ジョジョ映画のネタバレ混み感想、追記に記しました。毒にも薬にもならないものですがよろしければ。
良かったところ
・CGスタンド像。スタンドは肉感、攻撃の威力、動き全部が良かった。バッド・カンパニーの「小さいけどヤバツヨ」感はしっかり出てた。あとクレDが序盤「謎の手」みたいな扱いされてるのが謎の存在って感じで良かった。
・仗助の爺ちゃんが不良の世話をしたり感謝状贈られてたり、玲美さんの事件も追ってることになってて
「街の守護者」としての側面が濃くなってる。
・本筋と関係ないけど由花子さん。「転校生のお世話係」とかいう意味不明な設定に変更されてるんだけど(学級委員長とかでいいじゃないか、なんだよ世話係って)、「作って来た自作の問題集がえげつない量」というシーンが原作っぽさに溢れてた。
・段々とオクヤスっぽくなっていくオクヤス。ビジュアル的に一番微妙だったけど声の出し方とかがアニメに近付けて来てて、
終盤にはちゃんとオクヤスに見えた
・BGMが結構カッコいい
良くも悪くもないところ
・スペインの街並み。オシャレに見える時もあれば、浮きすぎ…って感じるところもあり。特に虹村の屋敷なんか「アレマジで住んでんの?」感が強い。
アレだったところ
・仗助と承太郎。この映画、不満点の数は少ないけど点そのものがデカイ。仗助は最後まで合ってないなァ…って感じが拭えない。リーゼントをキラキラさせすぎたんじゃあないか?
承太郎は…なんか軽い。原作とかアニメで感じる「揺るがない頼もしさ」がない。顔だけ美形。「うっとおしい!」のシーンとか単なるヒスに見えてしまう。でも出番自体がそんなにないから仗助より不満はない。承太郎はカッコ良すぎたのだ…アレは3次元に顕現するのは無理があった。
あとやっぱりオラオラドラララが厳しい。いや難しいのはわかるんだけど。そもそも3部見てないと「なんでいきなりオラオラ叫び出したんだ!?」感が出る。知ってるはずの私でも「なんかいきなり叫び出したッ!!」って印象になった。
・承太郎が祖母のこと「婆さん」って呼んでた改変。スージーQって名前が浮きすぎるのはわかるけど彼は「おばあちゃん」と呼ぶはず
総評
謎の改変とかはあるし仗助承太郎がちょっとアレだけど出来としては悪くないし
戦闘シーンはガチで素晴らしいので見にいく価値はあると思います。