#白銀の竜と楽園の少女 ネタバレありのゲーム性&キャラの性能含む個別雑感 こっちは1万字超えてもうた
Ver1.0でおまけマップ2まではクリア+1.1に更新して更新マップクリアまで。
ハード・フリクエは何度でもできるやつは未プレイ/キャラごとのっぽいのはノアのやつだけ強制組がその時育ってなくて未プレイであとはやったはず/ドーピング系未使用
一応全ステージ負傷者なしでクリアするようにした。
ゲーム性部分については、まず最初に触れておきたいのは
経験値配分制だけどレベルによる必要ボーナス量が変化しない、という仕様のこと。
これにより序盤は特定のキャラに経験値を全て突っ込んで、そのキャラに大暴れさせるのが容易な攻略法になっている。
特にハードだと加入キャラが増えるぶんを考慮して追加経験値があるのでさらに1キャラを強化しやすく
ついでにハード限定1章加入のアゲハが「射程1~2のこの時点では圧倒的高攻撃力&HP吸収武器」と「かなり広範囲に自由に移動できるアイテム」という
この1キャラ集中強化にとっても向いているキャラクターなので、まずアゲハをレベル30まで一気に上げてしばらくはアゲハ無双になっていた。
(次に30にしたのが強制出撃のアインス、射程1~2の2回攻撃武器が強烈な上回復まで使えるレイリス、全ステータスが高水準で耐えに行きやすいアリス/ナイトメア……という順番だったはず)
この2点により、序盤については1章を除けばハードのほうが簡単なんじゃないだろうかと思っている。とはいえ、結局自軍のレベルが30付近であることが前提の終盤ではハードの方がさすがに難しい可能性は高い……と、思う。終盤も終盤でレイリスとアリス/ナイトメアが大分強い(特にレイリス)ので、ノーマル以下の敵の調整如何では結局もしかしたらハード限定味方の有無ぶんでハードのが簡単なんて可能性もなくはないかもしれないが。
この調整について、個人的にはこの大味な攻略が可能なことも悪い点ではないと思っている(もう少し序盤をちゃんと正面から攻略したいなら、キャラクターのレベルを自発的に揃える縛りをすればいいし)が
もしも仮に作者様は本当はこの「極端にレベルを寄せられる」ことは本当は望ましくないが対応方法が分からずやむを得ずこの形にしていたというのであれば、熱帯魚氏がレベルによって経験値1あたりの必要なボーナス量を変更できるプラグインを公開している( https://note.com/nettaigyo10ryba/n/n0d5cb890b0a4 )ので、こちらを使用すれば解決できると思う。
次に、回復魔法についてオーバーヒールが極めて強力になっていること。
全体回復魔法なのだが回復量が低め……のはずが魔力+15なので、ほぼ全体全回復となっており、しかも安いのでこれ1個で回復面は事足りる。
耐久面が厚いユニットが少なめで、ちょっと連続被弾したり必殺などが絡むとあっさりHP最大から落とされることもあるので
こちらもこれはこれでゲームの面白さを大きく損なっているというわけではないと思うが
もし仮に回復量に魔力が関わらず固定値15のほうが想定のものだったとすれば、回復杖ごとに上限値を設定できるプラグイン( https://w.atwiki.jp/srpg_studio/pages/28.html#id_4fe0c64c )を採用すれば個別に対応することが可能になると思う。
キャラ個別のところでも言及するけど、ローズのプレケスが全体回復だったらちょうどよかったかもしれない。最終的には全回復のヒールⅡも店売りだしそもそもヒールⅠでも回復量には困らないし、ローズ自体がちょっと物足りない性能なので全体回復が彼女専用なら特別感もあったかも。ハードのが簡単疑惑が加速する恐れはあるけど……
序盤~中盤については先述の通り経験値全振りアゲハ無双で進めていったが、それだけでは通用しなくなってくるあたりからは
敵味方ともに強力な確率スキルや命中率大幅ダウン、必殺率アップなどが多数揃っているため大味ながらも爽快な部分のあるバランスになっていたと思う。セーブに制限がなく、適度に確率頼りのゴリ押しも可能なのは個人的にはプラスの印象。
状態異常も多数あるけれど全防御アイテムが店売りで完備できる(お金にも余裕がある)のも、まあ細かく耐性アイテムを使い分けるのが面白いか?っていうとそうでもないのでこんなもんでいいんじゃないかな~という感じ。同効果でもフレーバー小物としていろいろ種類があるのも個人的には好き。ステータス補強の装備品の存在も面白かったと思う。特におまけマップではさすがに速さ調整などが欲しい場面が多く役立った。
ちなみに服の重ね着(複数装備)についても自分はこの仕様でもOKだと思うが、もしも服は1枚アクセも1つとか制限を設けたかったら
一応同系統の装備は一番上のもののみ適用される設定がSスタ内にあったはず。勘違いでプラグイン案件だったら申し訳ない。
特に難しかったのは終章1つ手前の16章で、移動する射程10の遠距離魔法持ちが開幕から3体もこちらを射程内に捉えているのはえげつなかった……!
