙悟への嫌がらせには余念がないね!ってことだけは分かるよ!楽しいもんね!
あとは好きな女の子が死んだ時の皮を被った恋愛依存の拗らせおじさんってことしかわからない。これだけは事実。