FF16ですね、今70%ちょいくらいかな?アナベラが死んだところまで進んだんですが、すごくですね、胸が苦しくなりました…。
アナベラって真っ当な母親やるにはあまりにも野心が大きすぎてダメだったわけだけど、最後にほんのひとかけらだけ、良き母でありたかったという想いを見せたような気がする。
「お前さえフェニックスを宿していれば!」って台詞。
強く逞しく育ったクライヴにフェニックスが宿っていれば、あの大きな野心が暴走することはなく、国も夫も子供も失うこともなく、ロザリアで幸せに暮らしていたのかもしれない。
まぁ彼女が愛していたものって結局地位とか権力とかでしかなくて、そんな愛の上に築かれた幸せが果たして本当に幸せなのかは謎だし、それを為せなかったとクライヴを誹るところなんてはちゃめちゃに他責思考で全く同意も同情もできないんだけれども。
ただマジで1%くらいは母親としてのアナベラは確かに存在していて、その1%が彼女に自刃という選択をさせたのだと思う。
愛したかったんだね。
きっとどうしようもない野心に自分自身も振り回されながら、どうにかして子供の事を愛したかった、愛せる子供が欲しかった。
あまりにも愚かで哀れで苦しい最期だった。