君のステージ衣装、本当は…の解釈
あ
この曲はすごく端的に言うと「同級生の女の子と付き合って別れた」と解釈した。
なんというか"アイドルになる"ということの良い意味で悪い面が描かれているなーと思った。
一番のBメロ、サビ、2番サビ「君から卒業~」を「現在」、その他を「過去」、「少し後悔~」からちょっと先の「未来」として捉えています。
解釈↓
・ただただ君に似合うあのステージ衣装 眩しすぎて本当は好きじゃなかった
・騒ぎ始めた金木犀はこの事を誰かから聞いたのでしょう
→金木犀=彼女ちゃん この事=「ぼく」が彼女ちゃんのことを好きな事
金木犀の花言葉は「謙虚」「初恋」 「ぼく」の初恋だったんだね…彼女ちゃんは奥ゆかしい、控えめな人
・秋のピエロは恋の香りを何故君の窓辺に届けてしまったの
→秋のピエロ=彼女の友達 ピエロは「滑稽」みたいな意味合いで「ぼく」の恨みがましい気持ちが表現されてるのかな。
・ぼくが知らない君がほんとの君になって眩いばかりの音楽とスポットライトを纏う
→ステージに立っている彼女ちゃんが「ぼく」が知ってる奥ゆかしい彼女ではなくとても輝いてた。
・季節に抗う言葉 見つけられないぼくは最後の時間だと決めてきたんだ
→季節、要は時間が経っていき彼女ちゃんが"アイドル"として成長してしまうのが嫌だ。でもそれを彼女ちゃんに言う勇気はないからこのライブを最後に別れを告げようと決めた。
・ただただ君に似合うあのステージ衣装 笑顔で見てたけどほんとは好きじゃなかった
→とても似合ってるけど"なにか"違う、「ぼく」はそんな気持ちだったのかな。
・アンコールの中の君が霞んでく
→精神的な意味で「ぼく」が知ってる「君」から離れて霞んでいった、と物理的な意味でこれが最後なんだ…という涙で霞んでるのかな。アンコールが来るってアイドルとしてどのくらいのレベルなんですかね…ライブにわかなので分からん…なにも…
・舞台の袖で泣いていた頃 得意げに守っている気になってたけど
→まだ彼女ちゃんがアイドルとして駆け出しの時、慰めたりして守っていた。(彼女にはぼくがいないと…とか庇護欲)
・ガラスの靴が輝き始めるとちっぽけなセリフで強がるだけだった
→ガラスの靴=デレマスにおけるアイドルの象徴、つまりステージ上に立った彼女を見て、彼女にはぼくは必要ないんじゃないか…と思った。
・遠くなって遠くなって君が見えなくなったんじゃなくて ぼくはぼくが見えなくなっていった
→別れを告げるか告げないか迷っているうちに自分の気持ちが分からなくなってきた。
・本気になった春は花の記憶も知らず夏の週末は追いかけあったね
→最初はとりあえずお互いのことを知っていこう、くらいの距離だったけど彼女ちゃんが「ぼく」のことを好きになっていった、本気になったのが春。Aメロで彼女ちゃんのことを「金木犀」と比喩してるから、彼女ちゃんの記憶も知らず→彼女ちゃんのことを表面上しか、深いところまでは全然知らない。
・君から卒業してもぼくは出会うだろう 君よりきっと綺麗になる人に
→卒業=別れ ここ自分に言い聞かせてるのかな…
・お互いの瞳に映らなくなってもぼくは紡ぎたい とめどなく華やぐ歌を
→とめどなく華やぐ歌=このめちゃくちゃ複雑な気持ちを「華やぐ」と皮肉ってる…?
・少し後悔してる そんな風の噂が聞こえたならまた得意気になるだろう
・もしもぼくが大人になって他の人を好きになれたらきっと伝えよう ただただ君に似合うあのステージ衣装、眩しすぎて本当は好きじゃなかった
・涙越しに見た最高の笑顔
感想↓
・めちゃくちゃ好きだ~~~~~~この複雑な感じ、大好きです。
「ぼく」は彼女にはぼくは必要ないんじゃないか、でも付き合っていたい、でも彼女の負担になっていたら…彼女にはもっと相応しい人がいる筈…みたいなぐちゃぐちゃな気持ちなんだろうな~~~好き…
・この曲、解釈が色々あって面白いですよね…
・「そんな風の~」ってところ、得意気になるだろうな~って「ぼく」が想像しているの、"理解"ってる感あっていいよね…
・最後の「涙越しに見た~」が「ぼく」の心情と真逆なのとてもいいですよね…いい…
・秋(金木犀)→(冬)→春→夏って季節が過ぎて時間が経っているのいいですよね…
・これは拡大解釈かもなんだけど多分彼女ちゃんは「ぼく」に可愛いって思ってもらいたい、とか褒めてほしい、とかそういう気持ちを持ってたと思うんだよね。それでアイドル活動に一層励んでたと思うんだ…「ぼく」の気持ちとは真逆に。すれ違ってんね~~~~!!
・金木犀の花言葉に「初恋」ってあるって書いたんだけど由来が金木犀の香りは一度嗅いだら忘れられないから。なんですよね…「ぼく」は一生忘れられない出来事なんだ…
・最初にも書いたけどアイドルになること、つまり変わっていくこと、成長していくことの数少ない悪い例みたいな感じ。全員が全員こうじゃないしほんとに特殊な例だとは思うけど。むしろもっと好きになる人も多いと思うけどね。
・好きです
最後に歌詞↓
ただただ君に似合うあのステージ衣装、眩しすぎてほんとは好きじゃなかった
騒ぎ始めた金木犀はこの事を誰かから聞いたのでしょう
秋のピエロは恋の香りを何故君の窓辺に届けてしまったの
ぼくが知らない君がほんとの君になって眩いばかりの音楽とスポットライトを纏う
季節に抗う言葉 見つけられないぼくは最後の時間だと決めてきたんだ
ただただ君に似合うあのステージ衣装、笑顔で見てたけど好きじゃなかった
アンコールの中の君が霞んでく
舞台の袖で泣いていた頃 得意気に守ってる気になっていたけど
ガラスの靴が輝き始めるとちっぽけな台詞で強がるだけだった
遠くなって遠くなって君が見えなくなったんじゃなくてぼくはぼくが見えなくなっていった
本気になった春は花の記憶も知らず夏の週末は追いかけあったね
君から卒業してもぼくは出会うだろう 君よりきっと綺麗になる人に
お互いの瞳に映らなくなってもぼくは紡ぎたい
とめどなく華やぐ歌を
少し後悔してる そんな風の噂 聞こえたならまた得意気になるだろう
もしもぼくが大人になって他の誰かのことを好きになれたならきっと伝えよう
ただ君に似合うあのステージ衣装、眩しすぎてほんとは好きじゃなかった
涙越しに見た最高の笑顔
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