アジュガを夢にみて げんみ×
ダイスログと感想
偽りの家族達の世界から、ずっと探していた本当の血を分けた父親を探し出した息子と自分すら認知していなかった刺し違えた女との子供と再会した殺され願望のあるヤクザの男で行きました
真渡居は母親の顔も兄の顔も見た事がなくて『父親』くらいしか居なくて、その『父親』すら依存先で愛の受け皿には足りなかった。
禅師さんは捨て子で。愛する人と産まれた二児の子供はいつか自分を殺す為に人権剥奪して組織に売って、しかもその組織に勤めているのが真渡居という自分が知りもしなかった三人目の子供で…
だからこのシナリオは優しい世界だったのよね。真渡居にとっても、禅師さんにとっても。でもここには居られない理由が出来たので、「偽物でも嬉しかったよ」とおわかれしてきました。良いシナリオだった…!!
今後は組織としての名前とも、忌み嫌う"本名"ともまた違う『新しい名前』を手に入れた君の行く末を期待しているよ。
以下ダイスログです。
[メイン] KP : ◆◇◆ 概要 ◆◇◆
「ご飯まだかかりそうだからゆっくりしててね」 ぼんやりと帰宅したあなたに母親の声がかかる。 そういえば今日は家族全員が揃っている日だ。 けれど、あれ? あなたの家族って、こんなだったっけ?
家族×幸福×疑念
[メイン] KP : HO:あなたは心休まる家庭を夢にみたことがある。(白黒王手)
[メイン] KP : CoC『アジュガを夢にみて』開幕
[メイン] KP : ◆◇◆ 導入 ◆◇◆
ぼんやりと揺らぎ漂うような意識が、しだいに定まってくる。いつの間にか閉じていた目蓋をゆっくりと上げる。あなたは、見知らぬ玄関に立っている。 整理整頓と掃除が行き届いた綺麗で清潔な家であることが見て取れる廊下から、美味しそうでどこか懐かしいような匂いがあなたの鼻をくすぐる。 それに誘われるようにあなたの脚は、それが当然とでも言うように進み出す。
見慣れた玄関で靴を脱いで、歩き慣れた廊下を通って、薄く開いていた扉を開けて、いつものリビングとダイニングを通り抜けて、キッチンへ向かう。調理台の前に立っていた見知らぬ、いや、見慣れた顔が振り向いた。
「おかえりなさい、ご飯まだかかりそうだから、ゆっくりしててね」
そう言って今度は流しへと向かった母の後ろ姿をぼんやりと見ていたあなたは、そういえば今日は家族全員が揃っている日だと思い出す。みんなで夕飯を囲めることに、きっと母親ははりきっているのだろう。 そうだ、ここはあなたの家だ。なんだかぼんやりとしていて、下の名前くらいしか思い出せないけれど、しかしあなたがこの家の末の子供であることは確かだった。 さて、帰宅したのだから家族に――まずは目の前の母に挨拶と、なにか話をしなければ。
・非HOPCがいる場合 そして、そうだ、あなたはそんな友人の家に遊びに来たのだった。せっかくだから夕飯も食べて行ってと誘われている。 まずは揃っているらしい家族に挨拶をするのがいいだろう。
これはこの家で行われるおままごとのためにPCが与えられた"設定"(HO)に基づいて勝手にぶち込まれるモノローグ(暗示・洗脳)のため、PC本人の意思やキャラクター設定は全く関係なく進みます。 HOPC、非HOPCの描写は秘匿にする必要はないので普通にオープンで渡してください。
[メイン] 白黒王手 : 「…!?」
[メイン] 小暮禅師 : 「…」
[メイン] 小暮禅師 : 「おう!世話になるねぇかあさん!」
[メイン] 小暮禅師 : 「お前はいいよな〜〜〜!こんないいおっかさんが居てよぉ!大事にしな!」背中バンバン
[メイン] 白黒王手 : 「痛い痛い!もう分かったってば!」
[メイン] 白黒王手 : 「母さん、ただいま」
[メイン] KP : ◆◇◆ LDK ◆◇◆
明るく清潔なリビングダイニングキッチン。シックな雰囲気でまとめられた部屋には、L字型キッチン、冷蔵庫、食器棚、電話台、ダイニングテーブル、L字型ソファ、ローテーブル、テレビ台とテレビ、飾り棚があり、どこも丁寧に掃除されている。 棚には家族写真が入った写真立てなどが飾られており、綺麗に整えられている。 母がキッチンで夕飯の支度をしている。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 73 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 52 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 65 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 41 > 成功
[メイン] KP : <目星><アイデア> ▽失敗 食器や置物など様々な見覚えのあるものが置かれており、飾り棚には写真立てが綺麗に並べられている。しかしどれもこれもいつ撮った写真だっただろうか、思い出すことができない。
▽成功(失敗に+) それにどの人物の顔もどこかぼんやりとしている。まるでぼかし効果でもかけられているかのようだ。
[メイン] 小暮禅師 : 首を傾げてます
[メイン] 白黒王手 : 「(疲れてんのかな…最近働き詰めだったし…)」
