トリスタン推しの円卓感情クソデカオタクによるキャメロット映画感想
これは、カルデアのマスターが人理を修復する物語ではなく、1人の騎士の贖罪の旅の果てに焦点を当てた映画だと思う
※たった今マテリアル読み返してきました
※舞台も観に行ったのでその話も若干入っています
※ベディとトリスタンに感情クソデカ女です
【良かった点】
・ベディ視点の特異点での出来事が描かれる、というのが新鮮だった。
・ゲームや舞台でのわちゃわちゃ感がない分、ベディから王・円卓に対するクソデカ感情に集中しやすかった(シリアスな雰囲気が壊れないので)
・アーラシュがあまりにいい。顔もいいが、場を和ませつつ話を回してくれる最高のお兄さんだったし、ステラの宝具演出は最高だった。ゲームではわりとあっさりしていたので……
・トリスタン推しが製作にいます???残忍さが500%マイルドになってた。
・ベディの回想(カムランの丘、聖剣を返せなかった森)がきちんとあったので、ベディ目線のつらさがリアルタイムでよくわかった。ここは舞台と同じ感じでとてもよかった。
・女の子たちかわいい
・ニトちゃんのウインクよ………5億点!
・トリスタンに人の心があった……ベディを切り捨てる反転クソ野郎だったのに………
・出会った瞬間、トリスタンの目に気付くベディが天才すぎた、二次創作か??(ちなみにゲームでは普通に目を開けてた、なんでww)
【悪かった点】
・ファラオ周辺の改変が適当、たぶん後編の光の壁のとこで宝具ぶっ放すお助けファラオ程度の認識なんだと思う(失礼)
・ニトちゃんは可愛かったし、マシュとのお風呂サービスシーンはいいんだけど、それを入れるならニトちゃん攫われる事件ねじ込んだ方が良くなかったか?
・ロマニ空気すぎたwwまぁこれはベディ視点だとほぼ関係ないから仕方ないのかも。
・三蔵ちゃんの出し方が意味わからん……普通に砂漠で出会って良くなかったか?なんでファラオのとこにいた?面白枠をこなす時間もなく突然弟子認定してくる謎キャラになってた。
・ベディも三蔵ちゃんもぐだおくんもアーラシュも、ゲームでの「ちょっと愉快で親近感の湧くムーブ」ががっつりカットされてて悲しかった。(特にアーラシュに人間宝具ぶっ放しやって欲しかった)
・ぐだおくんが、ゲームでは愉快で真っ直ぐな普通の子だったはずなのに、正義感に溢れたちょっと面倒な主人公感が出てて残念だった。なろう系とかで主人公になってたらちょっとイラつくタイプ。
【全体の総評】
これは賛否分かれるな、という感じです。
神聖円卓領域キャメロットの名前を冠しているけども、あの物語の全てのキャラを魅力的に描く気はないんだろうな……とは思いました。
ベディヴィエールの贖罪の旅というところにフォーカスを当てて考えると、ゲームでは感じられなかった(わりと舞台に近い)ベディの覚悟や特異点での感じ方がよくわかって、推してるオタクとしてはとても良かったです。
ただ、やっぱり円卓以外(アーラシュは別かも)のキャラの描き方が適当で、「出しときゃいいや」のダイジェスト感が気になります……それなら舞台のようにそもそも出さなくてよかったのでは?
まぁでも、舞台は女子キャラ(とトータ)をなしにしても客が入るけど、fateシリーズの劇場版となると男性向けにも人気そうなキャラ出しとかなきゃ〜って無理やり詰め込んだのかな………🤨
めちゃくちゃわがままを言うと、前後編じゃなくて三部作にして、もう少しきっちり他キャラのストーリーやって欲しかったな……とは思いました。
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ここからはベディとトリの腐女子の独り言なので読まなくていいです
トリ「最愛の友」で爆発四散したんですけど、なんなんですか?そんなことどこでも言ってなかったが!?
ベディとトリの友情爆推しすぎて死ぬ、なんなの…………そもそもゲームではあまりお出しされてなくて、「舞台でトリだけ呼び捨てにするベディ」程度で死に至っていたのにこんな、こんなの……無理がすぎる………