ぱべ アルバム曲のつれづれ(テキストライブで書いてたやつ)
演目
・一番好きな一曲目かもしれん
・マーメイドスキャンダラスのBPMがもうちょっと高かったら僕が死んでた話
・「スローカーブを、もう一球」というノンフィクション小説があってだね……
・摂食ビジランテ、一生すきになれない
・夏影テールライトとかいう旅はまだ終わらない曲
・世界
・弥生町ロンリープラネットの歌詞がすっげ~好きなんですね、特に超冒頭
・もうなんとかなるぜモードでいいよめんどくさい
・101回目のプロローグは101回聴かないと分からん
・総括
・一番好きな一曲目かもしれん
hatch i Need? あなたhatch I Needって言うのね??
いやもう昨日ねえ……夜中にね、いきなりさ、あPatrick Vegee聴いてみようかしらとか思いたってさ……聴き始めたら死んだんだな、これはまずいと思ってやめた マジで一番好きかもしれん歴代のド頭核弾頭ベイビーズの中でも際立って核弾頭、みんな死ぬ 俺も死ぬ、お前も死ぬ、世界も死ぬ
フォロワーが言ってて気づいたけど二曲目とそう繋がってるんだね、ていうか今回曲間のつながりが笑っちまうほどに露骨すぎて、公式デッキが最強すぎるTCGみたいな感じになってるのめっちゃおもろい
CITSとどっちが好き?とこれから8回くらいは聞かれそうだけど、アルバム全体で言えばCITSのが好き、ただ曲単体で見たときにこのアルバムはちょっと強すぎる なんかな~~強すぎるな、強すぎる これしか言えない
綽綽←読めない めんめん……?と思って曲聴いてへえとなった しゃくしゃくね、しゃくしゃく
癪にさわる構成をしておるねほんとにね
でーんでっでっでーんのとこがロトカ感があっていいので、MVをみんな観るといいよ KEYTALKの
マジでなんも考えてないのでなんも出てこなくて大変申し訳ない じゃあやるな
のめ先のコメントが見えた びっくりした いつもありがとう
別窓でTwitterの通知欄を眺めながらやってるのでどっちのコメントにも気づく有能采配
でしょう、チャットを見ながら書くと思考がめっちゃ邪魔されて頭がバグるのもやべえくらい新鮮 語彙がデンジくんになった
ちがうhatch I needの話がしたいんだ(needが打てなさすぎて焦った)
ユニゾン、曲のプレイタイムどんだけ短くてもABサビをだいたいつくってくれるからお得感がパない ありがとうの気持ちになっている だから101回目のプロローグみたいな冗談みたいに長い曲がくると「重い!!」となってしまうのも愛嬌と言えば愛嬌 ただこれくらいのプレイタイムでボコボコにしてくれるほうが精神衛生上大変助かる
ファンの愛が重いバンド筆頭株みたいなとこあるけど(偏見しかないTLを見ている)ユニゾンも大概重いバンドなのでまあトントンですね
hatch I needのサビがすっげ~もうすっげ~好き ああいうコード進行に、いやコード進行かはわからないんだけどさ
そうそう雰囲気、雰囲気だね、それだ 高威力高火力高出力 中華料理みたいな……中華料理?
舞テンションソング的な……
骨を折るのも骨が折れるっていいフレーズだな、肉と一緒に心も切るフレーズ 最高
骨折り損で原油くらい儲けてるくせにな 一生美味しいもの食ってくれ
サビの「オーベベーベベー」みたいなの好きすぎて政党を立ち上げたい
スクショは勝手にいいよ 煮るなり焼くなりしてほしい
なんばhatchに行くたびに血圧が上がる人になりそうでもう大阪に行けない
そろそろ豆の話をしようか さすがに あと五分で終わるつもりなので(演目とは?)