[メイン] 小暮禅師 : 「(こいつんち金持ちだなぁ)」
[メイン] 白黒王手 : 「(…あれ、そういやこの柄悪い顔、どっかで)」
[メイン] KP : [母] 母はどうやら手を洗っていたようで、備え付けているタオルで濡れた手をよく拭くとあなたに向き直ると、柔らかく手招きをする。 ふらりと身体が傾いでふらふらと足が動く。一歩、二歩……そうして目の前までやってきたあなたを、母は優しく、けれどしっかりとした力でもって抱き締めた。しっとりとした温かい手が服越しに背をとんとんと叩く。ぐずる幼子をあやすような手付きに、身体から力が抜けていく。
<POW*2>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=13*2 【POW2】 (1D100<=26) > 32 > 失敗
[メイン] KP : <POW*2> ▽失敗 時間が止まったかのように感じられる、あまりにも穏やかな時間が流れる。とんとんと優しい衝撃が、温かな体温が伝わる度に、深い溜息がこぼれる。 そうだ、あなたは、昔から母にこうされるのが好きだった気がする。 SAN+1。
[メイン] system : [ 白黒王手 ] SAN : 76 → 77
[メイン] 白黒王手 : 「母さん、ちょっと…」
[メイン] KP : 体温がすっかり移りあった頃に、母はそっと身体を離してあなたの目を覗き見て、優しく笑いかけた。 「元気出た?なんだかぼうっとして、疲れているように見えたから」
ここからは質疑応答や雑談の時間です。 15分くらいしたら母は「名残惜しいけど、お母さん夕飯作っちゃうから、みんなにも顔見せてあげなさい」「ああそうだ、何度も言ってるけど、あなたの部屋の一番奥の棚にある箱は開けちゃダメよ」みたいに言って調理を再開します。
[メイン] 白黒王手 : 「…いや、何でもないよ」
[メイン] KP : sCCB<=5 【心理学】 (1D100<=5) > 70 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : 「(そうだよね。ここは僕らの家族だ。何も間違ってない)」
[メイン] 白黒王手 : 「(誰も僕を否定しない、攻撃しない、優しい世界ー)」
[メイン] 小暮禅師 : 「あー、腹減ったなぁ」
[メイン] 白黒王手 : 「(ほんとに友達の家での過ごし方かこいつ?)」
[メイン] KP : お母さんはあらあら、じゃあ早く支度するわね〜って感じです
[メイン] 小暮禅師 : 「よっしゃ〜!!飯だ〜!!」はしゃいでます
[メイン] 白黒王手 : 「あっこら、暴れないでよ机倒れちゃうでしょ!」
[メイン] 小暮禅師 : 「ああ?ちょっと伸びしただけだっての」
[メイン] 白黒王手 : 「もう、君ったらほんと大ざっぱなんだから…」
[メイン] 小暮禅師 : 「ガハハ!悪ぃな!ま、タッパでかい同士仲良くしようや!な?」ガシガシ
[メイン] 白黒王手 : 「髪崩れるってば、んも〜!!!!!」
[メイン] KP : ◆◇◆ 両親の部屋 ◆◇◆
落ち着いた印象を受ける両親の寝室。淡いラベンダー色が基調とされた室内には、ダブルベッド、サイドテーブル、デスク、本棚、タンス、ドレッサー、棚、クローゼットがある。 父がデスクに向かって仕事をしている。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 75 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 69 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 4 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] KP : ▽クリティカル(成功に+)
サイドテーブルに花瓶が置かれており、そこに紫色の花が活けられていることに気付く。やけに瑞々しいように感じられる綺麗な花だ。
ラベンダーだろうか。それにしてはあまり、いやほとんど香りがしないように思える。
よく見れば花や茎のつややかに見える部分は、生物的な輝き方ではないように思える。
どちらかと言えば無機質な、つやつやとしたプラスチックのように感じられるだろう。
[メイン] KP : [父] 書き物をしていたらしい父は、あなたが入ってきたことに気がつくと静かに筆を置いた。椅子の座面をくるりと回して身体ごとあなたの方を向くと、ちょいちょいと手招きをする。 ふらりと身体が傾いでふらふらと足が動く。一歩、二歩……そうして目の前までやってきたあなたをしゃがませると、その頭をそっと撫ぜた。ゆるりゆるりと繰り返されるそれに、身体から力が抜けていく。
<POW*2>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=13*2 【POW2】 (1D100<=26) > 87 > 失敗
[メイン] KP : ▽失敗 大きくて温かくて優しい手の感触が伝わってくる。時折髪を梳くように差し込まれる指先が頭皮を撫でていくのが気持ちいい。 そうだ、あなたは、昔から父にこうされるのが好きだった気がする。 SAN+1。