以前に呟いたとおり、うちのアインスくんは大変に防御面がヘタれていたため、魔法相手にワンパンされてしまうから殴れなかったり
かといって竜に変身したら今度はアサルトライフルに破壊されてしまうしで大変だった。イシュエルの沈黙を上手く使いたかったがこちらも射程6では上手く抑えきれず……
おまけマップはルーメンの方はそこそこ難しかったが16章ほどではなく、丁寧に処理していけば押し切れた感じ。こちらではイシュエルの沈黙は存分に役立った。
カナンの方は順当に端から処理でOKって感じ。
1.1のおまけは出撃キャラが固定されてるのもありレイリス無双。みんな装備の補強なしだと遠距離魔法以外はワンパンで死ぬからやられる前にやるしかねえ!
余談だけど1.1おまけでアイリスとレイリスの名前が似てるのを言及されていて笑った
ゲームのプレイし初めにもぼやいたけど名前の形状の類似が多い!
アインス
アイリス
レイリス
メイリン
と縦に並べるとえらいことになってしまう しかもレイリスと別にレイがいる!
ただまあキャラの名前は1回こうって決めたのを変えるのは(たとえ他人に公開する前でも)心理的にも難しいし、意味とかから決めるとどうしても干渉起こることもあるから仕方ないかな・・・とも思います。
一応言っておくと「変えた方がいい」みたいな意味では一切ないです。
以下、各キャラ個別の使用感とキャラへの感想。
通し切ってから書いた&各章のセーブデータを残してなかったから細かく後から確認取れてないので何か勘違いがあったり描写されてるところを忘れてたりしてたら申し訳ない。
・アインス カラミティ
耐久面がハチャメチャ脆いのが苦労したが、どうもうちのアインスくんが特別脆いだけっぽい疑惑は強い。
確定連続行動が魅力でカラミティを選んだが、スキルの発動をセーブ・ロードで厳選する前提ならスカウトやベルセルクも良かったかもしれない。特にベルセルクは銃が使えるのがデカそう。
竜変身は使えるのが16章と17章Bルート・おまけマップのみだが、ぶっちゃけあんまり強くないかな~という印象。16章はアサルトライフルの的なのがしんどいし、17章Bでは再行動を失うほうがマイナスで他クラスでもクラススキルの喪失のほうが痛そうな気がする。おまけマップでは出撃してなかったけどこっちも17Bに近い印象になるか?でも要求速さが高めだからそこ満たしやすくなるのは強いかも。
キャラクターとしては、トラウマも多くておつらい人。本編のことがなかったら十数年経ったあたりで老化の起きないことに気がついてそれが何故なのかすらわからずに孤独を深めていたかもしれない。かわいそ……そして究極のネトゲ廃人まっしぐらだったかもしれない。不老の人外ネトゲにドはまりする説は、ある。 一緒にいれば研究者気質であろうアネモネ&イシュエルがもしかしたら正体を解き明かすかもしれないが、その前にアインスくんが二人から逃げちゃいそうだ。
本編後はレイちゃんも一緒であったかい日々を過ごしていてほしいけど、数十年後には何か大変なことに巻き込まれているのが確定しているのでおいたわしい。Aルート前提ということはメルムの意識の残滓みたいなものが残ってたりするんだろうか。そういえばアインスは染色体異常(XX男性)タイプの性異常のあるゼノであるけれど、子供を作ることはできるんだろうか。一応現実のXX男性はできる場合とできない場合があるようだけどそもそも可能でもアインスくんがそれを望むかはさておき。
仮に可能なら適合ゼノの性質は受け継がれるのか。アインス自身が先祖返りというか別に両親が特別だった訳ではないっぽいし「確率は低い」あたり?