・マーメイドスキャンダラスのBPMがもうちょっと高かったら僕が死んでた話
これ今日の運転中の話なんだけどhatch I needでテンションどかーんからのこの曲のイントロだったからもうアクセル踏む足がマッハよマッハ、黒足の惨事 あとBPMが10早かったら歩道橋にぶつかって死んでた
でも実際問題この曲、ライブ版になるとどこぞの場違いよろしくBPM魔改造されてライブキッズを脱水で全殺ししそうな気がする
豆さ~~~だめだもう、これはみんな好きな豆だ グリンピースは食えないけどこれはイケる
何言ってんだろうな僕
僕はグリンピース食える
そうなんだよな~2番打者のくせにな~~~素振りで球審殺してるもんな……
(10/4追記 最近の大リーグでは2番が強打者らしい へえ~グローバル)
実はグリンピースはイケるんですよ あんなもん噛まずに呑み込めば錠剤よ
田淵智也の新規四字熟語シリーズ:遺恨検証
田淵智也がランダムに漢字を四個羅列して新しい四字熟語を作ってる可能性
5分経ったのでここからはロスタイムです
アンコールってうっちゃった間違えた ここまでは話そう 書こう?
人魚姫の話をぼ~んやりしか知らんので歌詞について語ることが何もできない教養0マンですまぬ
そうねえ、スキャンダラス……人魚姫にうそをつく下りってあるのかな
まあいいや
Lisaにカバーしてほしい曲が増えた印象がある マジで
最近ボーカルイントロの曲、ゾ以外でも増えたなーって思ってたけど、こうも巧妙な使い方されると拍手しか出せない 2曲目に引き継ぐのはズルでは?審議審議 無罪だろうが成敗
審議と言えば出てくるシューゲイザーなあの方
そういえばどっかで今回審議爆弾って歌詞なかった? 空耳かな
解決した 時限爆弾だった 世界め……
そりゃ歌詞カードを見ながら書いてるからね 抜かりなんてものは無い 顔面偏差値くらいない
どうでもいいけど顔面までうったら顔面偏差値が予測変換に出てきて笑った ろくな変換をしてない
顔面偏差値と引き換えに失うものとしてギリギリ許せるもの:冷え性
そっか~人魚姫……(強引につなぐ)
いやもうこれは仕方ない、マルチタスクが出来るやつが無双できるゲーム 凡人は踊るしかない ぼんじりを食うしかない
凡尻と書くので うむ
気が付けば垂れ流していたPatrick Vegeeが二週目になったのでそろそろ終わります センキューセンキュー
続きが書けるのであればまた時間をとってやるので暇で暇でしょうがないならまた遊んでほしい ではでは
・「スローカーブを、もう一球」というノンフィクション小説があってだね……
内容をかいつまんで言うと江夏豊っていうなんかレジェンドらしい人が、プロの試合だかなんだかで打者を何人か連続で打ち取った際に投げた21球とか、そういう何十年か前の野球の伝説となったいいくつかの場面を当事者へのインタビューを通して追ったノンフィクションの掌編集というか 僕は野球自体に興味関心が薄すぎるのであんまりこうぐあ~となるみたいなことは無かったけど、CRYAMYのカワノさんがインスタで絶賛してたから読む人が読めばおもろいのでは ちなみに野球経験のない著者が書いてるそうな
そんでその江夏豊の投げた21球のなかの19球目が、なんかいい感じに打者の裏をかいたスローカーブでスクイズを失敗させたかなんだかで結構有名だそうだ だめだふわふわしてるなあ まあなんですか、これを踏まえて聴くと「直球です」とか言うから~のあたりはそれっぽいのかな? スクイズはバントだが
ユニゾン何気に野球を思わせる歌詞とか曲名結構あるわね ギャクテンサヨナラもそうだし
そこはかとなく野球感があるよねメインリフ どこがどうみたいな話は出来ないんだけど
即日解雇に処しますねってどんな権利があって言うとるんじゃ
しかし何というか、いつも思いますがこういう変化球も豆みたいな豪速直球も持ってるユニゾンとかいうバンド強いな 手札が多すぎてそろそろピッチャーマウンドから発砲でもするんじゃないか ルールブックに打者を射殺してはいけないとは書いてないとか言いながら
すごいギターのハガネがやばいやばい、ここだけケバブを食べながら書いたとしか思えない
このアルバムは曲間のつながりも相成って個性の強い12曲が集まっているというよりは数珠つなぎで一つのヤバイ作品みたいな感じがあるけど、この曲はちょっと逸脱してるというか、足並みそろえてないとこがあるよね 良いスパイス