[メイン] system : [ 白黒王手 ] SAN : 77 → 78
[メイン] 白黒王手 : 「ぁ、父さん…」
[メイン] KP : ひとしきり撫でてからそっと手を離した父は、あなたの目を見て慈しむように笑いかけた。 「最近頑張っているみたいだからな、ご褒美だ。お父さんはお前のことを応援しているよ」
ここからは質疑応答や雑談の時間です。 15分くらいしたら父は「夕飯前にみんなにも顔を見せてあげなさい」「夕飯前に部屋で少し休んだらどうだ」「ああそうだ、何度も言ってるけど、お前の部屋の一番奥の棚にある箱は開けてはいけないよ」みたいに言って仕事を再開します。
[メイン] 白黒王手 : 「父さんあのさ、うちに造花なんか植えてたっけ…!?」
[メイン] KP : 「あんまり綺麗だと作り物みたいに見えるよね。」
[メイン] 白黒王手 : 「に、匂いとかしないけど…」
[メイン] KP : 「風邪でもひいた?今日はゆっくり風呂に入って早く寝たほうがいいよ」
[メイン] 白黒王手 : 「うう…」黙り込みます
[メイン] 小暮禅師 : 「飯まだだし部屋行こうぜ部屋!」
[メイン] KP : 父さんはうんうんと頷き休んでらっしゃいと言いますね
[メイン] 白黒王手 : 「あの、何で箱開けちゃいけないの…?」
[メイン] KP : 君にとって嫌なものだから、とだけ言われますね
[メイン] 白黒王手 : 「(…どうして嫌なものなんか置いてあるんだ?)」
[メイン] KP : sCCB<=5 【心理学】
(1D100<=5) > 46 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : 「わ、わかったよ」
[メイン] KP : ◆◇◆ 姉の部屋 ◆◇◆
明るく可愛らしい印象を受ける姉の部屋。白と淡い桃色が基調の部屋には、ベッド、デスク、本棚、タンス、クローゼット、棚が置かれている。 姉がタンスとクローゼットの間で洋服の整理整頓をしている。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 13 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 19 > 成功
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 56 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 62 > 成功
[メイン] KP : ▽成功(失敗に+)
可愛いものから格好いいものまで、様々な服がある。しかしそれらが並んでいると、なにか違和感があるように思える。
どの服もサイズがまちまちで、姉の体格にぴったりのもの、少し大きいようなもの、大分小さい気がするものなどが雑多に並んでいるように見える。
[メイン] 白黒王手 : 流石に「(え?おかしくない?)」と思います
[メイン] 小暮禅師 : 「おいねぇさん、流石にこれはサイズが違ぇんじゃねぇのか?」
[メイン] 白黒王手 : 「(うわ聞いた!!)」
[メイン] KP : 「そうかな?サイズが合わないのも増えてきたかも。夕飯の後にもう一度確認しようかな。」
[メイン] 小暮禅師 : 「おう、確認しとけ!レディーの嗜みだからな!」
[メイン] 白黒王手 : 「ちょ、セクハラ…」
[メイン] 小暮禅師 : 耳打ちで「なんか変じゃねぇか?お前んち」と言います
[メイン] 白黒王手 : 「ちょ、ちょっと変わってるだけでしょ…」耳打ちで返します
[メイン] 白黒王手 : 「(そりゃ、疑いたくはないけど)」
[メイン] KP : [姉]
服を並べたり畳んだりしていた姉はあなたが入ってきたことに気が付くと作業の手を止めてあなたを見た。そして片手の人差し指でデスクの上を指す。つられてそちらを見れば、クッキーが盛られた深皿が置かれている。 あなたがクッキーを見付けたことに気付いた姉は、デスクへ伸ばしていた人差し指を唇に当ててにこりと笑った。 「昼間に焼いたの。夕飯前だけど、内緒で食べていいよ」 その言葉に自然とあなたの手は伸びて、指先がクッキーを一枚つかみ、口へ運んだ。
[メイン] 白黒王手 : CCB<=13*2 【POW2】 (1D100<=26) > 26 > 成功
[メイン] KP : ▽成功 さくさくほろほろ食感で、優しい甘さとほんの少しのほろ苦さが美味しいクッキーだ。何枚でも食べたいような、そんな気さえしてくる。
[メイン] 白黒王手 : 「姉さんは本当に上手だね…」
[メイン] KP : ありがとう、と微笑みます
[メイン] KP : 一口食べたあなたを見守る姉は、優しい目をして笑った。 「美味しい?ふふ、顔見れば分かるよ。よかった、あんたこれ好きだったでしょ?」
ここからは質疑応答や雑談の時間です。 15分くらいしたら姉は「みんなにも顔見せてあげたら」「夕飯前に部屋で少し休んだら?」「ああそうだ、何度も言ってるけど、あんたの部屋の一番奥の棚にある箱は開けちゃダメよ」みたいに言って服の整理を再開します。
[メイン] 白黒王手 : 「兄さんにも挨拶してくるよ!」
