DarK/RooMみ通過だめ
そもそもなぜダークルームを書こうと思ったかというと王道じゃなくて邪道が書きたかったんだー!!!!!!いつも邪道書いてる気がするけどそんなことは決してないはず!!!!!
探索者って割と無邪気に神話生物殺したり(普通は逃げろ)、
神話生物によって世界滅亡の危機に陥った時も少数を見過ごし大勢を救うのは仕方ないみたいなところあるじゃないですか。
見た目はただの人間のはずなのに、どこにでもいる普通の人間が、神に愛されたり、嫌われたり、知識をえすぎて不浄な物につきまとわれたりするわけです。
ヴィランに知性や道徳があろうとも、人の生存のために人は犠牲を厭わないんです。
でも、悪役にだって事情はあるかもしれません。その「事情」に焦点を当てて見たいなと思ってこの作品に着手しました。
昔、白い部屋に閉じ込められてからの脱出みたいなクトゥルフが爆発的に流行った時期があります。
その閉じ込められた部屋からインスピレーションが湧き、じゃあ「なんで閉じ込められることになったのか?」「その裏側にいるのはだれか?」と、考えるようになりました。で、結果生まれたのがあの作品です。
人は真っ暗闇に三時間以上いると発狂するそうです。でも、暗い部屋にいることが「安全」であった場合、発狂はしません。それが普通なのでね。
PCとヨルにとってあの部屋は唯一安心で安全な場所だったのでしょう。少なくとも100年以上はきょうだい水入らずに幸せに生きることができた思い出を、きっとヨルは大切に抱えて死んでいった。ハッピーエンドではないのでしょうが、最後の最後までヨルは自分のことを不幸だとは思わなかったはずです。
少なくとも、大切な人に最後看取られたのは幸福であったはずです。
これからの探索者たちの人生において、悪役たちのことを考える何か手助けになっていれば嬉しいなと思います。探索者たちには探索者たちのの人生があるように、彼らには彼らの人生があったのではないでしょうか。なんて、偉そうなことを書きましたが、なんだかんだいってこうした背景があろうとも種の存続のために犠牲を厭わない探索者たちが私は大好きです^^
こういうシナリオばっか書いてる気がするな!もっと王道を書けと自分でも思う。