そもそも非ゼノの両親からゼノの子供も生まれるあたり、顕性陰性の問題が強そう。
・レイ 勇敢な少女
序盤をアゲハ無双で乗り切ってしまったが、1章ではそのアゲハを倒すのに貢献したし要所を突破するための竜化は強いと思う。
ただ竜化自体でそのターンは終わってしまうのがやや苦しいところ。本気で切羽詰まる前に先読みで使うか動かない強敵に使うか……だが
囲まれて始まるステージなんかだと1ターン目こそ竜化のパワーで1体持っていきたいのにそれどころかレイの手番を使ってしまうのが厳しい、みたいな印象
ダメージ半減持ちのおかげでかなり硬いのも嬉しいが、できればCC後あたりでアブソリュートゼロの射程が1~3に広がったりしてほしかったかも。
なにしろ本人が再行動持ちなので変身するのにターン使うよりレイリスあたりをもう1回動かしたほうが話が早かったりした。
再行動役としてブーツと狩猟免許を持たせて移動力ガン盛りして活用。所持品枠に余裕があるので耐久とかも割と盛りやすい。
たださすがに17章Aルートでは竜化が突破の最重要要素に。魔力薬でブースト&エリクサーで2回動かして一気に倒しきった。
キャラクターとしては、ストーリー感想のほうで特に好きなキャラクターの項で語った通り。
実質5歳(脳は肉体年齢相応とはいえ)にしては本当になんというか、人に寄り添える形で情緒ができていてそれでいて精神的にも強い。
先天的な面が強いのか、はたまた天才科学者エルメスは本当は子育ても天才だったのか。おそらく前者。それこそ正を司るユースティティアの因子に適合させた結果だろうか?善性の理由にそれを想定するのはややレイちゃんに失礼な考え方かもしれないが。
・イシュエル サイエンティスト
本編ではほとんど起用せず。終章でエリクサー目的メインで器用してそれは役に立った
おまけマップでも沈黙の石がなかなか強力に機能してくれたりエリクサーが強かったり鐘が飛ばすのも引き戻すのもできて有能。
経験値を偏らせないなら序盤はステータスアップアイテムや元気薬もとても強いだろうし
そもそもこの運用メインだと経験値を与えなくても役に立つのもいいと思う。
HPなど防御面が強力ので盾役にもなれるはず 速さが他の味方と比べるとかなり低いがおまけマップ以外ではフォロー不可能なほどじゃないし
おまけマップではそれこそ薬やエリクサー役・沈黙をやるのがメインだったので問題なし。そもそも追撃ありでも1戦闘くらいは耐える。
とはいえ薬いろいろ持つと所持品がカツカツなのでステータス面の補強とは両立しない
このあたりはやはりCC先次第というところだろうか。
キャラクターとしては、少し自分語りになってしまうが
自分が創作やTRPGにおいてキャラクターを作る時の「手癖でできるキャラクター」に一番近いと感じたのがイシュエルなので、彼が喋っている場面はなんというかしっくり来て話が頭に入りやすい。
彼は「善良だが打算を頭から放り出さない/利害を計算できる、した上で人を助けようとする」というタイプだと感じていて、そこがそう思う理由。こんなこと言って全然違ったらどうしよう(
185cmあるって結構デカいしHPも守備もあるってことはガタイもよさそうだし、リアル等身絵だとかなり威圧感ありそうだ。アイリスやレイと並ぶと30cmぐらい違うと思うと、1章後の電車でアイリスと話すシーンとか、あまり大きな声で話すべきでないことを話すときとか背を丸めて顔の高さを寄せて喋ったりしてそう。
・アイリス アサシンメイド
本編・おまけマップともにほとんど起用せず。
アサシンメイドにしたけどマスターメイドのがよかったかも?主に銃と杖のため 暗殺もまあぶっちゃけ連続でもなんでもスキル出たら倒せますって時多いし・・・
再行動+持ち組なのでポテンシャルはあると思うんだけど、強みの速さが体格3でさすがに削れがちなのと他のキャラでも(装備品調整込みで)そこまで追撃ラインに困らないので
耐久・火力面などの弱みの方が目立ったかな~という印象。レイリスが上位互換めいている。あっちが強すぎだし被って困る役割ではないから両方出してもいいんだけど。
どれだけ低レベル(&ドーピング無し)でクリアできるか、みたいなチャレンジをやろうと思ったら成長は厳選前提として速さ初期値の関係でキーキャラになるかも?