[メイン] 小暮禅師 : 「あっ、おいったら、おい!」
[メイン] 白黒王手 : 足が遅いので禅師さんの服を引きずりながら行きます
[メイン] 小暮禅師 : 「こいつぅ〜!」
[メイン] KP : ◆◇◆ 兄の部屋 ◆◇◆
クールな印象を受ける兄の部屋。爽やかなブルーが基調の部屋には、ベッド、デスク、本棚、タンス、クローゼット、棚が置かれている。 兄がベッドに腰掛けて本を読んでいる。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 11 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 53 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 19 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 83 > 失敗
[メイン] KP : ▽失敗 本棚には様々な難しそうな本が置かれており、兄が読んでいるのもその中の一つのようだ。どんなものを読んでいるのか知ろうとしても、よほど難しいのか言語が違うのか、どんな内容なのかは全く分からない。
▽成功(失敗に+) 中にはぐちゃりとした線が引かれただけのような文字のものもある。はたしてこれは読むことができるものなのだろうか。
[メイン] KP : [兄] 厚い本を読んでいた兄は、あなたが入ってきたことに気が付くと手元にあった栞を挟んで本を閉じた。「そういえば」とつぶやいて、小さく手招きをする。 それを見たあなたの足はゆっくりと兄に近付き、目の前まできたあなたに向かって兄は楽しそうに話始める。 「この前言ってた組紐のストラップを作ってほしいってやつ、次の休みに作るから今度一緒に何色にするか選ぼう」
<POW*2>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=13*2 【POW2】 (1D100<=26) > 88 > 失敗
[メイン] KP : ▽失敗 手先の器用な兄は、昔から折り紙や粘土細工やミサンガや、色々なものを作ってくれていて、兄が作るものはセンスが良くて、どんなものでも気に入っていた。 何よりも、いつだかにこぼした些細な願いを、兄が覚えていて叶えようとしてくれることを嬉しく感じる。 SAN+1。
[メイン] system : [ 白黒王手 ] SAN : 78 → 79
[メイン] 白黒王手 : 「兄さん…」
[メイン] 白黒王手 : 「そういやさ、この本おかしくない?」
[メイン] KP : 「真渡居にはまだ難しいかもな。今度一緒に読もうか、教えてあげる。」
[メイン] 白黒王手 : 「…分かった」
[メイン] 小暮禅師 : なんもわからん!って顔してます
[メイン] KP : ・判定後 あなたの様子を微笑ましげに眺めていた兄は、いいことを思いついたように笑った。 「そうだ、せっかくだから、家族みんなで色違いのお揃いのを作ろうか」
ここからは質疑応答や雑談の時間です。 15分くらいしたら兄は「みんなにも顔見せてあげなよ」「夕飯前に少し部屋で休んだらどうだ?」「ああそうだ、何度も言ってるけど、お前の部屋の一番奥の棚にある箱は開けちゃダメだからな」みたいに言って読書を再開します。
[メイン] 白黒王手 : 「あの、さ。その箱っていうの、なんで見ちゃダメなわけ?父さんにも言われたけど」
[メイン] KP : 父さんと同じ理由を言われます
[メイン] KP : [服装や持ち物について]
服装は帰宅したばかりなのだから普段外出する時に着ているもので、まだ靴も脱いでいない。
持ち物はスマートフォンだけのようだ。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 22 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 27 > 成功
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 93 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 67 > 成功
[メイン] KP : ▽失敗 服やスマートフォンは確かに自分のものだと感じるが、同時に漠然とした違和感を覚える。
▽成功(失敗に+) よく見ると画面は同じ画面で固まっており、触れても画面が動くことはないことに気付く。壊れてしまったのだろうか。
[メイン] 白黒王手 : 動かしてみます
[メイン] 小暮禅師 : 振ります
[メイン] KP : ・スマートフォンを操作しようとする どれだけ操作しても振っても画面が動かない。調子が悪いのか、充電が切れかけているのか、とにかく今はあまり触らない方がよさそうだ。
[メイン] KP : なんならそれはおもちゃです。
[メイン] 白黒王手 : 「…は?」
[メイン] 小暮禅師 : 「んだこれ、繋がんねぇぞ?」
[メイン] 白黒王手 : 「…よく見てよ。これ、おもちゃだよ」
[メイン] 小暮禅師 : 「…は?えぇ!?どーなってやがる!?」
[メイン] 白黒王手 : 「…用心して調べよう」
