刀ミュ新作公演静かの海のパライソ初日ネタバレしかないレポ。合言葉は~?\パライソ!/
【1部】※さらっと書くけど、残酷描写あり
・とにかく話が重い。
・冒頭で兄弟が紙風船で遊ぶ可愛いシーンからスタート。今日はたぶん飛ばし過ぎたのか舞台から紙風船が落ちて慌ててお兄ちゃんが拾ってた。まさかこのシーンから、あぁなるなんて…。
・遊ぶ兄弟の近くに居た老人が嘆いて歌ったと思えば、髭を取り分かりし頃の山田右衛門作に。必死に絵を描いてたなぁと思ったら側で人がバタバタ死ぬ。完成した絵(聖杯?)を掲げながらパライソ!と叫ぶと天草四郎が出て歌う。ここで今作が島原の乱が題材で確定する。ただ、場面が変わる直前でキリシタンの人がパライソ!って口々に一人の武士を惨殺するのが狂気を感じるし、中々に残酷な描写。
・切り替わった場面は鶴丸がしっとりと力強く舞う(※新曲)。今回もねだったらしい主に満足か?って楽し気な鶴丸。葵咲はありがとうって労った後に言いにくそうな主に「ほら!任務にーんーむー!あるだろ?」って子供っぽく言う鶴丸が最高に可愛い。
「驚いたぜ…あぁ、悪い驚きだからな?今さら俺に遠慮するなんてなぁ?」とあるからやはり付き合いは長い模様。
「島原に」と主が言うと笑顔を消し、了承とともに自分が編成すると告げる。主は了承したがこれは新しいパターンだし、鶴丸の意図があっての編成だったのかと驚いた…。
・松井ソロからの豊前ソロからのデュエット。歌って踊るのはまかせるよ?流し流されは任せたぜ!って同派だからこその信頼感が最高。なお、二人の会話より先に顕現した桑名は豊前と入れ違いで任務についている。その後滾り過ぎた松井が倒れ鼻血を出す。そこに鶴丸が二人を呼ぶに来る。
移動の途中上を向いて鼻押さえる松井に豊前は「ちまたじゃ、上を向くより下を向いた方が良いらしいぜ」とアドバイス。きょとんとした松井だったが素直に聞き入れ下を向いて捌ける。
・日向の梅干し教室~助手は浦島~
梅干しを浸けようとした日向の元へ亀吉を探しにやってきた浦島。楽しそう!と歌いながら梅干し作成。途中で日向が梅が落としてしまうが気付かず、浦島が亀吉を探しながら落ちてる梅干しを然り気無く回収するファインプレー。見てて癒されるコンビ。
・梅干し作りが終わったタイミングで大倶利伽羅が二人を呼びに。名前を呼ぶだけで驚く二人に怪訝そうにしつつももう一度呼ぶ。どうやら初めて呼んだらしく二人に「だって『俺一人で充分だ』でしょ?」と引っ付かれる。馴れ合わなかった大倶利伽羅の成長にちょっとだけ信康様達を思い出してしまって切ない…。
・主の元に集まったが任務の説明は俺がすると主を止める。驚きが~とは言ってるが、ここが最初のヘイトコントロール。
・出陣先島原だと分かるとぎこちない松井にそもそも島原の乱を知らない浦島の対比が思い返すとしんどい。
・出陣すぐに本物の天草四郎が一歩間に合わず死亡。遺体だけでもと嘆く山田の頭を掴み松井に見覚えあるから確認。いつになく素っ気ない&遺体に対して死んだあれはモノだと冷たく告げる。
・本物の天草四郎が死んでしまったが、鶴丸は天草四郎だ!と告げる。どうやら三百年で石切丸がしたのと同じ事をする模様だが…浦島と日向も天草四郎を演じる事に。ちなみに大倶利伽羅は天草四郎は鶴丸基準では駄目らしい。
・三人の天草四郎
・My name 四郎!って歌うのがFGOの舞台キャメロットのオジマンディアスを彷彿させる。個人的にはこっちのがポップで賑やかな気がする。
・作戦を聞かれた鶴丸は「だーっと行ってどーんだ!」と説明。困惑せる日向が再度聞くも同じ回答。見兼ねた大倶利伽羅が「そのままの意味だ。ちなみに俺も分からん!…が、大体何とかなるから問題ない」とフォロー。大倶利伽羅の成長が分かるシーン。
