@2zisousaku
剣伊前提のプランツドール伊ネタ妄言まとめ 🦋で騒ぎまくったものをまとめた
一見すると剣くんがプランツで伊が持ち主に見えるふたり、剣くんが持ち主で伊が喋るタイプの戦闘型プランツ
ただこれをSR時空でやるとまず「ミルクと砂糖菓子」というのを入手するのが困難では? となるのと、やだやだ剣くんが近付いたら伊が目覚めたってやつが良い~~~!! と私の中のクソオタ部分が騒いだので何か……謎時空という事で……
伊が喋るタイプのプランツなのは地だけが気付いてる ドロテアちゃんもちょっと気付いてるかもしれない 優秀な魔術師なので
戦闘型プランツ、メンテ(主に精神の)が大変なのでパートナー的な補助プランツが必要で、大体セットで育てられる事が多い 伊の補助プランツはカヤちゃん
サポートプランツ居ない(死んでしまった)戦闘型プランツ、どれだけ持ち主と相性良くて愛情が足りててもメンタルメンテはサポプランツに敵わないので衰弱して枯れる その為、戦闘型プランツ本人よりもサポプランツが狙われやすい(なので地はカヤちゃんを狙う)
ただでさえお高いプランツ、観用ではなく戦闘用だとすげ~金額になるし、サポプランツも必要なのでそれこそ大富豪じゃないと引き取れないし、彼らが望んだところで当のプランツが目覚めないと金があったって無理
でも剣くんは金はある、ついでに言えば伊のお眼鏡に叶うなんてレベルでない技をお持ちあそばされるのでまあ普通に目覚める 伊は「すごい! こいつはとんでもない絶技の持ち主だ! やっと現れてくれた!!」くらいの歓喜の笑みだったんだけど座ってるし上目遣いだったもんだから剣くんは「にこっ」程度にしか見えてない 最初からすれ違っとる 兄が目覚めた事を察知して隣で眠ってたカヤちゃんも起きて剣くんににこってする
店主の女武蔵(伊とカヤちゃん育てた職人は男武蔵)(儂が育てました✌)から説明受けた剣くん、「噂には聞いていたが随分面倒くさいな~、だがまあ退屈しのぎにはなるか」ってちょっと立ち寄って覗いて見ただけなのに自分に呼応するプランツが居るとは思ってなかったから枯れたら枯れた時だ、くらいにしか思ってない
でも引き取って家に連れて帰ったらまあ二人ともてきぱき働くしごはん作ってくれるし掃除してくれる えっ優秀なハウスキーパーでは……? になる剣くん 飯は本当に美味い 終わったら二人して部屋の隅に座ってお互い凭れかかってじっとしてる
「きみ達、食事は?」と聞いても二人とも首を横に振るだけだし、机に出された食事は自分一人分だけ そう言えば店主がミルクと砂糖菓子と言っていたし買ったんだった、と思ってミルク作って部屋の隅に居る二人にあげると、カヤちゃんは両手でマグカップ持ってふうふう冷ましながらゆっくり飲むのに対し、伊は ゴッ て一気飲みする
伊「馳走になった」
カ「ごちそうさま!」
剣「きみ達喋れたのか??!!?!?」
ここで初めて二人が喋る事を知った剣くん、店主~! 喋るタイプだと言え~~~!!! になる
カ「あたしは兄ちゃんの為だけに作られたプランツなので、兄ちゃんが枯れたらあたしも枯れます」
伊「俺はカヤが居ないとメンテされなくなった機械と同じだから、カヤが枯れたり不測の事態で死んだりすると枯れる」
剣「店主の説明にそんなのあったか~?!」
伊「「詳しい事はこの冊子に書いてあるから読んでね」と言われていたではないか」
剣「そういう大事な事は口頭でも説明するものなのだ!! ええい、この私の元に来たのだ、枯れる様な事はさせぬぞ!! 私の名に誓って!!」
伊「おまえの名を知らんが」
剣「名乗ってなかった……セイバーと呼べ、まだ本名を教えたくない」
剣くんは心から気を許した相手にしか本名を教えないし、今まで家族以外で教えたのは昔恋人だった女の子だけ 不慮の事故で剣くん庇って死んでしまった
どこぞの跡取り候補なので命を狙われやすく、ひょっとするとその「不慮の事故」も「誰かの故意」だったかもしれない 今となってはわからない
それ以来人間不信になって、めちゃくちゃ強くなったは良いけど、護りたい人はもう居なくなってしまったという経緯がある
なので本来なら戦闘型プランツなんて要らない(自分の方が強いから)んだけど、呼応して目が覚めちゃったなら捨て置く訳にもいかないし、何より店主の女武蔵ちゃんにゴリ押されてしまった……
多分これ何かのふぁんたじ〜世界ですね そういう事にします なので伊もカヤちゃんも着物着てるけど椅子もテーブルもあればガスコンロ付きのキッチンもある ご都合主義〜!! 二次創作だから許される いや一次創作でも許されるよ
伊とカヤちゃんは剣くんのお家に来て一頻り掃除とかごはん作りとかの家事やった後、ちゃっかりソファにあったクッション2つを頂戴して部屋の隅で自分達のスペース作った 伊はでっかいクッションはカヤちゃんにあげたし角っこに座らせて自分が守れる様にして座ってる お互いにちょっと凭れ掛かりながらなので、二刀がカヤちゃんに当たらない様に常に気を付けてる
