スカネクのシナリオバレ(両ルートクリア済み)+アニメ9話まで込み 9割想像
全体的には世界背景の設定といい、流れといい、面白かったと思います。
ただまあ、なんとなくそうなんだろうな、というのは分かるんだけど、微妙に描写不足で脳内補完もしきれず、ストーリー追うだけならそこまででもないんだけど「なんでこうなるんだ」って考え出すと分からんことだらけでストレスなんだよな……。最初から説明しないタイプの雰囲気ゲーってわけじゃなく、ちゃんと説明しようとしてるんだけど分からないからこんがらがる。
とはいえ色々見落としてる気もするので、ここちゃんとゲームで言ってたって部分あったら教えてください。もう1回くらい見たら分かるかもしれないけど。とりあえずアニメの補完に期待。
・カサネなんでランドールに預けられたんだっけ?
カサネがワカバ(だっけ?ユイト母でありママ)と別れてからの記憶すっ飛んでて結局戻ってないよね。何で消されたのかもとくに言及されてないけど、おいおいトゲツに協力させようと思ってるならワカバを殺そうとしたところはまあ消すヨナ。解決。
ランドール重工が怪異研究に関してはクロ側だから、トゲツとの取引とか?
トゲツ側としては二千年の間に月に戻るのではなくレッドストリングスを使って過去を改変すると目的が変わっていて、レッドストリングスの能力を宿すデザイナーズチルドレンを研究していたんだよね。カサネがその研究の集大成であり改変できるくらいの力を宿した成功例なんだよね。ここまでは明確に言われてたよね。
感情が爆発しないといけないから、トゲツじゃなくて違う場所で情緒を育みたかった?子犬を殺したことといい、トゲツの狙いとして「カサネに大切な人間を作り出し、その相手を殺すことで感情を爆発させ、レッドストリングスの能力を発現させたい」ということで、一緒に暮らす家族(姉妹)のような相手を探していたところ同年代のナオミに目を付けた?
あとは、レッドストリングスの能力を覚醒させるために怪異討伐軍へ送り込みたかったのかな。感情が高ぶる=生死の境というのはまあそうだし、命のやり取りを経て能力の覚醒を期待していたのかな。
両親側というか母親はナオミを愛していたっぽいし、スカウトは断れないからカサネと一緒に送り込んでナオミを守らせようとしたことで利害が一致したとかかな。全部想像だけど。
・ユイトの超脳力って結局なんやねん
ユイトは元々ベルペッパーで、細かい描写はないけどカイト(だよね、兄)とジョウ(だよな、父)も怪異討伐軍に入るほどではないにせよ、システムに適応できてるあたり普通に脳力のある人間だったんだよね。ワカバもデザイナーズチルドレンにせよ、過去で念力(重力操作)は使えてたし、まあ基本的に普通の人間~怪伐軍の新兵か訓練兵程度の力はあったのかなーという感じ。だからデザイナーズチルドレンの子供だからベルペッパーになったとかじゃなく、普通にほかの人間と同じようにたまたまそうだった、ということでいいんだよな。
ユイトがベルペッパーで、両親合意のうえでユイトを脳力移植の実験台にしてたのはベルペッパーだと生きにくい世の中だからせめて何とかしてあげたい親心だったのか?何も説明なかったな??
たぶんトラヴァース兄弟も似たような実験を受けてたんだろうが、この2人は成功例、病院で拾ったメモのやつは失敗例って感じ?というか人格矯正+脳力強化がセットで、後天的な脳力の移植はまた別物なんか?こっちは人格矯正受けてないし。人格矯正するついでに脳力を高めて捨て駒として使う方針なのか??ゲンマの同僚(退役兵)はなんかの実験台→死んだら脳みそアンプル行きなんだろうけど、脳力の発現も上手くいけば人格矯正もされず軍に従事できるけど、失敗したら結局死ぬんだろうか。
ユイトが脳力に目覚めたのは実験の影響というより、ユイト本人が言ってたけど「カサネから分けてもらった」んだろうが、何で?何でそんなことが起きたの?
そもそもカサネ1人がレッドストリングスの能力に目覚めるだけなら、クナドゲードが発生することもなかったし、未来がめちゃくちゃになることもなかったから、ユイトの能力の覚醒って余計なことの極みなんだけど、その能力の発現があやふやなのどうなの。
レッドストリングス能力の保持者のワカバの子供で、ってことに何か意味があるならもうちょっとそれっぽい感じで理屈がほしいんですけど。
共鳴したらクナドゲードが開いたまま閉じないってのにも、何の理由も分からんよね。共鳴したら何で閉じなくなるのさ。全部を全部、細かく説明しろとは言わんけど、ユイトの脳力は物語の根幹なのでちゃんと説明してほしかったな。つかトロフィーまで用意した病院のメモ全回収のあれでもっとテキストで解説してほしかったんだけど。
ユイトの脳力が、何で脳が原料の薬で鎮静化したのかなって分からなかったんだけど、怪異化した人間が沈静化してるので「脳の活性化を抑える」ということなのか。ユイトだから処方されたんじゃなく、何らかの要因で脳力が暴走気味な怪伐軍の人間にも普通に処方されてたのかなとアニメ見てて納得した。
・カレンは結局どういう時間軸で動いてたんだ?