ただまあ正直、豆とレイテンシーの間のコミカルサウンドという感じもあるから、今の印象としてはちょっと影が薄い感じは否めないかな……何度か繰り返していくとまた化けていくかもしれない 意外とライブ化け枠はここかもね
・摂食ビジランテ、一生すきになれない
なんでかって言うと出てくる名字に問題がある あのね、小林と浜崎はダメですね……
リアル知り合いにいるので苦手なんですよ それも割と苦手な方 特に地元柄なのか後者は結構多いので……顔がちらつく
まあ僕のリアル知り合いなんて「苦手」か「超苦手」か「塩酸に溺れてくたばれ」しかいないのでマシな方ですが
ただサビめっちゃ良いんだな……サビはもうめちゃくちゃ好き なんならhatchと並んで一番まであるかもしれない
今回の中ではめちゃくちゃ毒を吐いてる歌詞だな~と思う ただこういうシニカルな歌詞を考察しすぎると個人の思想をどう解釈するかみたいな話になりかねないからちょっと苦手なんだな 右左みたいな話になりそうで 音楽で政治やら昨今の世界情勢やら社会問題やら、そういう賛否が分かれてややこしくなりがちなテーマを語るなら半端ではダメだ、突き抜けないといけない
ただ田淵智也とかいう鬼才はつくづく言いたい(であろう)ことをとにかく回りくどく表現するのが上手いなあと こっちの想像力を煽るのと、煙に巻くことを同時に行ってくる ような気がする 他人の考え方とかにとやかく言うつもりはないけど、彼の考え方はだいたい肌に合うなあと あくまで大体よ 分からんとこもあるし
こんかい2分くらいでスカッと殴ってくる曲が多くていいですね、なんとなく今の僕のトレンドが短時間でドカッと殴ってくる曲なのでこの傾向はちょっと嬉しい 最後の曲が長いからその帳尻合わせな部分もあるのかな
これは極めてどうでもよい話なんだけど、フォロワーが「ビオランテ」を引き合いに出してから何回も曲名を間違えそうになるので訴訟したい
実際摂食ビジランテより摂食ビオランテの方が語呂良くないか? 気のせい?
ビジランテは自警団って意味らしいんだけど、摂食自警団ってどうなんだろう 絶対交わらない単語が混じりあってるからなあ 例えるならなんだろうな、ゴリラマヨネーズみたいな……30秒考えて出てきたのがゴリラマヨネーズなのは人としてどうなんだろうな
・夏影テールライトとかいう旅はまだ終わらない曲
まだPV観てないんだよな、観るか
流星のスコール感があるPV
mouse to mouseっぽいとこがあるって他の方のブログを読んでああ~~~となった 田淵智也の必殺メロディ 必ず殺すと書いて必殺
夏がちょうど終わるタイミングでアルバムが提供されPVが公開されるのは粋ですねとても
これなんか普通にとてもいい曲なので語ることがあんまりない 末永く愛されてほしい
「方程式」と夏ってだけで勝手に「8月~」のアンサーソング的なあれかと思っていた時期があったんだけど、歌詞見比べてもまああんまりつながりはないからその学説は否定された
概念としての夏、の魅力を詰め込んでいるようなそうでもないような……さっきからめちゃくちゃふわふわしたことばっかり言うてる気がするな
他の季節と夏を「芸術作品における表現の媒体としての扱いやすさ」という点で比較した時に夏が他の季節より優れている点は、おそらく快活さに見える影や無邪気さに内包された儚さと物悲しさみたいな、その季節の持つ二面性の対比、コントラストがはっきりしてることだと思うんだけど、それが如実に出てる詞だなあと
「映し出せ その影を恋と呼ぶように」で前で何度か使われてた「夏影」の単語が一気に色めくのがとてもいい 爽やかな叙述トリック
ちなみに演目のタイトルに中島みゆきエッセンスを含ませてるのは特に何の意味もないです プロジェクトX好き とくにフェアレディZ開発秘話
・世界
はい問題児
世界レベルの問題児
ファンシーとは何だろう
これをやってしまったことによって、次のアルバムがあまりに怖くなってしまったね もう何をやっても不思議ではない
何がすごいってこんな滅茶苦茶な歌詞で滅茶苦茶な情報量の歌をMVに昇華させた監督がスゴイ どんな頭してるんだ 大体なんでこれをMVにしようと思った?
