「幸あれ」が不安で泣ける話。同じような人がいるかなと思って書いてみた。GwZ幕張の内容もあります。
幸あれを聴くと不安になる。応援歌と思って聴くと「頑張る君に」に自分は含まれていないと感じるし、A.B.C-Zへの歌と思っても「河合くんが見てほしいのは歌詞にあるような姿じゃなくて完璧な5人なんじゃないか」と思ってしまう。(それは昔の意地はってた河合くんのイメージのままかな?と思ったけど、うちわで先輩の真似をするあたり完璧な姿を見てほしい気持ちは変わってない気がして…)
試聴〜アルバム発売の段階から「せーの!」に合わせてペンライトを振るイメージで歌詞と向き合わないようにしていた節がある。でもそれじゃ本当に頑張ってる人(頑張る君に、に含まれる人)がきちんと聞けないから自分のわがままだって自覚はあった。でも応援歌として泣ける人がいるのはわかってるからきちんと聴いてほしい、と謎の目線から思っていたのでShake it! like it! がペンライト演出が始まったときは安心した。
実際にコンサート会場で「幸あれ」を聴いて、Bメロや最後の「未来に幸あれ」の綺麗さに改めて泣いたりした。でもどうしても「他の聴き手より、さらにA.B.C-Zより、ここまで努力した道を作っていない自分」を突きつけられている気がする。兄弟や大学時代の知人や職場の人々へのコンプレックスが順番に出てくるというか。以前ラジオのオープニングで戸塚さんが「お前がいちばん頑張ってるよ」って言ったときの(具体的にどれくらい頑張ったか示せない、もっと頑張らないと聞く価値がない)って不安を思い出した。そのときは塚ちゃんに「俺に言ってくれた」って流れにしてもらえて安心した覚えがある。
有難いことに来週も参加できるのに、「幸あれ」をもう一度観ることだけほんの少し気が重くなった。一点の曇りもなく観たい人もいるのにね。しっかり向き合うために、というか全体を思いっきり楽しむために行く。五関さんが「(コンサートや舞台の後には)なんでこんなちっぽけなことで悩んでたんだろう、って思ってもらいたい」と言っていたのに、帰ってからたった2日で魔法が解けていたらかっこよくないよ〜!あとシングルの予約もまだできてないので(切実)。
Chance to Changeは「答えを探すより 証明することに決めた」や「守るべきものは何よりも自由に生きること」ってフレーズに励まされるんだけど。上に書いたこと全部「ちっぽけなプライドを守ることに必死」と言えるし余計に当てはまって思える(過去形にはできない)。ここからがスタートって思えることが違いなのかも。
すっかり暗くなっちゃったから、最後に演出の感想。ステージの背景に満月が映し出されていたからこれはアキヅキだ〜!と思ってたらChance to Changeのイントロが流れてびっくりした。そっちかーい!と。同じこと思ってた人いたかな。