[メイン] KP : [玄関] 清潔感のある玄関。玄関土間には傘立てと下駄箱があり、廊下に踏み入れてすぐのところには玄関マットが敷かれている。 土間には母、父、姉、兄の四人分の靴が揃えられており、あなたが先ほど脱いだ靴も置かれている。 下駄箱の上にはいつだかの旅行で買ったお土産の置物やおしゃれな芳香剤などが置かれている。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 57 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 95 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 76 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 8 > スペシャル
[メイン] KP : ▽失敗 今日も汚れ一つ無い玄関は、掃除が行き届いているように思える。人が生活しているにしては綺麗すぎるくらいだ。
▽成功(失敗に+) いや、本当に綺麗すぎる。掃除だけでこんなに綺麗にできるものだろうか?汚れが不自然に少ないように感じる。(スペシャル処理)
[メイン] 白黒王手 : 「え?なに?俺らどっかで閉じ込められた…?」
[メイン] 小暮禅師 : 「は…?それってどういう…」
[メイン] 白黒王手 : 襟元を掴み、「化け物達に捕まって!!擬似的なおままごとをさせられてるかもしれないって事!!」
[メイン] 小暮禅師 : 「ってぇな。…あー、そんなもん、あんのか?(某シ記憶喪失)」
[メイン] 白黒王手 : 「ととととにかく!!人間でも『灰教聯盟』みたいな奴らかもしんないしさぁ!!」
[メイン] 白黒王手 : 「え?『灰教聯盟』?」
[メイン] 小暮禅師 : 「何かそれ俺も聞いた事ある気がすんな…」
[メイン] 小暮禅師 : 「よく分かんねぇが、調べりゃいいんだろ!?金目のモンあっかな!」
[メイン] 白黒王手 : 「なぁんであんたはそう無神経で居られんの!?」
[メイン] KP : ・玄関扉 帰ってきたばかりで忘れ物をしたわけでも用があるわけでもないのだから、ここから出る必要はない。
[メイン] KP : [脱衣所・浴室] すっきりとした脱衣所。鏡のついた洗面台、洗濯機、洗濯かご、棚が置かれており、どれもピカピカに磨かれている。 折り戸を開けるとこれもまたすっきりと手入れの行き届いた浴室で、湯船、シャワー、風呂場椅子、棚がある。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 34 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 33 > 成功
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 68 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 60 > 成功
[メイン] KP : <目星><アイデア> ▽失敗 水垢一つないほど綺麗な湯船には、まだお湯が溜まっていないようだ。
▽成功(失敗に+) そういえば、この家で湯船に浸かったことがあっただろうか?
[メイン] 白黒王手 : 「え、えええ?」困惑してます
[メイン] 小暮禅師 : 「なぁ、俺らって一緒に風呂入った事あったっけか」
[メイン] 白黒王手 : 「ないよそんなの!!あ…」
[メイン] 白黒王手 : 「僕もない、かも」
[メイン] 小暮禅師 : 「じゃあ今度入るか!『家族』でよ!」
[メイン] 白黒王手 : 「う、うん…」
[メイン] KP : ・水やお湯を出そうとする 蛇口のハンドルをいくら捻っても水もお湯も出ない。調子が悪いのかもしれない。あまり触らない方がいいだろう。
[メイン] 白黒王手 : 不気味に思い触るのをやめます
[メイン] 小暮禅師 : 「壊れてんなぁ、ここは」
[メイン] KP : [トイレ] ・一階 一階のトイレは柔らかなグリーンを基調とした安らぎの空間になっている。温水洗浄便座付きの便器、ペーパーホルダー、壁掛け棚がある。
・二階 二階のトイレは爽やかなブルーを基調とした癒やしの空間になっている。温水洗浄便座付きの便器、ペーパーホルダー、壁掛け棚がある。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 54 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 31 > 成功
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 34 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 52 > 成功
[メイン] KP : <目星><アイデア> ▽失敗 とても綺麗に掃除されており、汚れ一つない。毎日掃除されているようだ。
▽成功(失敗に+) それはもう、毎日掃除しているかのように。そんなに綺麗にできるものだろうか?
