大侵寇(というか刀剣乱舞本編の物語)はゲーム内の情報だけで読み解けるようになっとる!😳と気付いたのでまとめました
ゲーム本丸は歴史改変され分岐したものの正史2205年に繋がっているため切除されていない「改変時間軸」を守る本丸
であり、歴史を守る戦いに敗北するたび改変の始点からリスタートしている
そして三日月宗近は「リスタート時に記憶がリセットされない」刀剣男士である
(だから対大侵寇防人作戦前にすべてのゲーム本丸に配布された)
時の政府(正史)は今まで何度も『大侵寇』で敗北しており
そのたびゲーム本丸は改変の始点の「安土城築城」から歴史をやり直してきた
「花の御所」での三日月宗近の台詞は過去の周回を振り返ってのものであり
「そのうち、数えるのをやめた」ほどの凄まじい繰り返しの終着、やっと掴んだ勝利がゲームのレイドイベント『対大侵寇防人作戦』であり、その後の巨大敵「混」との対決である
どういうことかと言うと
1面の【維新の記憶】から5面の【武家の記憶】までは、時代を遡って出陣している
(ゲームの出陣画面の説明文も「◯◯で終わり、◯◯から始まった」というような、歴史を遡る書き方をしている)
その中で唯一【3-3 織豊の記憶 越前(越前一向一揆)】と【3-4 織豊の記憶 安土(安土城築城)】のみ、史実とは逆の順番になっている
「越前一向一揆」は1575年には内部瓦解が始まっているので、後ろにずれることはない
なので正史では1576年に始まる「安土城の築城」が、1575年の「越前一向一揆」より前に開始されていると思われる
【織豊の記憶】の出陣画面の説明文でも
「織田が安土に城を構えてから、越前の宗教勢力を破り」と書かれているので
ゲーム本丸にとってはこれが「正しい歴史」=改変で分岐した時間軸を守っている本丸である
安土城は1582年の本能寺の変の後、原因不明の火災で焼失するため、築城が前倒しになっても大きな連鎖改変は起きず、1582年に正史に合流できる
…が、築城開始年自体は資料に残っているので、その部分は【改変の始点】になっている
歴史改変された時間軸は、その改変が起こる前の時代に行けば修正できる←元の時間軸が続く
しかし、分岐した時間軸は残ってしまう←改変時間軸が増える
つまり裂けるチーズの裂けた部分みたいに、時間軸が分かれていく
(マルチバースと言ったほうがわかりやすいかもしれない)
正史2205年に繋がりようがない重大な改変は「放棄された世界」として時間軸から切除しているが
改変があっても正史2202年に繋がる時間軸は、そのまま審神者と刀剣男士に守らせている
その【改変の始点】… 【1575年に築城が前倒しになった安土城】がセーブポイントのような役割を果たし、『大侵寇』で敗北するたびそこからリスタートしている、と思われる
※「安土城の築城が前倒しになる」ということは「織田信長の天下取りも前倒しになっている」ということなので、ゲーム内で確認できる明確な史実との違いは「安土城築城」だけども、改変の始点(リスタート地点)はもっと前にあるのかもしれない
(けど今は「セーブポイントは改変安土城築城」という前提で説明を進めます)
文章だけだとわかりにくいと思うので図解すると
まず本編の7面までの出陣先の、核となる出来事を史実の順番に並べ
【正史】にゲーム本丸の分岐を加えたものがこちら↓(8面は対大侵寇防人作戦後のエリアなので今回は入れない)
※わかりやすいよう西暦で記載。ただし日付はユリウス暦かグレゴリオ暦かわからないものもあるため旧暦で記載(重要なのは順番なのでご容赦ください)
敗北は🔥
改変の始点は🌀
敗北🔥すると🌀からリスタートする
【正史】
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1189 阿津賀志山の戦い(5-4)
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1221 承久の乱(5-3)
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1274 文永の役(5-2)
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1331 元弘の乱(5-1)
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1467 御霊合戦(4-4)
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1560 桶狭間の戦い(4-3)
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1573 三方ヶ原の戦い(4-2)
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1575(5月) 長篠の戦い(4-1)
