加虐性ヒロイズム げんみ×
三日井座久果 ダイスログ
[メイン] KP : 「お兄さん(もしくはお姉さん、おじさん、おばさんなど)、起きなよお兄さん」
自分を呼ぶ声がする。
肩を揺する感覚がある。頭部には硬い感触がある。
どことなく生臭い匂いがする。
口の中では何か苦い味がする。
目を開くと白衣を着た薄着の少年(APP16)が自分を見下ろしていた。手には鉄パイプが握られている。
[メイン] KP : 「気がついた?こんなところで寝てたら死んじゃうよ」
起き上がり周りを見渡すと荒野が広がっている。紫色の空で渦巻く黄色いマーブル模様、鼻を突く腐臭。…人が居ていい場所ではないと一眼で理解する。只事ではないと悟るには十分な情景だった。
sanチェック 0/1
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=53 【SAN値チェック】 (1D100<=53) > 56 > 失敗
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 53 → 52
[メイン] 三日井座久果 : 「(またなの?)あの、君は誰?」
[メイン] 少年H : 「.誰でもいいじゃん。いずれ都市伝説になる男……まあ、呼び名に困るんなら少年Hとかでいいよ。」
[メイン] KP : 会った事ある?ななさとが
[メイン] 少年H : 「あっ、君かぁ〜!元気?まあどうでもいいけど」
[メイン] 凪雫絲憬 : その節はどうも
[メイン] 三日井座久果 : 「ここはどこ?」
[メイン] 少年H : 「どこだろうね。
俺たちは迷い込んじゃったみたいだね。呼ばれたのかもしれないけど」
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=50 【心理学】 (1D100<=50) > 100 > 致命的失敗
[くりふぁん] 三日井座久果 : 心理学 100f
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] ファンチケ : 0 → 1
[メイン] 三日井座久果 : なんも分かりません
[メイン] 三日井座久果 : 「帰りたい…」と呟きます
[メイン] 少年H : 「帰りたいだって?奇遇だな、俺もだよ」
少年は白衣のポケットからムカデを取り出して自分の口に放り込む。
「…ここはとっても危ない場所みたいだな。命が1つでは足りないかもしれない。」
じゃりじゃりとそれを噛み潰す。
「だから残機を作ろう。」
そう言って口に入れていたものを飲み込んだ。
「…ほら。ゲームでよくあるだろ?残機が残っていればコンティニュー出来るけど0になったらゲームオーバーになるやつ」
「ただね。命を作るっつーのは生半可なことじゃあないわけよ。代わりに自分の命と同じくらい大切なものの命運を預かることになる」
「お前は何を言っているんだと思うかもしれないが俺はこれでも魔術師の端くれなんだ」
「さあ、君の大切なものは何かな?」
[メイン] 三日井座久果 : 「僕は…」
[メイン] 三日井座久果 : 「九十九里薇景を、賭けます」
[メイン] 少年H : 「なるほど、それがお前の大切なものなんだな?」
少年が何か文言を唱えると直径5cm程の『彼』を想起させる7種類のパステルカラーの球形の物体が湧き出すように現れる。
「これが君の残機だ。なくさないように持っていたまえ」
「それは君の第二の命だから…君が危ない目に遭ったら身代わりになってくれるよ」
「そいつを生かすも殺すも『お前次第』ってわけ」
「じゃ。行こうか」
「…どうした?何があるかわからない。1人で行くのは危険だろ、一緒に行こう」
「…あ!もしかして美少年が相手だから照れてるのかな?しょうがない奴だな〜ショタコンかお前?」
[メイン] 三日井座久果 : 「(うざ。死ね)」
[メイン] 三日井座久果 : 「お願いします、心強いです」
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=48 【目星】 (1D100<=48) > 96 > 致命的失敗
[くりふぁん] 三日井座久果 : 目星 f
[メイン] KP : 成長チャンスでしっかり成長すんの草
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] ファンチケ : 1 → 2
[メイン] KP : →失敗
「あっちに行けそうだな」
少年が指した方へ目をやると険しい崖ばかりだがトンネル上になった通れそうな道がある。
[メイン] KP : 前を歩く少年が話し始める。
[メイン] 少年H : 「君は…経験したことはあるかな?いつも通り日常を終え眠りについて、起きたら知らない場所にいた。ってやつ。」