[メイン] KP : ・一階か二階のどちらかで成功orクリティカルをしていて、かつもう片方も調べる場合。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 18 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 98 > 致命的失敗
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 32 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 35 > 成功
[メイン] KP : ▽失敗 やはり綺麗に掃除されたトイレだ。何か違和感を覚える。
▽成功(失敗に+) 何か、何かが致命的に欠けているように感じられる。
[メイン] KP : ▽ファンブル どちらのトイレも手を抜かずに掃除されている。本当に、母には頭が上がらない。
[メイン] 小暮禅師 : 「…なあ」
[メイン] 白黒王手 : 「う、うん」
[メイン] 小暮禅師 : 「お前の母ちゃん…」
[メイン] 小暮禅師 : 「めちゃくちゃマメだな!!」
[メイン] 白黒王手 : 「バカ〜〜〜〜!!!!!!!!」
[メイン] 白黒王手 : 「マメな人が蛇口出ない状態にするわけないだろうが!!バカなの!?」
[メイン] 小暮禅師 : 「おうおう、んなかっかすんなって」
[メイン] 小暮禅師 : 「ま、何かこう"欠けてる"っつーの?そんな感じは確かにするな」
[メイン] 白黒王手 : 「ほんとしっかりしてよ………」
[メイン] KP : [ベランダ] 二階の廊下からベランダに繋がる扉だが、今は開かず入れないようだ。ガラス戸から何の変哲もない普通のベランダが見えている。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 29 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 20 > 成功
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 15 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 5 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] system : [ 小暮禅師 ] クリチケ : 1 → 2
[メイン] KP : ▽成功(失敗に+)
ベランダまで綺麗に掃除が行き届いている。しかし、なんだかぼんやりとした違和感を覚える。
見慣れたはずの景色が、なんだかおかしいように思える。これは本当に見慣れてたものなのだろうか?
▽クリティカル(成功に+)
よく見ると、二階の高さに対して見える景色の高さがちぐはぐなように感じる。
[メイン] 白黒王手 : 「…うん。だよね。変だ。変に違いない」
[メイン] 小暮禅師 : 「おいよく見ろ、気付いてるかもしんねぇが二階との高さに対しちゃあ景色の高さがちぐはぐじゃねぇか?」
[メイン] 白黒王手 : 「………!」
[メイン] 小暮禅師 : 「お前が言ってんの、あながち間違っちゃいないかもな。人間業じゃねぇ」
[メイン] 白黒王手 : 「絶対…っ絶対おかしいよこんなの…」
[メイン] 小暮禅師 : 「ま、真実突き止めたらぱぁっといこうや、兄弟!」
[メイン] 白黒王手 : 「だ、だから!うるさいなあもう!」
[メイン] KP : [窓] 窓から外を見れば、見慣れた近所の景色が広がっている。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 51 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 85 > 失敗
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 44 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 45 > 成功
[メイン] KP : ▽失敗 いつもと変わらない様子だ。しかし何か漠然とした違和感を覚える。
▽成功(失敗に+) 空の色が目に痛いほど青々しい。空とはこんな色をしていただろうか?
[メイン] KP : ◆◇◆ 真渡居の部屋 ◆◇◆
見慣れたように感じるあなたの部屋。オフホワイトを基調とした部屋には、ベッド、タンス、クローゼット、本棚、デスクが置かれている。 そして、部屋の一番奥には、部屋全体の雰囲気からはいささか浮いているように思えるデザインの棚が一つある。
<目星><アイデア>
[メイン] 白黒王手 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 38 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=50 【目星】 (1D100<=50) > 13 > 成功
[メイン] 白黒王手 : CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 19 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=70 【アイデア】 (1D100<=70) > 21 > 成功
[メイン] KP : ▽失敗 確かに自分の部屋のように感じる。いや、本当にそうだっただろうか?