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|ーーーーーーーーーーーー🌀安土城築城(3-4)
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1575(8月) 越前一向一揆(3-3) 越前一向一揆(3-3)
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1576 安土城築城(3-4) |
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1582 本能寺の変(3-2) (安土城焼失)/
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1600 関ヶ原の戦い(3-1)
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1614 大坂冬の陣(2-4)
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1688 元禄時代(2-3)
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1747 細川宗孝殺害事件(7)
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1864 池田屋事件(6)
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1867 大政奉還(2-2)
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1868(1/3) 鳥羽・伏見の戦い(2-1)
1868(1/6) 鳥羽・伏見の戦い(1-4)
1868(4/19) 宇都宮の戦い(1-3)
1868(4/20) 会津戦争(1-2)
1868(10/21) 箱館戦争(1-1)
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🔥🔥
【正史2205】
※歴史は時間軸の糸が集まった束のようなものなので、途中に改変された部分があっても、最終的に同じ未来に行き着く時間軸はすべて【正史】という束の中に収まる
しかし時間軸の糸としては別なので、正史の敗北後ゲーム本丸は「改変安土城🌀」からリスタートできる
そもそもなんで時間軸が崩壊すると改変の始点からリスタートするのかを【放棄された世界】で説明すると
正史から切除された【放棄された世界】は、放っておくと改変世界が伸びていくので
定期的に刀剣男士を派遣して歪みの中心を取り除き、時間軸を剪定している
(以下図解↓)
✖️は行き止まり(時間軸の切除)
🌀は改変の始点
❌は【特命調査】で刀剣男士を派遣し歴史の歪みの中心を調査して排除したものの、正史にはもう戻れないので未来がなくなり時間軸が崩壊する地点
【放棄された世界】は❌から🌀にリスタートするのを繰り返している
【正史】
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|✖️🌀
| \
| 放
| 棄
| さ
| れ
| た
| 世
| 界
| ❌←【特命調査】発生
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2205年
【放棄された世界】は「改変の始点🌀」より過去も、続く未来も失っているが
時間軸自体は存在している&時間は止まらずに進み続けるので
始点と終点の境がなくなり「改変の始点🌀」から「時間軸の崩壊❌」までの期間を繰り返す輪のようになっている
(※上の図解は私の技術力の限界ゆえに直線ですが裏側で輪のようになっていると思ってください)
しかし「改変の始点🌀」より以前の過去も、続く未来も正史と繋がっている場合は、リスタート地点🌀から普通に時間軸が続いているので、時間の流れのままに歴史をやり直せる
そうやって『大侵寇』で敗北🔥するたび1575年の「改変安土城🌀」から歴史をリスタートし
2205年の未来でまた歴史を守る戦いを続け『大侵寇』が来て🔥…を「勝つまで」繰り返しているのがサービス開始時点のゲーム本丸の状況であり
その状況を唯一「わかって(おぼえて)」いるのが、リスタートしても「記憶がリセットされない」刀剣男士、三日月宗近🌙である
そのゲームの流れを図解したのがこちら↓(下からスタートしてるのでスクロールしてください)
ーーーーーーー
↑ ↓
1189 阿津賀志山の戦い(5-4) ↓
↑ ↓
1221 承久の乱(5-3) ↓
↑ ↓
1274 文永の役(5-2) ↓
↑ ↓
1331 元弘の乱(5-1) ↓