「そこは夢のようだが夢ではない。例えばそこを脱出したら夢の中で見たものを手に持っていたりとか。そういう夢の中で死んだ場合、現実から肉体が消滅したり、突然死したり、永遠に夢から醒めなくなったりする」
「俺はそういった夢を人智の及ばぬ神の領域…『神話事象』と呼んでいる。今俺たちが見ているこれだってそうだ。」
「俺はそんな理不尽な夢をぶっ壊したいと常々思っている。」
[メイン] KP : 五感全ては正常に機能している。これが夢であるとは到底思えない。
砂利を踏む音。靴越しに伝わってくる硬い石の感触。壁に触れるとざりざりと細かい凹凸があるのがわかる。土の匂い。口の中では相変わらず苦い味がしている。
無限に続いているように見える道は濃い灰色で構成されている。
これらが全て虚像…夢だとでもいうのか?とてもじゃないが信じられない。
[メイン] KP : 突然ノイズが走る。奇怪な音を立てながらゲームのプログラムのようなタイルが広がっていく。それは全てを飲み込み貴方を孤立させる。先ほどまで一緒にいた少年の姿はどこにも見当たらない。真っ暗になった画面に一人立ち尽くす貴方。光源はどこにもないが何故か自分の視界に映る自らの体の部位ははっきりと視認できる。
完全なる無音。嫌な空気が漂っている。鼓動、呼吸の音が嫌にうるさく聞こえ冷や汗が伝う。完全なる暗黒だった空間やがて変化が訪れる。
カサカサ…
カサカサカサ……
ガサガサガサガサガサガサガサ
気づくと視界一面にムカデの大群がいた。それらはわしゃわしゃと多数の足を動かし貴方に向かって直進する。それは異様な速さで貴方は逃げることができなかった。体が思うように動かない。自分はこんなに足が遅かったか?既視感がある。この感覚は既視感がある。
『夢』
夢の中って自由に喋れなかったり動けなかったりするよね。
貴方はあっという間にムカデの海に飲まれ動けなくなる。全身を虫が這うむず痒い感覚がある。思わず目を固く閉じる。無数の虫は服と肌の隙間に潜り込み直接皮膚を這い回る。鼻、耳、口、その他全身の穴という穴に虫が侵入し牙を立てる。人体の内部で鋭い痛みが走る。
日常生活でムカデ1匹見つけたところで踏み潰せばいいだけだ。しかしここは日常からかけ離れた夢の世界。何一つとして貴方の望む通りになることはない、悪夢の世界。肉を食いちぎられる感覚がある。指を。腕を。足を。太ももを。腹を。胸を。顔面を。内臓を。ちくりちくりと、じわじわと、しかし着実に体の肉を毟り、削り取られる。痛い。針で刺されるような鋭い痛みだったものは徐々にナイフで手を切ったような痛みに変わりやがてピーラーで肉を剥がれるような痛みに変わっていく。徐々に人の形を失っていく。
痛い。痛い。痛い。痛い。痛い痛い痛い痛い痛い。
sanチェック 0/1d10
嫌だ。何故こんな苦しい目に遭わなければならないのか。自分が何かしたか?強いていうならばこの世に生まれてきた。ただそれだけだ。誰か、誰か。
『変われるものなら変わってくれ。』
残機を身代わりにしますか?
はい→27ページへ
いいえ→POW*10でロール。
成功→7ページへ
失敗→27ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=52 【SAN値チェック】 (1D100<=52) > 94 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : 1d10 (1D10) > 9
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 52 → 43
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14*10 【いいえ】 (1D100<=140) > 59 > 成功
[メイン] 少年H : 「起きろよ。起きろって」
[メイン] KP : 少年に肩を揺すられ目を覚ます。どうやらいつの間にか眠っていたらしい。探索者が起きたことを確認すると少年は当たりを見回す。
自分の体を見るとどこにも外傷はなく至って健全である。
★狂気に陥った場合場合少年が無理やり探索者を引っ張って先に進む。
狂気時間は1d10+4ページ分とする。ページをまたぐたびにPOW*1でロールし成功した場合狂気を解除する。以降も狂気に陥ることがあれば同様の処理を行う。
[情報] KP : 狂気時間は1d10+4ページ分とする。ページをまたぐたびにPOW*1でロールし成功した場合狂気を解除する。以降も狂気に陥ることがあれば同様の処理を行う。
[メイン] 三日井座久果 : 1d10+4 (1D10+4) > 3[3]+4 > 7
[メイン] 三日井座久果 : 1d10 (1D10) > 7