一番分からねえのカレン関係なんだけど。
とりあえず、ラスダンの脳内空間(ブレインフィールド)で見た光景が1回目として、後天的に脳力を手に入れて、フブキやアリスと知り合って、怪伐軍に入って、アリスが直で獣粒子を浴びるという稀な現象によって怪異化してしまったんだよな。
フブキが、アリスの怪異化について調べる中でニューヒムカの研究を知ったとか言ってて、あとセイランの研究所は自分たちの進言で作ったと言ってたよな。アリスを元に戻すために。
フブキとカレンの怪伐軍歴が27年だから、まあ20年くらいは時間があったとして、この間アリスどうしてたんだろ。カレンが何らかの脳力で押さえつけてたんだろうか?少なくとも1回目は何の対抗策もないよな?どうなってんだ??フブキたちの進言でセイランの研究所が出来たのなら、脳を使ったアンプルも怪異化した人間を元に戻すという目的で生まれた産物のような印象だし、1回目は何をどうしたのか分からん。セイランの研究所にいたのなら、討伐されずに保護できてたわけだし。どうなんってんだ??
ちょっと脱線するけどセイランはナオミにせよカサネにせよ、とにかくニューヒムカの怪伐軍をどさくさに紛れて人為的に怪異化させて、実験台として利用しようとしてたんだよな。転移の脳力者も事前に集めてたんだから、最初から捕獲するつもりだったんだろうし。やっぱ脳力が高いほうが意識を保ちやすいとかあったのかな?これまでもこそこそ怪伐軍の人間を怪異化させてきたんだろうか。
で、そもそもカレンはいつレッドストリングスという存在を知ったのか。ゲーム内だと確かアラハバキから知ったみたいなこと言ってたような気がするけど、それはカレンが2000年前に時間跳躍してヤクモに成り代わりアラハバキと一体化したような状態になったからであって、そもそもレッドストリングスを知らなければ2000年前に行けないわけで……なんか卵か鶏かみたいな話なんだよなこれ。
というかレッドストリングスってベイブの計算とか月の思惑で生み出した脳力なんだから、なんでアラハバキが知ってたんだ?というのも分からん。やっぱカレンが知って、アラハバキと知見を共有化しないと無理だと思うんだけど。それともアラハバキもレッドストリングスみたいな可能性には辿り着いてたのか??
1回目でも似たような時間軸で進んで、カサネとユイトによってクナドゲードが出現するところまで起きたんだろうか?そこでレッドストリングスの発動を目にして、時間跳躍でアリスを救う可能性に辿り着いたのか?でもそれだと、今の時間軸みたいに時間跳躍して戻ってこないとダメだよね。
カサネがクナドゲードのところで時間跳躍して、戻ってこなかった50年後の未来が、あのクナドゲードが成長しきって破滅目前の時間って話だったと思うんだけど、時間跳躍したカサネは何で戻れなかったんだ?あと何であの未来にカレンがいて、フブキが死んでたのか理由一切不明じゃね????ここ、アニメでざくっとカットされてて笑った。いらんよなそれ……。
そういえば未来のユイト、いずれカサネが時間跳躍してくるのを知ってて半信半疑で待ってた気がするけど、いつ誰に聞いたんだっけ?これはなんか言ってたような気もするけど覚えてないな……。
セトが死んだことがカサネのレッドストリングス発動のきっかけになったんだろうけど、そもそもそういう条件ならナオミが怪異化したときのほうがよっぽどだった気がする。セトはいい隊長だったけど、だったら訓練兵時代はキョウカじゃなくてセトの世話になってたって設定の方がショックの度合いが理解できるんだけど。絆エピソードはあったけど、隊が同じでもないただの隊長にちょっと庇われたくらいでそこまで??という気もしなくもない。あんだけナオミ以外はどうでもいいみたいなメンタルしてて、そんな簡単に揺らぐか……?みたいな気持ち。
そういやセトを利用したのカレンで、それってカサネのレッドストリングスを発動させるためだったの?