↑ ↓ 〜〜〜〜〜
1338 ↑ ↓【期間限定青野原】
↑ ↓ 〜〜〜〜〜
1467 御霊合戦(4-4) ↓ 🌙花の御所
↑ ↓ ↑
1560 桶狭間の戦い(4-3) ↓ |
↑ ↓ |
1573 三方ヶ原の戦い(4-2) ↓ |
↑ ↓ |
1575(5月) 長篠の戦い(4-1) ↓ |
↑ ↓ |
🌀安土城築城(3-4) ↓ |
↑ ↓ |
1575(8月) 越前一向一揆(3-3) ↓ |
↑ ↓ |
1582 本能寺の変(3-2) ↓ |
↑ ↓ |
1600 関ヶ原の戦い(3-1) ↓ |大侵寇🔥
↑ ↓ | ↑
1614 大坂冬の陣(2-4) ↓ ーー|
↑ ↓ ↑
1688 元禄時代(2-3) ↓ ↑
↑ ↓ ↑
1747 ↑ ↓ 細川宗孝殺害(7)
↑ ↓ ↑
1864 ↑ 池田屋事件(6) ↑
↑ ↓ ↑
1867 大政奉還(2-2) ーーーー
↑
1868(1/3) 鳥羽・伏見の戦い(2-1)
↑
1868(1/6) 鳥羽・伏見の戦い(1-4)
↑
1868(4/19) 宇都宮の戦い(1-3)
↑
1868(4/20) 会津戦争(1-2)
↑
1868(10/21) 箱館戦争(1-1)
↑
【刀剣乱舞、はじめよう(ゲーム開始)】
※矢印が進むごとに時間遡行軍側が優勢になっている
※『期間限定青野原』は『大侵寇』の前に必ず入るイベントだし出陣バナーが8-3の位置にあったが、ゲーム本丸の時間軸ではなく、特命調査と同じような扱い(放棄された世界)
※線のウネウネは直せませんでした😣
歴史修正主義者との戦いはつまり時間軸の主権、シェアの奪い合いなので、すべての時間軸を制圧して相手の存在もしくは心を折りきったほうが勝つ
そのため時間遡行軍が仕掛けてきた「全時間軸の同じ時代への総攻撃」が『大侵寇』で
選ばれた合戦場が1600年の『関ヶ原の戦い』
そこへの時間遡行を阻止すべく遡行経路を封鎖したら、本部への跳躍経路を侵食されて時の政府も本丸も大ピンチに陥った(けど経験値がウマウマウハウハだった)全本丸によるレイド戦が『対大侵寇防人作戦』である
その時の三日月宗近は、合戦場4-4に発生している時代認識の歪み(後述)と、「東軍」と「西軍」に分かれて戦った全国規模の合戦、という共通項を以て『応仁の乱』の『御霊合戦』を『関ヶ原の戦い』だと誤認させ、多数の敵を引きつけて戦力を分断していた
その合戦場となった4-4「京都・椿寺」は、初期刀が三日月宗近を迎えに出陣する際に「京都・西陣」へと変わる
「椿寺」という呼び名は、1587年に豊臣秀吉が北野大茶会で五色八重散椿を献木したのが由来なので、1467年の名称としては時代が違う
「西陣」の由来は「応仁の乱で西の陣があった場所」だが、三日月宗近のいた「花の御所」は「東の陣」の中心である
そしてこの場所は、敵の攻撃目標が「京都・椿寺」に変わった時、なぜかシステム上で「本丸」だと認識されていた
が、足利家の邸宅である「花の御所」に本丸は無い
かつて『応仁の乱』で「西の陣」があった場所であり
「花の御所」とも地理的に重なる、1587年あたりに存在した「本丸」のある場所と言えば
「聚楽第」をおいて他にない
三日月宗近は聚楽第があった場所を「本丸」だとシステムに誤認させることでまた敵を誘引し、自分もろとも「4-4 京都・椿寺」に閉じ込めて、まとめて棄てさせるつもりだったのである
「記憶では、一度…」「この展開は見たことがない」「再現できなかった活路」という台詞から察するに
おそらく一度は『対大侵寇防人作戦』で勝利したものの、その後本丸を襲撃され敗れた…ので
1.まず時代認識が1587年以降(1600年付近)になっている4-4で『御霊合戦』を『関ヶ原の戦い』だと誤認させて敵を分断し、対大侵寇防人作戦の勝率を上げる
2.防人作戦で勝ったら「聚楽第(のあった場所)」を「本丸」だとシステムに誤認させて、本丸襲撃部隊を自分もろとも4-4に閉じ込め棄てさせる
という二段構えの囮作戦にした、んだろうなあ
(「これ以外、方法が…」と言っているのが、夥しいほどの試行回数を感じさせて切ないね…)
(なんとかなって本当によかった…🥹)
『大侵寇』の前に期間限定で出陣できた難易度インフェルノ級の「青野原」は
『大侵寇』の予行演習として、1338年の『青野原の戦い』で、時間遡行軍による近代兵器を用いた殲滅実験が行われていた合戦場であり
「低空を飛ぶ巨大な影」は航空機の「剣」である
「剣」は太平洋戦争末期に中島飛行機(現SUBARU)が設計・製造した航空機であり
中島飛行機の2代目社長の中島喜代一氏(戦後刀剣の保存に尽力した方)は、三日月宗近の当時の所有者である
(他にも亀甲貞宗・稲葉江・村雲江・石田正宗など名刀をたくさん所有していたらしい)
全スロットを埋めるあの巨大な敵「混」を見て、三日月宗近が
「あのような骨董」
「あの大きさでは、歴史を変えるにせよ守るにせよ広範な影響が出る」