[メイン] KP : 7 幻覚あるいは妄想
[メイン] 九十九里薇景 : 「座久果くん、大丈夫?」
[メイン] 三日井座久果 : 「み、みか、みかげく、!」
[メイン] 九十九里薇景 : 「大丈夫、僕もついてるから」
[メイン] 三日井座久果 : 「うん、うん!頑張って生き抜こう!」
[メイン] KP : あーあーやってんな
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=34 【聞き耳】 (1D100<=34) > 24 > 成功
[メイン] KP : <聞き耳>
「気づかれたか…」と少年が呟いたのが聞こえた
[メイン] 少年H : 「今のは…幻覚、か夢みたいだな。」
「俺たちの肉体にはなんのダメージもない。」
「…どんな夢を見た?」
「ムカデ?捕食対象に捕食されるっつーのはまあ恐ろしいもんだよな。俺はピーラーで顔の皮を剥がれる夢を見たぜ。」
「…夢って興味深いよね。それを好きに出来たら素敵だとは思わないか?」
「何に迫害されることもなく。何を奪われることもなく。何の恐怖も痛みもなく。希望に満ち溢れている。夢というのは本来そういうものであるべきだ。こんな悍ましいものじゃあなくてな」
「君には大切なものがあるんだよな?命を賭しても守りたいもの、守るべきもの…。俺もそうなんだ。何かは教えてやらないけどな。」
「さて、じゃあ行くとするか。」
[メイン] 三日井座久果 : なんも聞こえてません。楽しそうにイマジナリー九十九里薇景と会話しています。
[メイン] KP : 切り立った崖を抜けると目前には鬱蒼と生い茂る森が広がっている。1本道となっているため先に進むしかない。
名も知らぬ獣の鳴き声、長い雑草が体に触れる。咽せかえるような草の匂い。口の中では相変わらず苦い味がしている。長い木々に日の光は阻まれ薄暗かった。
ハプニングダイス(1d5)
※茶番です。以降も茶番パートがありますがNPCのセリフを捏造すると事故が起きる可能性があります。基本的に探索者が危ない目にあうと助けようとしてきます。
[メイン] 三日井座久果 : 1d5 (1D5) > 2
[メイン] 少年H : 2 異様な世界を歩いているからか、なんとなく気分が悪くなってくる。san-1
「早く行こうぜ〜」
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 43 → 42
[メイン] KP : 再びノイズが走る。奇怪な音を立てながらゲームのプログラムのようなタイルが広がっていく。それは全てを飲み込み貴方を孤立させる。真っ暗になった画面に一人立ち尽くす貴方。しばしの静寂のうち聞こえてきたのは足音だった。
コツーン…
コツーン……
一定のリズムで硬い音が響く。ゆっくりと。一歩一歩。姿は見えないが着実に貴方に近づいてくる。
コツーン…
コツーン……
あと5、6歩かで自分の真正面に来る…そう思った瞬間、背後から腕を捕まれ物凄い力で床に叩きつけられた。先と同じように、起き上がることはできない。この世界の貴方は何の権限も持たない無力な存在。鈍い痛みが走る。
みし。みし。
聞いたことのない音がすぐそばで聞こえる。いや、似たような音なら聞いたことがあるかもしれない。
突然だがフライドチキン。食べたことはあるだろうか。今時ない人の方が珍しいかもしれない。クリスマスなんかによく食べるだろう。そう、ちょうどあれの両端を持って、関節を反対方向に無理やり曲げた時のような。そういう音がするのだ。
バキィッ!!!
頭が真っ白になるほどの痛み。貴方の両腕は力任せに引きちぎられた。誰とも判別のつかない奇声が聞こえる。…まあ貴方の声なわけだが。
呼吸がおぼつかないまま、調理中の魚をひっくり返されるように、転がすように、乱暴に体を起こされる。
視界に飛び込んできたのは無数の目だった。ぐちゃ、ぐちゃ、と粘着質な音を立ててぎょろぎょろと動き貴方を嘲るように凝視する。ただただ貴方に嫌悪感を与えるためだけの存在。そんな感じがした。視線から逃れるように、目を背けると黒いマネキンのような手に見慣れた道具が握られているのが目に映る。
ピーラー。
嫌な予感がした。そしてそれは的中した。
貴方に馬乗りになった者は手にしたピーラーを貴方の顔に力強く押し当て、そして。
一気に引き下ろした。
名状し難い音とともに貴方の顔の皮は剥がれ、血が吹き出す。じんじんとした鈍い痛みが徐々に広がっていきやがて激痛に変わる。途中で引っかかってうまく剥げなかったようで力任せに肉を引きちぎられる。涙が出た。傷口に入ってじくりと痛んだ。
sanチェック 1/1d10
……これはおそらく顔の皮がなくなるまで続けられるのだろう。冗談ではない。耐え難い苦痛となるだろう。
残機を身代わりにしますか?