▽成功(失敗に+) 部屋全体に漠然とした違和感を覚えると同時に、部屋の奥にある棚からはぼんやりと、まるで子供の頃に大切にしていたぬいぐるみを押入れの奥から見付けた時のような、そんな懐かしさのようなものを感じるだろう。
[メイン] KP : [奥の棚と箱] 部屋の雰囲気にそぐわない、アンティーク調の飾り棚。どれだけ見ても小箱以外には何もしまわれていないようだ。 小箱は手のひらに収まるほどの大きさで、つやつやとした木製のようだ。長方形の本体にアーチ状の蓋がされた形状で、全体にアンティーク調の意匠があしらわれている。鍵穴があるが、近くに鍵は見当たらない。
・触れる 小箱に触れると、カチリと小さな音が響いた。鍵を開けた時に鳴る音のようだと感じるだろう。 さて、あなたはこの箱を開けるべきだろうか。身体の奥からは途方もない渇望感と言い知れぬ焦燥感が開けるべきだと叫んでいる。しかし家族たちの優しい顔が、開けてはいけないと微笑むのだ。
[メイン] 白黒王手 : 「う、うう、ううう………!」
[メイン] 小暮禅師 : 「どうしたよ、おい」
[メイン] 白黒王手 : 「は、はは、あはは………!」
[メイン] 白黒王手 : 「わかんないよわかんないよわかんない!!俺は、っ僕はどうしたいか………!」
[メイン] 小暮禅師 : 「なっさけねぇなぁ。じゃあ俺が開けてやるよ」
[メイン] KP : ・開ける
キィ、と小さく軋むような音を立てて箱は呆気なく開いた。
その途端、頭の中に無数のなにかが流れ込んでくるのを感じる。記憶だ。それは本来持っていたはずの、あなたの記憶だった。今どこに住んでいるのか、普段は何をしているのか、どんなことに興味があるのか、どんな人と知り合いか、どうやって育ったのか、誰に育てられたのか……あなたは誰なのか、あなたは思い出す。
そして同時に気付くだろう。ここは、あなたの家ではない。この家で感じたやさしさも、あたたかさも、なにもかも、全てまやかしだったのだ。
SANC:(以下参照) ここでは、これまでに回復してきたSAN値の合計をxとして「x/xd2」の、回復合計が0だった場合は「0/1」のSAN値減少が 発生します。最大では「4/4d2」となります。
そう、貴方が会いたかったのは、
[メイン] 白黒王手 : CCB<=79 【SAN値チェック】 (1D100<=79) > 74 > 成功
[メイン] system : [ 白黒王手 ] SAN : 79 → 76
[メイン] 白黒王手 : 「とう、さん………!!」
[メイン] 小暮禅師 : 「…あ゛?おいおい人違いだろ。確かに俺には優と一三三っていう息子なら」
[メイン] 白黒王手 : 「小暮潮」
[メイン] 小暮禅師 : 「………!!」
[メイン] 小暮禅師 : 「何で、その名前を」
[メイン] 白黒王手 : 「探してたから!!ずっとずっと探してたから!!」
[メイン] 白黒王手 : 「俺の本当の家族を!!里裏兄さんや奈座希兄さんや志架吏父さん達の事を調べてる時に見つけた家族を!!」
[メイン] 白黒王手 : 「やっと、っ…やっと会えた、本当の家族」
[メイン] 小暮禅師 : 「………」
[メイン] 小暮禅師 : 「成程な!そうかそうか、合点がいったぜ!てっきり腹が凹んでいやがったから、流したんだとでも思っていたがな!!」
[メイン] 小暮禅師 : 「あーあ、残念だよ!!あいつにそっくりな髪と目してる癖に嫌に真っ直ぐで!!やけに口うるさくて!!」
[メイン] 小暮禅師 : 「お前は俺を殺せそうにないな!!ヘタレ野郎が!!」
[メイン] 白黒王手 : 「あはは、ほんと意味わかんないおっさん…」
[メイン] 小暮禅師 : 「…じゃあ、帰るか。名前はなんて言うんだ」
[メイン] 七氏真渡居 : 「真渡居(まどい)。七氏真渡居」
[メイン] 小暮禅師 : 「けっ、惑(まど)いなんて子供に名付けるたァセンスねぇな!お前は今日から空也(くうや)だ!分かったな!」
[メイン] 小暮空也 : 「うん。うん…」
[メイン] 小暮空也 : 「ありがとう、父さん。帰ろうか」
[メイン] 小暮禅師 : 「ああ。ったく、まさか『家族』でってのが叶うのがこんなに早いとは思わなんだ!!ガハハ!!」
[メイン] KP : ・判定後
頭の奥の方からガチャリと玄関の鍵を開けたような音が響く。そうだ、ここはあなたの家ではないのだから、あなたはあなたにとっての正しい家に帰ることができるだろう。