「今日の味方は明日の敵」
と言っているのは、かつての持ち主との縁で、あれが航空機の「剣」だとわかったからである
(名前が「混」なので、持っている剣はイベント報酬の七星剣だと推察。聖徳太子の佩刀だと伝えられる七星剣は、現在東京国立博物館に寄託されているので、三日月宗近は七星剣のことも知っている)
※『大侵寇』クリア後に実装された「8-3美濃(青野原)」を踏まえた追記
8面自体おかしい(後述)が「8-3美濃(青野原)」の地図画像は「3-1関ヶ原」と同じなので、8-3には確実に地域認識の歪みが発生している
なので『大侵寇』前にここにあった期間限定難易度インフェルノ級「青野原」にも「地域認識の歪み」が発生していたと思われる
ゆえにあの合戦場はおそらく1333年の鎌倉「元弘の乱」
「青野原の戦い」同様、南朝と北朝に分かれて戦った戦場であり
鬼丸国綱の当時の持ち主の北条高時と
北条親子の次の持ち主である新田義貞がいる戦場である
(だから100回クリアすると、鬼丸国綱がもらえる)
(100回クリアするくらいの確率でしか、無事な鬼丸国綱がないくらい、あの場はめちゃくちゃに破壊されている、のだろうと思う)
北条一族は「元弘の乱」の最後「東勝寺合戦」にて家臣たち含めて壮絶な人数が自害する(そこが後世に「腹切りやぐら」と呼ばれるほどに)
クリア後テキストにある「そして、死者」は
殲滅前からそもそもたくさんの遺体があった、という意味だと思われる
6面【池田屋の記憶】・7面【延享の記憶】・特命調査【聚楽第】の時間遡行軍の部隊名から考えるに、歴史修正主義者の目的はおそらく
「第二次世界大戦で枢軸国側が勝利する歴史への修正、あるいは戦争自体の回避」だと思われる
岐阜県の関市とドイツのゾーリンゲンとイギリスのシェフィールドは「世界三大刃物産地」なので
6-4の「ゾーリンゲンサーバー主力部隊」と、聚楽第の「ゾーリンゲン友邦団」は、ドイツのゾーリンゲンからの援軍である
(イギリスは連合国側なので、シェフィールドが友邦団として出てくることはない)
…というのが、対大侵寇防人作戦が終わるまでの、刀剣乱舞第1部「朔」のストーリー、ではないかと!
…めっちゃオモロイやん!!!!!😳
いや、もちろん私がそう読み解いたってだけなんだけども!
(なので他の説を否定しているのではないです。解の1つとして「こんな面白い物語出てきてんけど!」みたいなテンションで書いてます)
なぜか最近までストーリーについてちゃんと考えたことがなかった(読み解けるかもという発想がそもそもなかった)から、『大侵寇』が終わってだいぶ経つ今になってめちゃくちゃ興奮している!!!!!
こういうストーリーライン好きだし、作中のヒントから物語を読み解くっていう作業も面白くて、刀剣乱舞ってこういう楽しみ方もあるんだ!と新たな面白さが増えて目が覚める思いでした!!
すごいなあ刀剣乱舞!!!!!☺️
早く次のストーリーイベント来ないかなあ!!☺️
読み解くのも楽しいし、解答編みたいなのが来てくれても嬉しい☺️
特命調査にも、続きがありそうな気もするし!☺️
本編第2部も、8面【青野原の記憶】は完全に『関ヶ原の戦い』なのに、関ヶ原という名称が不自然に伏せられている
出陣画面の説明文に「古戦場の名を引いて青野原の戦いとも書かれた」と記載があるけれど
『関ヶ原の戦い』を『青野原の戦い』と呼ぶことはあっても
「関ヶ原」という地名を「青野原」とは呼ばないはず(全然違う場所なので)
なのに8-3は「美濃(青野原)」だし、地域選択のところの地図は完全に3-1「関ヶ原」と同じ画像になっている
(ちなみに『期間限定青野原』の地図画像は今の8-3とは違う)
…またなんかややこしいことになっとるがな!!!!!
『大侵寇』のどさくさに紛れて「関ヶ原」がそう呼ばれなくなるような改変を起こされてたんかな?
たとえば…「関ヶ原」という名称は東西を結ぶ不破関があるからなので
その不破関が造られない=672年の『壬申の乱』で大海人皇子(不破関作った人)が負けた、とか?
…やばいやん!!!!!!!!!!
そら検非違使出た時のテキストも「この時代は最初から不安定なのか」とか書いてあるわ!
(これは8-1 『京都(阿弥陀ヶ峰)』のテキストだけども)
いや〜〜〜〜〜本当ワクワクしますね刀剣乱舞!!😳
ずっと楽しんでやっていたけど、物語(起こっていること)について考えるようになったことで、より楽しくなった!!
…というこの気持ちが、拙い説明ながら少しでも伝わっていたら嬉しいなあと思います☺️(次からはリアタイで物語の謎に挑むぞ!)
※上記はあくまでも「ゲーム本丸の物語」で、違う時間軸を守る違う本丸のメディアミックス本丸は、また違う設定かもしれません(ストーリーも違うし)
なのでメディアミックス本丸については「ゲーム本丸と同じ設定の可能性もある」くらいにとどめて、それぞれ別に考えるのがいいかと思います