・浦島&松井、豊前&日向+山田、鶴丸&大倶利伽羅の3人で分かれて行うのは人数集め。困ったらパライソ!って呼べば良いとアドバイス。ICOMもパライソな!と決めた模様。
ちなみに鶴丸以外はパライソと呼び、何とか人が集まる。
※浦島→キリシタンの人達が、日向→豊臣家臣ほ人達が。
・伽羅'sブートキャンプ~俺一人で充分だ~
最高にストイックに訓練する男だった。
・大倶利伽羅に石切丸の御幣を借りて来させ、受け取った御幣をバサバサ振りながら「祓います、浄めます」と物真似。それに対して「祓いたまえ、浄めたまえが正しい」「お!よく知ってるなぁ~^^」「別に……聞き飽きる程聞かされただけだ」審神者も、にやにやしちゃう。
・順調に人が集まってるかと思いきやトラブル多発。
浦島→とある兄弟の母を探すぞ!って意気込むが一揆に参加して殺されたと知る。でも年貢がキツイし、生きるためにやったのに…っと同情
日向→豊臣家臣だった人が無理やり他の農民を誘うが喧嘩に。一人がうっかり武器で怪我をさせたが、狂った様に攻撃し、加わらなかった農民を全員で皆殺し。パライソ!と叫ぶだけで、止めた日向の言葉も聞かない。
・人を助けたいと叫ぶ浦島と日向に対して、俺達が守るのは歴史だ。と冷たく言い放つ。ここでもヘイトコントロール。
・憎まれ役は俺。だから編成も作戦も俺だぜ?な、驚いたか?じゃねえわ。本当に鶴丸はいい加減にして…審神者が軽率に死ぬ。
・月に静かな海ってあるんだぜ~と博識な鶴丸
・月で何か思い出したらしく、一人で抱え込んで潰れかけた石切丸を知ってる大倶利伽羅が抱え込み過ぎるなよと忠告。大倶利伽羅の成長が著しくて死ぬ。それなのに鶴丸は平気だとどこ吹く風。押しが弱めな大倶利伽羅は伸ばした手をそっと引っ込めてて…ここのシーンでもしんどくて泣く。
・島原の乱は元々負け戦。城を得たタイミングで松井と豊前を鶴丸は幕府側へ向かう様指示。松井は考えが理解できず立ち去るが、豊前は把握した。「向き合わねぇといけないんだろ?でもあの時と違って刀じゃねえから俺が支えるさ」ってイケメン過ぎる。豊前が居てくれて良かった。
・幕府に降伏しようとする山田を牢に捕らえ、幕府の大将の元へ。天草四郎と名乗り、皆殺しの訳を聞き、戦いを二度と起こさせない為と把握し納得した様に戻る。
牢に捕らわれた山田に会いに行くが、おまえが始めた戦だから背負い生きろと突き放す。なおこの時最後のセリフ以外はどう考えても空に浮かぶ三日月を通して三日月宗近に問い掛けてる。
・城を攻め落とす幕府軍としてキリシタンと戦うが松井は斬れない。寸前で手を止めてしまうが、そこに颯爽と豊前が参戦し、ためらいなく斬る。それに松井困惑。豊前は「自分で背負えないなら俺が背負ってやる!丁度、両手が空いてるからな」
豊前が沼に落としてくる。深すぎる。
・餓えに苦しむキリシタン達を何とかしたいと浦島と日向が釣りへ。これは鶴丸がこれから起きる事を見せたくないから遠回しな気づかいにより発生。そういう所だぞ鶴丸国永。
・意を決意して戦うも兵糧攻めの城で見掛けた幼い兄弟が斬れず座り込む松井。それに対して目を反らすな!と鶴丸が叫ぶタイミングで運悪くも幕府軍の物に兄弟は刺される。任務完了だと帰ろうと促す鶴丸に対して他のメンバーは兄弟の元へ。兄は瀕死で浦島がよくやったね!と涙ながらに褒め、弟はまだ息があり助けようとすると『もののべ』である幕府の大将の発破(忍者)が回収。その際三日月からの言伝て「余り無理をするでないぞ」「しゃらくせぇと伝いといてくれ」
なお、息がある弟を真っ先にお姫様抱っこして治療させようとしたのは大倶利伽羅。
はーぁ、しんどい。確かここで松井が鶴丸を殴った。どっちの気持ちも分かる分だけ……歴史って重いね。