結局、カレンが最初にいつ、どこで、どうやってレッドストリングスの能力をカサネから奪い取って、時間跳躍の可能性に辿り着いたのかが分からんので可能性を模索しようがないんだよな。
で、しょうがないからそこは置いておくとして、想像だけど、まず真っ先にカレンが時間跳躍したのってアリスが怪異化した瞬間だと思うんですよ。そこでまず怪異化を直接的に防いだと思う。でも、たぶん因果はそこで終わらなくて怪伐軍として戦ってるうちに結局アリスは何らかの理由で怪異化してしまったのかなーと。アラシ曰くの未来は不確定ってところで。
アリスの怪異化が避けられないと確信したのなら、次に目指すのは怪異化した人間を元に戻す研究っていうのが流れとしては自然だと思う。そういえばカレンが「もっと早ければナオミがもとに戻れたかもしれないのに云々」みたいなこと言ってた気がするけど、それどういうことだってばよ。お前しか知らない未来を話すな。
手に入れた研究の成果を、時間跳躍して戻って研究所に伝えてさらに効率よく研究させて……みたいなことを繰り返したんだろうか。それでもらちが明かなかったから、ヤクモに成り代わってニューヒムカというかアラハバキのコストをアリスのために使うことを思いついたんだろうか。その辺なんかコメントしてくださる??カレンよ???
時間跳躍してヤクモに成り代わったカレンが、いずれ生まれてくるカレンにアリスのこと話したんだろうか?だったら1回目のカレンはヤクモで、最後吸収されて?しまったほう?てかヤクモに成り代わったほうって、そんなぽいぽいコールドスリープから自力で起きれたりするのか??わかんねえわ。
ユイトが「自分の祖先はカレン……ってコト?!」みたいに言ってたけど、カレンがスメラギの子孫を残すような真似するとは思えないので
1:カレンが乗っ取る前にすでにヤクモには子供がいた
2:カレンが乗っ取ったけどヤクモにはほかに兄弟姉妹その他親戚がいた
あたりで、そこから2000年経過だと思います。知らないけど多分そう!
ラストバトルで出てきたあの変なやつとか、あとカレンが仮面をつけた理由も一切謎で笑った。仮面はともかく、あの変なのは「救えなかった」みたいなこと言ってたから、アリスを救えずに放棄した時間軸のカレンってことで、あの砂みたいなカレンの数だけ時間跳躍したってことなんだろうか。何も説明がないから全部適当に言ってるけど。
カレンがどうやって自分の存在と引き換えにアリスを救ったのか分からんけど、カサネルートで最後アラシに話しかけたら「考えるだけ無駄」とか「バタフライエフェクト」とか「奇跡」とか言われたので、まあいいでしょう……そういうことにしておきましょう。
カレンがある意味ヒーローだったのは、描き方としては好きなんですけどね。相容れない同士が力でねじ伏せたところもいいですね。未来を決めるのは勝者の特権ですから。
前もちょっと言ってたけど、個人的にナギとかアリスはマジで可哀想というか、ストーリーにおける装置といえばそうなんだけど、実弥島さん絶対この2人のこと好きだって言う。あと、とくにナギについては、GEとかの系譜で「これは間違いなく死ぬ」と信じてたからそこまで衝撃なかったしな。あとセトもな……バンナム何故か主人公の隊の隊長を殺したがる。いやそうしないと命令系統ごちゃごちゃするから弾きたい気持ちは分からんでもないんだが。
ナギやアリスやセトが死んだままだったのは、カレンがアリス以外一切興味なかったからかな……。
全体的なストーリーというか結末とそれに付随するアレソレは分かったんだけど、改めて考えるとカレン周りマジでマジでカレンが戦う動機以外は何も分からんのだな。このあたりはもっとちゃんと説明してくれてもよかったんじゃねえかなって思う。
・アニメの補足に期待してる
現時点で9話まで
ほぼほぼゲームどおりだけど、ゲームでざっくりカットされた(会話で済まされた)シーンがちゃんと絵になってるケースが多い印象。アニメがちょいちょいシーン足されてるの、本当はそれくらい入れようと思ってたけどカットした部分なんだろうか。だからゲームがなんかちょっとよく分からん感じになってるなら、むしろ納得してしまうんだけど。
ゲームだとセトが死んで遺体は埋葬したってゲンマが言ってたけど、アニメだとクナドゲートに吸い込まれてしまってな……。何かのフラグかと思ったけど、あれゲームだと「何人か吸い込まれた」ってさっと流された部分を「こんな感じだったんです」って表現してるのかな。
怪異化したナオミに研究所で会った時、ゲームだとわざわざ部屋の外の自分のところまで移動させてきたカレンがアニメだと部屋へ乱入してきて、アンプルを使って落ち着かせるところまでちゃんと描いてアンプルの有用性やらちゃんと説明する流れになってたなー。
フブキがアラハバキのパス入手した話もゲームだとさっくりやった流れだったけど、アニメだとちゃんとカイトにどういう進言をして入手したのか会話が描かれてたのエライと思った。フブキの政治的な暗躍、ゲームだと全部丸投げされてたからフブキの有能なところがちゃんと出てるやんけ……と思っている。今後も頑張れ。
当然、絆エピソードはないけど、ツグミがアジトとかで植物を世話する絵が流れるとか、うっすら気配を感じるくらいになってるのでむしろそれでいいかな……くらいになる。
通信の状況などで投稿エラーになると、投稿前の文章が消えちゃうことがあるかも。メモアプリなどで書いてからふせったーにコピペ投稿するのがおすすめだよ