はい→27ページへ
いいえ→POW*9でロール。
成功→10ページへ
失敗→27ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=42 【SAN値チェック】 (1D100<=42) > 89 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : 1d10 (1D10) > 9
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 42 → 33
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14*9 【いいえ】 (1D100<=126) > 35 > 成功
[メイン] 少年H : 「……起きたか、随分とうなされてたな。」
「俺?俺は舌を切り刻まれる夢を見た。」
「俺が思うに、この空間には支配者がいると思うんだ。」
「そいつが俺たちをここに閉じ込めている。」
「つまりそいつにこの空間の支配権を譲ってもらえれば帰れるんじゃあないか?」
「どこにそれがあるかはわからないがな。」
「とにかく歩きまくってそれらしいものを探すしかないな。」
[メイン] 三日井座久果 : 「薇景くん薇景くん薇景くん薇景くん…」
[メイン] KP : 森を抜けると目前には砂漠が広がっている。なんとなく、ジリジリ、という熱気を表す音が聞こえるような気がする。一歩踏み出すと砂に足が沈み込む。肌を刺すような熱に刺激され汗が吹き出す。乾いた砂の匂い、喉の奥ではやや辛い味がした気がした。
ハプニングダイス(1d5)
[メイン] 三日井座久果 : 1d5 (1D5) > 1
[メイン] 少年H : 1 喉が乾く。暑さにやられる。ダメージ1
「俺暑さに弱いんだよね…(白衣を頭にかぶっている)」
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] HP : 11 → 10
[メイン] KP : 再びノイズが走る。もはや見慣れた情景だ。奇怪な音を立てながらゲームのプログラムのようなタイルが広がり貴方を孤立させる。真っ暗になった画面に一人立ち尽くす貴方。気づくと既に先程の悪夢と同じように組み敷かれている。むしろ取られた腕の断面が痛み出す。
無数の目が貴方を見下ろす。黒いマネキンのような手には裁ちバサミのような巨大なハサミが握られている。それは貴方の顔へゆっくりと近づけられる。
無機質な手があなたの顔を掴み無理矢理口を開けさせる。体温を感じないざらっとした手で下を掴まれる。舌先にヒヤリ、と金属が触れた。
ジョキンッ。
断面から血が吹き出す。耐え難い激痛。思わず身悶えするが全身を押さえつけられており体を動かすことがない。傷口が熱い。喉が張り裂けんばかりの絶叫を気にも止めず目前の怪物は貴方の舌を切り刻む。視界の下の方では縦に裂かれて2つに裂けた舌から赤い液体が吹き出している。
ジョキン。ジョキン。ジョキン。ジョキン。
頭が痛い。止めどなく溢れた血が喉の奥へ奥へと流れ込む。どろり、どろりと、少しずつ、決して滑らかではない液体が流れ落ち溜まっていく。苦くて渋い、鉄の味がする。吐きそうだ。咽せるのに合わせてゴボゴボと水音が響き血が飛び散る。痛みで意識が朦朧とする。顔はいつの間にか自分の涙だの汗だの涎だの鼻水だの鼻血だので覆われている。この先進むのならばもっと酷い目に遭うのかもしれない。果たしてそれまで正気を保っていることができるだろうか。常人が耐えられる苦痛ではない。全部投げ捨てて逃げてしまっても許されるのではないだろうか。そんな考えが脳裏をよぎった。
san1d2/1d10
残機を身代わりにしますか?
はい→27ページへ
いいえ→POW*8でロール。
成功→12ページへ
失敗→27ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=33 【SAN値チェック】 (1D100<=33) > 19 > 成功
[メイン] 三日井座久果 : 1d2 (1D2) > 2
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 33 → 31
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14 (1D100<=14) > 97 > 致命的失敗
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14 (1D100<=14) > 25 > 失敗
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB14 f (1D100) > 63
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14*8 【いいえ】 (1D100<=112) > 99 > 成功
[メイン] 少年H : 「…気がついたな。これで3回目か。今度はどうだった?」
「…思うに俺はお前より一つ先の悪夢を見せられているらしいな。俺は虫に対してそれほど嫌悪感はないから…」
「次の夢ではクラゲが出るぜ。」
「…神話の存在ってのは俺たち人類を弄ぶのが好きだからな。今回もそういう類だろう。」
「それより先に進もう。早くここから抜け出さないとな。」
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=50 【心理学】 (1D100<=50) > 18 > 成功
[メイン] KP : <心理学>
何か知っているように思う。そしてそれを隠しているように思う。無表情から底知れぬ悪意を感じた。
[メイン] KP : 砂漠地帯を抜けるとどういうわけか目前には氷山が聳え立っている。雪を踏む音、震える呼吸音。肌を刺す冷気。透き通った空気が鼻に入り込む。喉の奥にはまだ辛い味が残っていた。地上は一面真っ白だったがそれとは対照的に空は完全なる暗黒だった。
ハプニングダイス(1d5)
[メイン] 三日井座久果 : 1d5 (1D5) > 5
[メイン] 少年H : 5 滑って転ぶ。ダメージ1
「だっせ。足元見ろよ。」
「なあ、お前夢ってある?将来の夢とかそういうのだよ」
「それってお前が残機に設定した大切なものに関係があること?」
「俺はね、あるよ。……不老不死。」
「夢はでかければでかいほどいい。…その方が壊しがいがある。」
「洗脳、世界平和。人体錬成、死者蘇生。無限の死。人体改造…やりたいことはいっぱいあるけれど。でもやっぱりそれって命あってこそだろ。命があればなんだってできるからな。」
「…子供の冗談だよ。真に受けるなって。」
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] HP : 10 → 9
[メイン] KP : ノイズが走る。また、まただ。この少年のいう通りなら次はクラゲが出てくるらしいが。
完全に真っ暗になった視界で何か聞こえてくる。悪意を孕んだ声だ。声はどんどん近づいてきてやがて耳元で音がするようになる。
「…………………」
「………」
「……………」
ぼそ。ぼそぼそ。
内容は聞こえず、肌に蜘蛛の巣だか髪の毛だかが触れるようなむず痒く、もどかしく、気色の悪い感触が伝わってくる。
目を凝らすとそれはいた。背景に同化して見えなかった黒いもやのような体。猫のような黄色い目で貴方をあざけるように見つめながら、あたりを漂っている。気分の良いものではない。
それは1匹だけではなく。数え始めると気が遠くなるような数がいて貴方を取り囲んでいた。
「…………」
「……」
「………………」
sanチェック 0/1d6
<聞き耳>→15ページへ
残機を身代わりにしますか?