・死んだ兄に本物の天草四郎から回収した十字架をつけて立ち去る鶴丸。後に幕府軍はそれを見つけて、天草四郎とした。
なお、立ち去る前に鶴丸は海に向かって「歴史で悲しい役割背負わせられるってふざけんなよ!3万2千人全員!助けろよな!」って叫ぶ。すっきりした~と笑う鶴丸を待ってた大倶利伽羅と去る。が、ふらりとした鶴丸を支えて「無理するな」「大丈夫だって!そうだ松井に殴られてスッキリしたが、殴られた分はちゃんと返さないとな~ 」ってやり取りある。しんどいおぶしんどい。
・浦島が鶴丸信頼してよいって理由を松井に問われ、長曽祢兄ちゃんから三日月さんと鶴丸さんは本丸の初めの頃から居たから頼れってと回答。成る程と思いつつも殴った後から会話してないと落ち込む松井。豊前がそんな事ないって~と言うタイミングで御幣を返しといてくれ!嫌だお前が返せ!とわちゃわちゃする鶴丸と大倶利伽羅が登場。話すきっかけに、と出場前に浸けた梅干しを食べないかと松井が誘って仲直り。
なお、梅干しは塩分濃度を日向が間違えたらしくかなりしょっぱい。大倶利伽羅のみゆっくり咀嚼し、おかわりを求めてた。いっぱいお食べ……
ダイジェストだけど思い出すのもしんどい。静かな海とかとんだ詐欺だよ……業火の海のインフェルノに改名して欲しい。
【2部】※コロナウイルスの影響でコーレス&客降りなし
・最初はキンブレ点灯NG。前作同様歌い出したら光らせてOK
・お面を着けて、木でできた可動式の扉を開けて出て引っ込む男士。あまり自信無いけど、歌合で松井が着けてたのと同じお面?
・第一形態は葵咲と比べるとデザインは少し異なり王子様系に近い。動く度に衣装がひらっと広がるひらみのある素晴らしい衣装。ひらみは今作もある最高。
・全員歌唱(新曲)→MC→松井ソロ→大倶利伽羅&豊前のデュエット(格好いいセクシー枠)→浦島&日向のデュエット(可愛いポップ枠)→鶴丸ソロ→タカラモノ(客降り曲)→新曲(脱ぎ曲)→戦うモノの鎮魂歌-レクイエム-(人間キャスト)→刀剣乱舞
・ひらみ最高!って感じで記憶ほぼ無いけどアップテンポで楽しい曲。
・MCは今回コーレスが無いので、拍手で盛り上げ。今日は鶴丸が声出し担当だったけど、今までの公演と同じならば日替わりの可能性あり
確かここら辺で浦島君は亀吉を肩に乗せてた。
・松井君のソロこう、もの悲しくなる。しんみりしやすいバラードだからかなぁ…。ここも割りと記憶は定かではないけど、顔が良いのは確か。
・浦島君と日向君はデュエット曲で唐突に大縄跳びする。足を縄に引っ掻けてしまう日向君が縄を回してたアンサンブルさんにもう!ってポコポコ胸を叩いて絡むの可愛いし、それをまぁまぁって宥める浦島君がお兄ちゃんっぽいのも最高に可愛い。可愛いの極み
・客降り曲でまさかの厚樫山異聞の2部で歌ってたタカラモノが!!!ここで来ると思わずひぇってなった。優しく微笑みながら歌ってわちゃわちゃするなんて聞いてない……安らかな死。
・脱ぎ曲はコーレスが無いタイプの新曲。私が聞き覚え無いだけで既存曲だったら申し訳ない…。そして脱ぎ曲と言えば男士が使う小道具だけど、まさかまさかのバチに長い布が付いた物で、男士も全員太鼓を叩く。鶴丸は歌合よりも背中の筋肉ついてて雄み強いし、露出高いセクシーサンキューな豊前は双眼鏡で覗いたら死ぬので推しの方はより注意。可愛い枠の浦島&日向か、美人枠の松井ならまだ生存できる…と思いたい。
・繋ぎ曲は人間キャストによる厚樫山異聞の出陣曲だった戦うモノの鎮魂歌-レクイエム-。正直言って今回の話の後にこれ聞かされるとか本当に公式は鬼。最後の最後でしんどい死。
しんどさの極み過ぎて、私は一切顔上げられなかった。気になる方は公演後に歌詞を見てみると良いかと…。
結論としては1部も2部も皆死ぬのでお墓必須。強く生きてね。