[メイン] KP : ・二階 あなたのものだった部屋から出ると、廊下に並んだ二つの扉が薄っすらと開き、そこから何かが覗いていた。それは人のような形をしながら、しかし人ではなく、ぼんやりとした恐ろしい怪物のように見え、それでもあなたはまだそれのことを「姉と兄だったもの」だと認識できてしまう。 それらはあなたのことをじっと見つめているようだ。ただじっと、「帰っちゃうの?」とでも言うように。 SANC:1/1d6。
[メイン] 小暮空也 : ぎゅっと手を繋ぎます
[メイン] 小暮禅師 : 「(お前その指…と言おうとしますが喉元に引っかかり止まります)」
[メイン] 小暮空也 : CCB<=76 【SAN値チェック】 (1D100<=76) > 95 > 失敗
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=75 【SAN値チェック】 (1D100<=75) > 25 > 成功
[メイン] system : [ 小暮禅師 ] SAN : 75 → 74
[メイン] 小暮禅師 : 「おいおい、んな場所でへばる気か?」
[メイン] 小暮空也 : 1d6 (1D6) > 2
[メイン] system : [ 小暮空也 ] SAN : 76 → 75
[メイン] system : [ 小暮空也 ] SAN : 75 → 74
[メイン] 小暮空也 : 「ううん、平気。もう大丈夫」
[メイン] 小暮禅師 : 「そうか、ハハハ!」
[メイン] KP : ・一階 階段を降り一階に着くと、廊下に面した扉が二つ、薄っすらと開いているのが分かる。また何かが覗いている。あなたはじっと見つめている。人のような形をしながら、しかし人ではないぼんやりとした恐ろしい怪物が、あなたの「母と父だったもの」のようなそれらが。ただあなたをじっと見つめている。どこか愛おしむような、慈しむような、優しい目をしているように感じられる。 SANC:1/1d6。
[メイン] 小暮空也 : CCB<=74 【SAN値チェック】 (1D100<=74) > 22 > 成功
[メイン] 小暮禅師 : CCB<=74 【SAN値チェック】 (1D100<=74) > 8 > スペシャル
[メイン] system : [ 小暮禅師 ] SAN : 74 → 73
[メイン] system : [ 小暮空也 ] SAN : 74 → 73
[メイン] 小暮空也 : 「ありがとう。偽物でも、嬉しかったよ」
[メイン] KP : 「楽しかったね」「産まれてきてくれてありがとう」
[メイン] 小暮空也 : 「うん…」
[メイン] KP : ・玄関 玄関に辿り着いた。大きく重苦しい扉が閉じているが、今のあなたなら開けられる。この偽りの家から出て、本当の家に帰ることができるだろう。
玄関から出て帰るのならば⇒END1 この家に残るのならば⇒END2
[メイン] 小暮禅師 : 「世話んなったな、化物達(つくりもの)!」
[メイン] 小暮空也 : 「それじゃあ、またね」
[メイン] KP : ◆◇◆ ED ◆◇◆
[END分岐] ・END1:TRUE END 記憶を取り戻し玄関から出る →生還
[メイン] KP : [END1]
ギィ、と重く軋む音を立てて玄関扉が開く。
開いた先に広がっているのは何もない真っ暗な闇だけで、次第にあなた達の意識もゆっくりと闇に沈んでいく。
意識が途切れる直前に、楽しそうな"母"の声が聞こえてきた。
「楽しかったよ、かわいいお人形さん」
ふっと意識が浮上する。目を覚ますと、あなた達は見覚えのある寝具に横になっていた。
あなた達はあの偽りの家から、あなた達の帰るべき場所へと無事帰ってこられたのだ。
あの記憶は、嫌な思い出として残り続けるだろうか、悪い夢だったと忘れてしまうだろうか。
なんにせよ、あなた達はこれからまたいつも通りの日常へと帰っていくのだ。
END1:【TRUE END】
ちょっとだけ騒がしくなった"僕らの日常"に、ただいまを。
[メイン] KP : ◆◇◆ 事後処理 ◆◇◆
[SAN報酬] 生還:1d6+1。
[メイン] 小暮空也 : 1d6+1 (1D6+1) > 6[6]+1 > 7
[メイン] 小暮禅師 : 1d6+1 (1D6+1) > 5[5]+1 > 6
[メイン] system : [ 小暮空也 ] SAN : 73 → 80
[メイン] system : [ 小暮禅師 ] SAN : 73 → 79
[メイン] 小暮空也 : 「ただいま、"父さん"」
[メイン] 小暮禅師 : 「おう。おかえり、空也」
[メイン] 小暮空也 : 精神分析1→4
[メイン] 小暮禅師 : 目星50→52、精神分析1→11
通信の状況などで投稿エラーになると、投稿前の文章が消えちゃうことがあるかも。メモアプリなどで書いてからふせったーにコピペ投稿するのがおすすめだよ