護衛について行くと言って聞かない伊に要らぬと言う剣くん でもカヤちゃんから「兄ちゃんが見聞きしてきたものをお土産話で聞くのが好きなんです」と言われて「ぐぬぬ……媛の頼みには弱い……」となる剣くん 「今後はカヤの頼みと云おう」と思ってる伊 このプランツ伊は強かなんだけどまあ原作の伊がそもそも強かだから……あざといし……
今でも剣くんは多方面から狙われていて、度々襲撃とか受けてるからそれに応戦する感じ 伊は確かに強いんだけどやっぱり剣くんの方が強くて、「きみ、私を護衛するのであれば足を引っ張らないでくれ」とか言う
伊はその言葉に む となるけど、その通りなので何も言えない なのでより一層の鍛錬する様になるし、剣くんが繰り広げる剣技を貪欲に見ていくし、見る間にその剣が研ぎ澄まされていく
そんな伊に対してやや昏いものを感じる剣くん、伊とカヤちゃんが寝てるのを確認してから武蔵ちゃんにコンタクトを取る(ミルクと砂糖菓子の配送依頼も兼ねて)(と言っても砂糖菓子はカヤちゃんしか食べない)
武♀「あれ、云ってなかったかしら。伊織くん、元々は銘無しの観用だったのよ。戦闘用じゃなくて」
剣「初耳だが?! と云うか、銘無しとは何だ?」
武♀「そのままよ、名高い職人のプランツは銘有りでその他は銘無し。銘は名字になる事が多いわね」
剣「……という事は、きみではないムサシがイオリを養育し直したのか?」
武♀「そういう事、伊織君並みに話が早くて助かるわ。あの子、違法なプランツの養育施設で育ってる時に当局の捜査の手が入ってね、責任者が全部のプランツを夜のうちに始末したのよ」
剣「な……っ、い、命を何だと思っているのだ?!」
武♀「ふふ、君はプランツにもそう云ってくれるのね。残念ながらそうじゃない者も多いのです。伊織くんは最年少でね、他のプランツ達が護ってくれたんですって。でもその子達も殺されちゃって、名運尽きたかと思ったその時に、助けに入った誰か解らない剣士が居たらしくて」
剣「………」
武♀「それから私じゃない武蔵の所で預かりになって、養育し直したら戦闘型になっちゃったんですって。だからカヤちゃんを造ったのね」
剣「そういう事は売る時に云ってくれぬか」
武♀「そういう事は本来信頼関係を築いた持ち主にプランツが自主的に教えるものなのです」
剣「ぐぬぬぅ〜……」
プランツは基本的に少年少女型ばかりであるのに何故伊が成人型なのか何となく察した剣くん、きみはその夜に未だ囚われたままなのだなあ、と思いつつも、でもいきなり態度を変えるのもおかしいし、でいつも通りの対応になる
でも武蔵ちゃんから言われた、「本来観用として造られたプランツが戦闘型になるなんて前例が無い」「元から戦闘型ではないプランツと思えばあの子は規格外」の言葉に、今まで関心を持たなかった伊の立ち回りや剣技をちゃんと見る様になって、確かに言われればそうだと思い直す様になる
対する伊は「最近厳しい言葉が無いな、だが認められたとは思えん」「愛想を尽かされたか? しかしそれだと俺は枯れる筈だが」「カヤに情けを掛けているかもしれん、可能性はあるな」って自分への情の事には全く理解が無い 剣くんは少しずつ惹かれていっているというのに……
ある時、剣くんが伊を連れて外出してる時に伊がいきなり「セイバー、帰るぞ!」って慌てた様に言って、返事も聞かずに走り出したので何事かと思って後を追うと、めちゃくちゃセキュリティレベル高い事が売りの自宅マンションの一室(剣くん宅)が外から破壊されてて、カヤちゃんが居なくなっている 代わりに壁に刺さっていた手紙には「妹は預かった」の一言しか書かれてない
剣「いや名を書け! 誰なのだ手紙の主は!!」
伊「見当はつく」
剣「まことか?! ならばすぐに」
伊「セイバー、おまえは此処に居ろ。奴の狙いは俺だ」
剣「はあ〜?! きみの腕前で……っ、いや、違う、私の意思でカヤを助けに行きたいのだ」
イオリは確かにプランツとして強いし、人間より強いのは認める、だがやはり私の方が強い というのが本音ではあるけど、その本音以上に「兄の為だけに造られて兄の為だけに生きている」カヤちゃんと、そのカヤちゃんを「自分のサポートプランツという事を抜きにしても心から慈しんでいる」伊の兄妹がとても好きになったので助けに行きたい剣くん
そんな剣くんを見て本気でカヤを心配してくれているのだなと思って「忝い、力を借りる」と頭を下げる伊 「私はきみ達の持ち主だぞ、強奪された宝は取り返すとも!」と胸を張る剣くん
何となくこの辺でちょっと距離が近付く、みたいな感じの……何か……プランツドールパロの剣伊の暫定まとめです……
(追記)
カヤちゃんは「兄ちゃんが枯れたらあたしも枯れます」としか言ってない、つまり「不測の事態で死んだら」が入ってない 対する伊は「カヤが枯れたり不測の事態で死んだら」と言っている
伊はカヤちゃんが居なくなれば生きられないがカヤちゃんは伊が居なくても生きられる、そう造られてる