フォロワー曰くカラオケでは意外と歌いやすいらしいがそれは多分人間を超えてるからです こんなのを歌ったら普通は舌を噛み切って死にます
大体「どうせ一聴じゃ読み解けないから」っていうのはリスナーが言うことなんだよ そっちが言うな
ラディアルナイトチェイサーと同じく「斎藤君にこれを歌わせたい」が詰め込まれた田淵の嗜癖フルコースみたいな感じなのかな
歌詞カードのハッピー!の「!」で無限に笑える 誤植ですか?
ていうかMV観返して気付いたんだけど「The Fancy is lonely」はMVには無いのね あったら米欄がウザかっただろうからいい判断
「The Fancy is lonely」で曲の印象が全てが裏返るのも粋というか、長く歌詞を書いてないと出てこない発想だとは思う
fancy、という単語はメルヘンチックとか、ラブリーとか、そういう世間から数センチ浮いたポップでカワイイ印象を抱いてしまうし日本人が用いる印象としては実際に間違ってはないんだろうけど、本来の意味は結構いろいろあるらしい 個人的には「装飾的」と「複雑な」が気になったというか
まあでも難しいこと考えたところでな、サングラス真顔ダブルピースで騙される弱い生き物なので
・弥生町ロンリープラネットの歌詞がすっげ~好きなんですね、特に超冒頭
他者と自分は何によって明確に分断されているかって言うとおそらく「輪郭」なんですよ 世の中の有形であるものはすべて輪郭を持って輪郭によって明確に分断されている 輪郭という壁を超えることが出来ないから、人は他者との交流を得るために四肢があり精器があり五感があるわけで それを踏まえて考えると人間もその他の生物も本質的にはどこまでも孤独な生き物で、本当の意味で他者と交わることは出来ないのかもしれない
これはヒトリエの記事を書くときのためにとっておいた話題なのでいつかまた詳しくは書くと思うんだけど、弥生町ロンリープラネットの歌詞の冒頭、「僕らは孤独な星だから」ってフレーズでそれを思い出して、すごく胸が熱くなったんですね
生まれ落ちた時が一人なら死ぬ時も一人である人間は結局どこまで深いところで繋がろうとずっと一人なんだなって思うんだけど、だからこそまばゆく見えるのが、けして届かない位置にある他者であり輪郭の外で起こる事象なのかなって思うんですよ その極めて言語化しづらい無情感というか、虚しさ、そこに内包された愛しさみたいなものを音楽に詰め込まれていてなんかもうとてもグッときたというか感無量というか 嬉しかったです
これ年明けの、ちょっと温かくなってきたくらいの時に聴いたら全然違って聴こえるかもしれない 楽しみ
バラード枠にこういう曲を持ってこられると本当にダメです ユニゾンのバラードってわり何回か繰り返し聴いて馴染んでくる感覚があるんだけど、これは音源で聴いてすぐ好きになった 配信ライブで聴いてたのもデカい
椿町ロンリープラネットを読んだらまた感想が変わるのかしら いつか読んでみたい
・もうなんとかなるぜモードでいいよめんどくさい
これな~これとても良かった simple simple anecdote
「今日はなんとかなるぜモードでいいや」のこと、「せいぜい明日も頑張って」くらい好きかもしれない
個人的にぱべライブでアンコール一曲目にやってほしい曲筆頭 ほんとに
cheap cheapと曲名が似てるなあという感想を抱いたんだけど、聴いてみたら曲名と短さ以外に共通点は無くてああ……となった
「瞬間」と「循環」と「逡巡」で地味に韻を踏んでるの、日本語であそぼの才能が半端なくてニコニコしてしまうな
個人的には、個人的にはだよ、これと最後の曲の順番逆が良かった……これが最後がよかった
でもこれが最後ならあれか、ちょっと小ぢんまりとしちゃうのは否めないのか でもなぁ……
曲の構成的にもメロディ的にも、このアルバムの中では一番ストレートというか、分かりやすくカラッとしてていつ聴いても同じようなテンションで聴けそうでいいなあと思う 自分の精神状態をフラットな位置に持ってきてくれるような気がして