キャラクターとしては、ゼノとしての異常が「無性」という話の時に自分はけっこう驚いたのが印象深い。フィロの抱かせろ発言やらハーピーの姉の代わりでしょ発言やら水着イベントやメイリンの反応回り(対レイリスの件含め)があったからだと思う
このあたり疑問点はすでにブログで回答して貰ったが、このあたりは意図してそれが想定できないように前フリとしての面(特に水着)があったのか、それともそこは単に自分にそう作用しただけなのかな。生々しい言い方になってしまうけど無性というのは股間部に「何もない」のかと思ってたけどブログの回答を見る限り「内部に生殖機能はない」ってことは性行為自体は可能な構造になってるってことなのかな。
アイリスは自分を女性と思って生きているとのことだが、実際自軍で一番女性らしい人物だと感じる。なんでかって聞かれるとわからないけど……
レイとも実は1章の時点でほぼ初対面に近い状態だがあまりそれを感じさせないなと思う。実際のところ、アンゲルスを抜けて逃げるにあたって特に追われているのはレイであり
本気でアンゲルスから逃げるだけならば、エルメスとももう会う可能性も低いのを考えればレイを見捨てたほうが確実だったかもしれないが
エルメスとの約束や義理などを差し引いても、根本的にその選択肢が頭に浮かんでもいなかったんじゃないだろうか、と思う。「受けた命令を何も考えずこなさなければならない」という生き方が染みついていたから、と考えられなくもないが、それよりはやはり、情はあっても組織に染まってしまった妹を置いて、少なくともある程度重用されていた立場を捨ててでもアンゲルスを抜ける決断をした彼女にとって、レイを見捨てないのはごく自然な彼女の本来の在り方なんだろうと考えたい。(このあたりイシュエルの項と対照的で、自分はイシュエルは同じ立場なら「見捨てる選択肢を考えられるし、考えたうえで選ばない」というタイプだと認識している)
・メイリン トリックスター
本編では終章のみ起用・おまけマップでも使用。
高火力・高必殺でアサルトライフルを使えるのが強いな~って感じ
二丁拳銃も強いし銃が使えるってだけでけっこう加点あるが、そのうえで必殺で反撃を受けずに無理やりワンパンできるのはうれしい。
耐久面も火力の割には低くなくて及第点。速さも十分あるんだけど重たい武器を持ちたいことが多くて数値より低い印象。
杖も使えるけどこのくらい魔力低いとさすがにオーバーヒールで全快できないときがあったりする。
キャラクターとしてはブログでも語られてた通り一人いるとにぎやかに動くタイプだなあと。
頭のねじが全部抜けてるとは言うものの、ほかのメインキャラよりも旅の同行の「必然性」が薄い分
一歩引いたところから俯瞰して見れてるな~と思うところも。
ほかのみんなが真面目だから飛んでるだけで、ボケの群れに放り込んだらツッコミやるタイプに見える。
・ノア ルーンマスター
本編・おまけマップともにほとんど起用せず。
高火力かつ高耐久なのはよいのだけれど、さすがに遅くて追撃食らうと一気にダメージが増えて苦しい。
魔法が射程1~2のみ、杖も回復とバステ解消なので、あんまり応用の幅がない感じ。
そんでもって移動3で再行動なしだからちょっと動きが重い。もう片方の職で盾やったほうがよかったかも。
16章の遠距離攻撃攻勢とかを引き寄せられるならめちゃ楽になるだろうし、イシュエルとどっちかはタゲ寄せ職にするべきだったか。
キャラクターとしては……見た目が怪しい!(
自分が過去プレイしてとても思い出深いゲームにこういう紫ローブで目隠しをした黒幕が居たのでなんて怪しい見た目なんだ……と思っていた。
旅のために膨大な援助をしてくれて、見返りはアイリスに自分に雇われてもらうこととなっているが
アイリスが単純なメイドとしての有能さと、「清濁の濁も知る」上で「善良である」というのを併せ持っているのがノアにとってはそれだけ価値があるものだったのだとは思うけれど
アンゲルスの裏の研究などを知れる可能性が高かったあたりの打算も入っていたんだろうか。