はい→27ページへ
いいえ→POW*7でロール。
成功→16ページへ
失敗→27ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=31 【SAN値チェック】 (1D100<=31) > 99 > 致命的失敗
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] ファンチケ : 2 → 3
[くりふぁん] 三日井座久果 : SANc f
[メイン] 三日井座久果 : 1d6 (1D6) > 4
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 31 → 28
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 28 → 27
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=34 【聞き耳】 (1D100<=34) > 40 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14*7 【いいえ】 (1D100<=98) > 85 > 成功
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=34 【聞き耳】 (1D100<=34) > 89 > 失敗
[メイン] 少年H : 目を覚ます。少年は貴方に背を向けて何かぶつぶつと呟いている。顔は青ざめており何か只事ではないものをみたのだろうと推察できる。
<聞き耳>→17ページへ
貴方が起きたことに気づくと少年は向き直る。
「……お前か。」
「…そりゃあお前だろうな。この場には俺とお前しかいないんだから。」
「夢のクリスタライザーの守護者を見たな?例のクラゲみたいなやつだ。」
「あいつらは俺たちをここから出られないよう見張っているらしい。」
「…なぜ知ってるかって?俺はお前より一つ先の夢を見せられているんだぜ。」
「……さあ、次に進もう。頼んだぜ。」
<心理学>→18ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=50 【心理学】 (1D100<=50) > 58 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=14 (1D100<=14) > 62 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : CCB14 (1D100) > 2
[メイン] 三日井座久果 : 不定解除
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB14 2c (1D100) > 54
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] クリチケ : 0 → 1
[メイン] KP : 氷山を下ると海が広がっていた。心が洗われるような心地のいい波の音。砂浜を踏みしめる。潮の香り。口の中ではほんのり甘い味がした。
透明な水は間にガラスの塊でも挟まっているかのように…海が割れていると言えばわかりやすいだろう。先のように白い建造物が見える。奇怪で不安定な世界でここだけは何故か心が落ち着くような感覚があった。
ふらふらと少年が歩を進めていく。海底トンネルを進む少年の後を追った。水の壁の中では見たこともない不思議な生き物が漂っていた。
海を抜けて白い建造物にたどり着く。階段に足をかけた瞬間ノイズが走った。
やはりこの世界に安全な場所などないらしい。
暗闇の中。目前に人影が見える。
時を知らぬ若さ。美しい髭のある顔。カーブを描いて微笑んでいる唇。ふさふさとした波打つ巻毛にヒゲナシの冠を乗せていた。
うっすらと後光が刺しているかのように見える。あまりの神聖さに息を呑む。
確かにこの美しさは人のものではない。一眼でわかる。しかしあの少年はこんなものに怯えていたのか?
そう思ったのも束の間。
バリッ!!バリバリバリ!!!
耳をつんざくようなノイズ。青年の体はバグを起こした電子画面のように、極彩色の歪みに包まれ姿を変える。
名状し難い物体だった。いや、物体かどうかすらもわからなかった。身の毛もよだつ。寒気がする。体の震えが止まらない。最悪の悪夢のように歪んで恐ろしいものだった。それは文字に表すのも悍ましいほどに。間違いない。これはこの世界にいてはいけない存在だと直感する。人智を超越した不合理で不条理な存在…まさしく神と呼ぶに相応しい。顔があるかないかもよくわからない無機質な体躯からは底知れぬ怒りと悪意を感じた。
眠りの大帝、ヒプノスを目撃した探索者はsanチェック1d6/1d20
キン…と耳鳴りがする。途切れ途切れのノイズが鼓膜を覆う。
聞こえる。声が聞こえる。悪意に満ちた低い声が。ボソボソと何か呟いているがノイズにかき消され性格に聞き取ることができない。
<聞き耳>→19ページへ
残機を身代わりにしますか?