この曲に励まされるようなことも今からあるんだろうなあと思うけど、この曲に励まされないといけない未来がくるのは勘弁してほしいなとも思う 全部が嫌になったとかなかなか言わない 全部わかんなくなるのは日常茶飯事だけども
書くことなくなった
hatchがなかったらこの曲がダントツで好きでした hatchがやっぱバグ あればっかり聴いてる
・101回目のプロローグは101回聴かないと分からん
かれこれ7週くらいリピートしたけど未だに曲の構成も歌詞も呑み込めてない これはなんかずっと後まで尾を引いてあるとき魅力が暴発しそうで恐れている 見えている核爆弾 盛り過ぎなんだな
田淵智也とかいう人は多分同じようなテーマをその豊富な語彙でいろんなパターンに焼き増しして歌詞にしてるとは思う だから多分今までリリースされた音源とそこまで異なったようなことは書いてないんだろう
ただなんというか、ちょっとファン側に近寄ってきたというか、ツンツンしてたものが丸くなった感はある気はする もむもの時も「手」を主題に、曲が進むごとにちょっとずつデレていく歌詞が話題になってたけど、なんとなく年を(歳を)重ねるごとにその時々の適切な距離感というものを測りなおしてるのかなと 多分今は昔から考えれば近づきすぎなくらいがちょうどよかったりするのかしら SNSもあるし
というかまた4年先延ばしにされてるのウケるな 10%は2016年だったよね?
2017だった……大恥
いまひたすらこの曲をリピートして必死で書くことを探してるんだけど、やっぱりまだ「分からん」が強いのが逆に新鮮 いろいろ要素が詰め込まれ過ぎてめちゃくちゃ咀嚼に時間がかかってる 普通の人ならこんだけいいいメロディ思いついたらわざわざ1曲につめこまずに2曲くらいつくるんじゃないの
それはさておきこれライブで聴いたら一番楽しそう 間奏とかいちゃつく前提の尺としか思えない キメも多いし
いつかのブログで書いたんだけど、読書の魅力についての話をしたのね 読書の魅力は読み続けることによって自身の知識が蓄積して自分自身の価値観までもひっくりかえすことではないか的な GRAPEVINEの記事だったと思うんだけど プロローグというのが自分の何かが変わった・自身の何かが書き替えられたタイミングで新しくものを見ることだとするなら、彼は多分いろんなものを通して価値観やら自身の立ち位置やらをアップデートしていったんだろうなと、そんなことを書こうと思ったけどこじつけがすぎるな
けど冗談交じりに自分は出来ることしか出来ないと語る彼の作る音楽が、毎年違った表情やアプローチを見せてくるのは、きっと想像も及ばないような数の色んな物事を噛み砕いて血肉にして、自分を俯瞰で見つめながら随時価値観や好みを書き換えていってるからなんだろうなとも思うわけで
真面目な話があまりに性にあわないことが分かった
あれだけ結果を出しておいて、こんなメッセージ性の強い曲の詞で「迷子みたい」って書けるのは間違いなく田淵智也の強さでしょう 信頼しかない
・総括
事前情報、とくにUsideを買った時のQRか何かの特典映像で言ってた「ロックテイスト」的な発言で僕はマジで聴くのが怖かったんだけど(CITSをボコにするスーパーやべえやつが出てくるかもしれないと思って)いざ聴いてみればCITSとは結構カラーが異なってて安心した。まだ僕はCITSがダントツで一番好きだと言える すごいいいとこに収まったアルバムだなあと思いました。あれだけ個性の強いシングル陣を違和感なく盛り込めるものなのかと密かに心配はしてたけど、他の収録曲でがっつりお膳立てしながらもそこだけ突出して凸凹な構成になるなんてことはなく、足並みがきちんとそろった構成になってるのはさすがの一言。
春が来てぼくら以外は全部3人の楽器の音しか入ってないらしく、ロックテイストの言葉は嘘偽りないことが分かったんだけど、CITSから攻撃力を引き算して、その分だけやりたい放題を詰め込んだような、いい意味でカオスな、しかしきちんとまとまってるアルバムになってる ツアーがとても楽しみ
というわけでおしまい 楽しかったですありがとうございました