真八浴衣スケベの絵のやつ
「ゲホゲホ……はぁ……ゴホゴホ……」真下は目の前で自分の精液によって咳を繰り返して、涙まで流して苦しむ八敷を見てため息をついた。
「……だから、慣れていないなら無理しなくてもいいって言っただろう、この馬鹿め…」と言いつつ、八敷の顔についた粘液を自分の浴衣の袖で拭き取った。
「ゲホゲホ……大、大丈夫だ……ただ、鼻に入るとは思わなかったんだ……」
八敷が最初にディープ・スロートを提案したとき、真下は本当は反対の立場だった。普通のフェラで十分だと思っていたから、なぜ未経験のことを試そうとするのか理解できなかった。しかし、相手の真面目な様子を見て、断るのが気の毒だった。そこで、真下は黙って最後の瞬間まで待ち、射精は外で行うつもりだった。
しかし、終わりが近づくと、このセックスにあまりにも不器用な男が真下を必死に掴むんでも放さなかった。真下が八敷の頭を押しても、彼は真下が射精まで真下のものを口から離そうとしなかった。
結局、精液が喉に入ったせいで八敷は真下の予想通り辛くて苦しかった。そのため、八敷は体の反応で一時的に力を失い、真下はやっと八敷の頭を押し開けることができた。
しかし、遅すぎて、真下の精液で八敷は嗆んだばかりでなく、すべてが放出される前に彼の顔にも飛び散った。
ちょっとだけ目にも自分の精液が入った八敷を見て、真下は、彼の喉の中にすべてを放出する方がまだ良かったのではないかと思ってしまった。
「はぁ……」真下は再びため息をした「だからなぜ急にこんなバカな事をする?」
「だって、せっかくの温泉旅行だし、真下がおごってくれたし……真下のために何かしたかった……」
「そんなことしなくてもいい」真下は、こんなに一生懸命な恋人に対して苦笑しながら、八敷の頭を撫で、少し長めの髪をくしゃくしゃにした。「それに、この温泉旅行の費用も俺が出したわけじゃねぇな。依頼人からの奢りだ」
「でも、真下が俺を誘ってくれただろう?それに俺は……」八敷は途中で言葉を遮り、恥ずかしそうに話す声はだんだん小さくなっていった。「温泉旅行はカップルにとって特別だと聞いたから……ちょっと憧れて……何かをしてみたくなった……」後半の部分は、真下にはほとんど聞こえなかった。
でも真下は、八敷が何を言っているのか大体予想できた。おそらく、二人が温泉旅行に行くと知ったクソガキ共が、八敷に変な知識を吹き込んだのだろう。九条家のご当主様は、意外に変なステレオタイプに驚くほど簡単に騙される事真下は知ってる。
「それなら、ご当主様よ。今夜は寝られない覚悟した方がいいぞ」と、こんなにも愛おしい恋人に対して、真下は悪戯っぽい笑顔を浮かべた。
「…っ!」
真下のその言葉を聞いた瞬間、八敷の顔は真っ赤になり、少し困ったような表情を浮かべた。しかし、すぐに目を細めて笑い、少し恥ずかしそうでありながらも求めるような瞳で真下にキスをした。
*
追加:実は途中はこういうやりとりがあってね
真:おい、もう出るから離せ!
八:(やだ!)
真:はぁ⁉︎ なんで逆にしっかり掴むんだよ、冗談じゃねぇ早く離せ!
八:(だからやだって!)
真:くそっだから離せ(八の頭を力強く押し開こうとする)
八:(しっかりと掴んで離さない)
真:そんなに苦しそうな顔してどうすんだよ、バカ本当に出るって!(ずっと八の頭を押し開こうとしてる)
このような引っ張り合いが5分間続き、真は仕方なく余計な5分間も我慢して耐えました