はい→27ページへ
いいえ→POW*6でロール。
成功→20ページへ
失敗→27ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=27 【SAN値チェック】 (1D100<=27) > 17 > 成功
[メイン] 三日井座久果 : 1d6 (1D6) > 4
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 27 → 23
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=34 【聞き耳】き (1D100<=34) > 35 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 :
[メイン] 三日井座久果 : CCB84 (1D100) > 20
[メイン] 少年H : 「ぁぁぁぁぁあああああああああああああああっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
怒声が聞こえたかと思うと空間に白い亀裂が入り無理やり現実に引き戻される。
「まただ!また死んだ!!!5万回も殺すことねえだろうが!!!!俺の!!!俺の玩具なのに!!!!そいつを殺していいのは俺だけなのに!!!!」
白い床の上で少年が泣き叫びながらのたうち回っている。
「ふざけやがって!!!ふざけやがってクソが!!!!てめーらはいつもそうだ!!!都合のいい餌があれば何も考えずにホイホイ飛びつきやがる!!!テメーもテメーですぐ死んでんじゃねえよ寄せ餌が!!!」
「何が神話だ!何が神格だ!お前らなんて大嫌いだ!!!!!」
[メイン] 少年H : 貴方に起こされると少年は荒い呼吸をしながらゆっくりと身を起こす。
「……もう少しだ。もう少しでここから帰れるぜ。」
「ここの奥を進むと黄色い石がある。」
「それを手に入れられればここから出られるはずだ。」
少年は足を引き摺るように歩を進めていき貴方もそれに着いていく。廊下を歩いていくとやがて開けた場所に出る。
台座だ。部屋の中央に台座がある。その上にプラスチックのような安っぽい光沢を放つ黄色い石がある。30cm程度の卵のような楕円型のものだ。
<聞き耳>→22ページへ
<クトゥルフ神話>→23ページへ
<博物学>を振るのであればそれが地球上の物質でできていないことがわかる。
24ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=34 【聞き耳】 (1D100<=34) > 34 > 成功
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=5 【クトゥルフ神話】 (1D100<=5) > 28 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : CCB10 (1D100) > 47
[メイン] KP : <聞き耳>
ホイッスルのような音が石から聞こえてくる。
[メイン] KP : ノイズが走る。
暗闇の中、貴方の大切なもの…守るべきものがそこにある。そこにいる。貴方と命と同等の価値を持つもの。
何故ここにこれが……貴方はそれに触れようと手を伸ばした。しかし触れることはできなかった。
もう少しで手が触れる、というところで。貴方の目の前で大切なものは跡形もなく砕け散った。或いはガラスの割れるような音。或いは風船の破裂するような音。或いは紙を破くような音。或いは肉が潰れる音。
或るいは亀裂が入って。或るいは血や臓物を撒き散らして。或るいはバラバラに、或るいは粉々に。或るいはぐちゃぐちゃに。見るも無惨な形へと姿を変える。
それが有機体にしろそうでないにしろ破壊された大切なものは貴方に助けを求めているように見えた。破壊された物体は何も喋らない。
おそらくそれが破壊されているのは貴方がそれを大切にしていたからだ。
それをそのようにしたのは貴方に他ならない。
貴方のせいだ。
胸が痛んだ。喉の奥では吐瀉物の味がした。
sanチェック1/1d8
呆然と立ち尽くす中ざわざわと木の葉が掠れるような音がする。声だ。今まで聞き取れなかった声がはっきりと、耳元で発せられた。
「帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ帰れ」
sanチェック1/1d5
残機を身代わりにして帰りますか?
はい→27ページへ
いいえ→POW*5でロール。
成功→25ページへ
失敗→27ページへ
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=23 【SAN値チェック】 (1D100<=23) > 14 > 成功
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 23 → 22
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=22 【SAN値チェック】 (1D100<=22) > 96 > 致命的失敗
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] ファンチケ : 3 → 4