本編後はアンゲルス壊滅の真相を知ってるアドバンテージで勢力を拡大しそう。なんなら研究の成果は彼の組織が引き継ぐのかもしれない。
出撃メンバーがぜんぜん育ってなくて彼のフリクエだけクリアしてないので後で回収したい。
被弾絵で見れる顔面がIKEMENだと思う。
・アゲハ シノビ
序盤のスーパーエース。専用武器が序盤では圧倒的高威力で射程1~2で雑に反撃可能で、専用アイテムによる圧倒的移動力を持ち
さらに被弾しても確率吸収でリカバリしてくれることも多く、経験値を寄せたアゲハが一人で飛び回るものぐさプレイで序盤は乗り切った。
終盤はさすがに一人でゴリ押しは難しい盤面が多くなったが、それでも連続暗殺両立のおかげか反撃されずにワンパンできることも多く
序盤ほど圧倒的ではないが活躍してくれた。
キャラクターとしては、ゆるふわでかわいいね レイちゃんが立ち位置の先入観よりしっかりしてる子なのでマスコットみはこっちのが強いかもしれない。
シナリオ言及の方では挙げなかったけど序盤の頼りっぷりも含めると彼女も特に好きなキャラに挙げてもよかったかも?
プリーツスカートに弱いので見た目もぐっとくる 小柄なのにおっぱいもでかいし(
・ローズ トレジャーハンター
本編・おまけマップともにほぼ起用せず。
専用武器が射程1で、専用杖もぶっちゃけヒールⅠでも全快に近くてオーバーヒールばっか使ってたし
剣と魔法を持てるけど魔力がイマイチなので、まともに戦える射程が1だけなのはかなり苦しい
再行動なし&移動3なので前線にも追いつきにくい。
最初の方にも言及したけどプレケスの方こそオーバーヒールの性能でよかったかも?と思う
仮にそうだったらその1点だけでスタメンを勝ち取れたかもしれない。
キャラクターとしては、こういう祭り上げられて過剰な「素晴らしい存在」扱いから逃げてくるキャラというのは面白くて好き。
自軍キャラだと一番まっとうというか、普通の感覚を持っているような気がする。
・レイリス エグゼキューショナ
中盤からの最強エース。射程1~2の2回攻撃武器が大正義、威力の低さも本人の火力でカバー。
速さもあるのでおまけマップでも容易に追撃ライン到達可能。
そして銃(=アサルトライフル)と杖が使える。再行動+もある。とどめにブーストで移動力大幅アップ可能。ほしいもん全部持ってる。
射程1~2はサクリファイス、2~3ならアサルトライフルを使い、オーバーヒールで回復にも回れて魔力高いから回復量も十分
さすがに耐久面はかなり脆さが目立つが武器杖を3枠で残りで装備でHPを積めばなんとか必要最低限は満たせる。
ノーマルでどれくらい敵弱くなるのか分からんけど弱体幅が小さめだったらレイリスが使えないことでハードのが簡単かもってくらい強い。
おまけマップもおおむね彼女(彼?)がなんとかしてほかのキャラがそれをアシストする形だった。1戦闘どころか2回攻撃で反撃されずに倒しきるパターンと
アサルトライフルで射程外から反撃されずに殴るパターン両方持ってるのが本当に強い。
キャラクターとしては、ある意味一番味方側にいるのが危うい人だなと
性別男性だが見た目は女性、でも態度から性自認は女性かあいまいなラインなのかと思ってたけど
ブログだと100%男性自認で100%演技らしかったのでなおさらその印象。
アリス/ナイトメア デーモン
中盤からの安定枠。ドルミールは事実上反撃封じが60%ついてるようなもので非常に強い。
反面クリムトリリスは射程1だし使う機会が全然なかった。ナイトメアさん……
しかし守備面が硬いのはたぶんナイトメアさんのおかげなのでそれだけでも活躍はしているはず。
武器自体はドルミールほぼ一本で、あとは杖が使えるのでオーバーヒール役も。再行動+持ち組なので再行動で手が余った時に回復とかがしやすい。
このあたりの要素と耐久面を両立しているのがとても嬉しい。ただ、デフォ人外カテゴリかつ飛行特攻も貰うので特攻食らいまくるのは明確な弱点。
キャラクターとしては、なんぼ悪魔だからって目のやり場に困る格好をしてやがるぜ!