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB22 f (1D100) > 44
[メイン] 三日井座久果 : CCB70 (1D100) > 88
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] クリチケ : 1 → 0
[メイン] 三日井座久果 : CCB70 (1D100) > 95
[メイン] KP : ※sanを20マイナスすることで成功したことにしても良い。※
→何か超次元的な力…夢の外からの介入を感じた
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 22 → 2
[メイン] KP : 貴方は帰らなかった。いや、帰れなかった。何が残機だ。ただの人質じゃないか。自分をここから出られなくするための人質じゃないか。まあ、人とは限らないが。
理解する。この夢の世界の神は、自分たちに耐え難い悪夢を見せることでここから追い出そうとしていた。つまり貴方をここに呼び寄せたのはあの神ではない。
であれば今まで自分をここに閉じ込めていたのは他でもない。
気がつくと元の場所に戻ってきている。
[メイン] 少年H : 「ハハ~、気付いちゃった?それとももうとっくに気づいてたけど喋らせてもらえなかった?この空間に囚われているお前にそんな権限はないもんね。」
黄色い石…夢のクリスタライザーに触れる少年が顔だけ貴方の方を向けて悪どい笑みを浮かべている。
「そうだよ。お前をここに呼んだのはこの俺。」
「なんでかって…言ったろ?俺の夢を叶えるためだよ。」
「不老不死。」
「俺の夢は人一人分の命で成し得るには大層なことだからな。」
「なあ、寄せ餌って知ってるか?まあ…俺が勝手にそう呼んでるだけだが…」
「体質的に…俺が言ってた神話的存在ってやつを引きつけてしまう哀れな神の玩具。こういった悪夢の世界に頻繁に閉じ込められたりその辺に蔓延る邪悪な存在に拉致されたり…ま、大抵の奴は不幸な末路を辿る。」
「…こいつらには例外がいてな。普通は生まれつきだが突然そういう体質になる奴がいる。統計的には高校生以上の奴がほとんどだ。こういった例外を俺は『擬似寄せ餌』と呼んでいる。お前ももしかしたらそれに該当しているのかもな。」
「そんな奴らを神話的存在から完全に隔離しようて保護しようと思うと途方もない時間がかかる。」
少年は台座に腰掛ける。
「だから俺は不死になることにした。ただな、不老不死なんてろくなもんじゃあねえ。一度なっちまったらもう元には戻れねえ。非可逆的な悪夢だ。俺は目的を完遂できさえすればそれでいいからな。その後死なずに永遠に生きながらえんのは御免なのよ。」
「だからね、物語を作るんだ。」
「自分の登場する物語…現とは隔離された空間を世界に広めれば、それが開かれるたびに俺は『増殖』する。1つの世界に固有の人物は1人しかいないからな。自分だけが認識できて、記憶の共有もできて。自由に行き来できる並行世界を大量生産すれば何度死んでも死なない、殺されたって物語が開かれるたびに生きてる俺が創られる。全ての時間軸、全ての場所に同時に存在できれば擬似的な不老不死になれるってわけ。まあそうなると時空間にあらゆる不具合が起きることになるが…」
「夢をクリスタライザーを使えばそれができる。俺は『時空間バグの祖』…都市伝説になって生き長らえる。」
「お前も既にこの物語の登場人物なんだぜ?偽物の世界で筋書き通りに動くことしか許されない、哀れな擬似寄せ餌。」
「死ぬまで神話事象に巻き込まれることを確約された、物語の筋書き通りに動くことしか許されない、そうなると解っていながらも悪意によって創られた奴隷のような存在。」
「全ては管理者の掌の上。脚本に泣くと書かれていればお前は泣くし死ぬと描いていればお前は死ぬんだよ。」
[メイン] 少年H : お前は何を言っているんだ?そう思ったのは一瞬だった。
思い返すと妙なところはあった。
まず初めてここに来た時。大切なものを自分の残機として身代わりになるように設定しろと言われた時。貴方はいとも容易くそれを設定した。
そして少年に「一緒に行こう」と言われた時。こんな怪しい少年について行くのは普通なら気が引けるはずだ。しかし貴方はどこかでついて行くしかないと思っていた。
強制される思考、言動。異様な空間に束縛された、一本道しかない選択肢。
自分は何者かに操られて動いていた。
それはこの世界…貴方が今住んでいるに存在しているものではない。神話的存在とも言えぬ全く別の。それよりも上位の存在。
「ところでさあ、俺何歳に見える?」
呆然とする貴方に少年が語りかける。
「俺がこの世に生まれたのは2021年の1月21日午前1時10分だよ。」
どう見てもそんな年齢には見えない。いや、『この物語が開かれている年代』によっては見えるのかもしれないが。
「俺はとある目的のために創られた虚構の存在ってワケ。」
「お前だってそうだよ。」
異次元からの干渉を認識した。貴方は十数年の年月を生きていた。そう思っていた。そう思っていただけだった。本当に貴方が生まれたのは数カ月前…もっと長くてもせいぜい数年前だろう。この世界は偽物だった。
世界5分前仮設…というのは知っているだろうか?