WEBサイトを見る限り特に別の創作からの出張キャラという面が強いキャラクター達っぽいので
このゲームだけでわかることは少ないけど、ナイトメアさんは苦労人なんだな……というのは伝わってきた
ちなみにキャラクター紹介にこの二人はいないのも出張キャラの都合だからだろうか?
以下、非自軍操作キャラクター キャラクター紹介にいる順。
メトゥス
良くも悪くも特にいうことのない悪い黒幕。生物兵器を作る研究者ポジションながらも味方サイドについたエルメスに代わって「ククク!やれ!やつらをぶち殺せ!お、おい!こっちじゃない!待て、やめっ・・・ぎゃあっ!」をやってくれた。
ハーピー
ダメージ状態の立ち絵の怒りに満ちた表情がわりと好き。アイリスはダメージ立ち絵でもアホ毛は歪まないけどハーピーはぐにょってるのは感情連動性なんだろうか(?)
実験体としての末路は哀れなものであったけれど、その時の姿は竜とは似ても似つかないもの(おまけマップのヘカティアが同系統?セーブ残ってなくて見直せないけど)だったのは
あくまでレイやメルムとは別系統の実験(魔物化の方向性?)だったから?
元ネタからするとアイリスとハーピーが持っているのは飛竜アイテールの因子あたりなのかな。それが竜化できるほど純度の高くない形で現れた結果が翼を持ったあの姿だったとか。
ユキ
アインスの対というか、ifの姿とも言える立場にあたるキャラクターだろうか
ハーピーがお姉さまの代わりに抱いてるんでしょってキレてたシーンがあるが実際のところどうだったのかは気になる。
瓜二つというわけでもなし、彼女のゼノとしての性異常のことも踏まえると感覚的にはアイリスを欲していたのの代替にはなり得ない気がするけど
何かの代替行為ってのはそういう理屈だけじゃないこともあるからどっちとも取れなくもない。
エルメス
所業に対してそぐわぬ優しさを持つ人。キャラクター紹介の性格もきっぱり「優しい」だが
そもそもアンゲルス研究所があまりそういう人物が所属するような場所には思えないのだが
かつてはまっとうな研究所だったのがメトゥスが代表になってから狂っていったのか
あるいはメルムの1件があったうえでレイと接するうちに彼も影響されていったのか。
リム
かわいい
しかも有能
とてもかわいい
アネモネ
ストーリー感想の方でも言及した通り出番のわりに特に好きなキャラ
そういえば彼女もフルネーム不明(というか不明という旨も書いてない)だけど、一人暮らしをしているんだろうか。だったら家事苦手だし部屋とか荒れ方やばそう・・・
料理は科学だなんて言ったりするが、この世界の錬金術はいわゆる製薬系の側面が強そうなのに料理下手なのは
やはり怪しいヤバい薬を作りたがるのと根っこは同じで思い付きで変なアレンジをしてしまうんだろうか。
フィロ
好きなもの/アイリス(強火)
それだけならほかの解釈もあったが惚れていると明言されている
見た目はともかく32歳で今17歳(アンゲルス逃亡前なのを考えると当時10台前半の頃?)のアイリスに惚れているのは
ちょっと屈折したものを感じなくもない。「お前の言うことは断れない」みたいなことを本人に言っているあたりとか
その好意に関してはアイリスも分かっているのか、それとも何か別の解釈をしているのか
惚れた経緯に何があったのかも気になるところ。
メルム
最初普通に女性体だと思ってた お父さんを名乗ってたのに(
ラスボスとしてレイかアインスを乗っ取るがアインスを乗っ取ったときのがだいぶ強い(レイの場合はレイ本人は持ってるダメージ半減すらない)のはやはり竜としての相性の問題だろうか。
報われない一生であったが、メトゥスを直接ぶちのめせたし、レイを呼び寄せた過程で結果的にアンゲルスを壊滅させることは成功したのはせめてもの救いかもしれない。