『世界が5分前にそっくりそのままの形で、全ての非実在の過去を住民が「覚えていた」状態で突然出現した、という仮設に論理的不可能性は全くない』
というもの。まさしくそれだった。証明できない、と言われてもしっくりこない。あの数十年の人生が、思い出が、感情が。創られた紛い物だった、実際にはないものだったと言われてはいそうですねと理解できる人などいるだろうか。
何が恐ろしいか、というのは言うまでもない。貴方の全ての思考、言動はその上位存在により管理、決定され都合が悪くなれば、飽きられれば捨てられる。貴方の命は、大切なものは、残虐に、稚拙に、無邪気に。いとも容易く弄ばれ、捻り潰される。全ては上位存在の掌の上だ。上位存在の匙加減によって生かされている。上位存在が貴方を殺そうと思えばいつだって殺せるし不条理な空間に閉じ込めようと思えばそうできるのだ。見るに耐えない惨たらしい過去を背負わせようと思えばそうされるのだ。
それは貴方が大切なもの…「守るべきもの」にしたことと同じことだ。…強制されたと言われればそれまでだが。
こんな箱庭の中に逃げ場所などないことだろう。それこそ、その上位存在に忘れられることでもなければ。
核兵器のスイッチを無邪気で無慈悲な赤ん坊が握っている、とでも言えばわかりやすいだろうか。貴方の命なんてその程度のものだ。貴方の命は吹けば飛ぶほど軽いものでしかない。それを理解してしまった。
sanチェック 1/1d5
[メイン] 三日井座久果 : CCB<=2 【SAN値チェック】 (1D100<=2) > 60 > 失敗
[メイン] 三日井座久果 : 1d5 (1D5) > 3
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : 2 → -1
[メイン] KP : 「お分かりいただけただろうか…」
外部から思考の強制を受け動くことができなかった貴方に少年が語りかける。
「俺はここから出るぜ。お前は『そいつ』の目を引いてそのまま俺の代わりに死んでくれ。そのために呼んだからな。」
少年はそう言うと持っていた持っていた鉄パイプを黄色い石に振り下ろす。石は不均一に割れ砕けちる。散ったカケラのうち数個拾ってその中で一番大きいものを貴方に無理やり押し付けた。
「……俺の大切なものが何か知りたければ他の物語を見るといいよ。」
「お前に言ってるんだよ?」
「さっきからずっとこっちを見てるお前。」
「何か言いたいことがあるんなら言ってくれてもいいんだぜ?ただし人目に触れないところでな。」
少年が背を向けると地響きが起こる。周囲を見回すと夢で見たクラゲのような黒い靄…夢のクリスタライザーの守護者が大量に押し寄せてくるのが見える。
それらは一番大きい欠片を持っていた貴方に真っ先に突っ込んでくる。ゾワゾワとした感触が肌に伝わり身動きを取れなくなる。
「やるぞ俺はやるぞ!これが俺の!俺たちだけの理想郷!何に迫害されることも、何に生を脅かされることもない!何の不自由も苦痛もない夢の世界!」
「そのためならいかなる犠牲も厭わない」
そう、叫んだところで少年はハッとしたように頭上に目を向ける。つられて見上げると夢で見た空間の支配者がそこにいた。怒りに満ちた目で少年を見下ろし、無機質なボディから触手を伸ばし少年の左目に突き刺した。
「盗った!盗ったぞ!!!!夢のクリスタライザー!その欠片!!!!これだけあれば十分だ!あはははははははははははは!!」
少年は患部から濁った紫色の血を吹き出し、高笑いしながら、暗黒に落ちて行った。
少年の生死について、貴方はすでに知っているかもしれないし知らないかもしれない。もっとも会ったことのあるそれは時空間の歪みにより生み出された『別の』少年かもしれないが。
貴方はというと身動きを取れないままだ。眠りの大帝が貴方に向き直る。巻き込まれただけとはいえ貴方もかの神の住む世界を荒らした蛮族に変わりはない。
もうダメかと思ったその時、脳内に声が響いた。
「死ぬほど酷い目に遭ってほしいが死んでほしくはない」
なんてエゴイズム。何が死んでほしくはない、だ。人の命を玩具のように弄びやがって。それで自分を悪意から守るつもりか?お前自身が悪意の塊のくせに。
「何かを守る」なんて気持ちは、所詮そんなものなのだ。ただの身勝手。自己満足の正義。あの少年の語る夢だって所詮そんなものだろう。
『夢も、正義も。結局のところ自己満足の悪意でしかない。』
このボタンを押すと探索者が生還します→26ページへ
このボタンを押すと探索者が永久ロストします→29ページへ
このボタンを押すと探索者が肉体ロストします→30ページへ
※押し間違えた際は元のページに戻ることができません。リアル100FをしたPLは諦めてそのまま進めてください。
[メイン] KP : 特別処理:生還エンドでSAN値マイナスになったので2d6で生還にします。夢オチやしな。
[メイン] 三日井座久果 : 2d6 (2D6) > 6[4,2] > 6
[メイン] system : [ 三日井座久果 ] SAN : -1 → 5
[メイン] KP : 生還おめでとう〜!でもさすがにそのまんまだと死ぬからどうにか回復してね♡
[くりふぁん] 三日井座久果 : クリファン処理
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB<=50 【心理学】 (1D100<=50) > 80 > 失敗
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB<=48 【目星】 (1D100<=48) > 32 > 成功
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB14 (1D100) > 34
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB31 (1D100) > 12
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB14 (1D100) > 38
[くりふぁん] 三日井座久果 : CCB22 (1D100) > 3
[くりふぁん] system : [ 三日井座久果 ] HP : 9 → 5
[くりふぁん] system : [ 三日井座久果 ] ファンチケ : 4 → 0
[くりふぁん] 三日井座久果 : 1d10 (1D10) > 2
[くりふぁん] 三日井座久果 : 1d10 (1D10) > 2
[くりふぁん] 三日井座久果 : 1d10 (1D10) > 9
[くりふぁん] 三日井座久果 : 1d3 (1D3) > 1
[メイン] 三日井座久果 : SAN53→5
心理学50→52
回避22→34