『何故夢追翔のことが「好き」から「恨み」に変わったの?』という質問をマロにて頂きましたので長文で返答します
結論から言えば「私は夢追・加賀美・にじさんじが好きだからこそ、それを虐げられたのが許せなかった」になります
※潜在株主である個人の意見です。状況や展開次第で大きく変わる可能性もあります。毎度長くて申し訳無い!
※以下で「犯罪者」と記載している部分は「実際に司法により罪とされるかどうかはさておき、そうなる可能性もある行為を行った者」という意味合いだとお思いください。
■にじさんじへの被害
・「犯罪者を抱えている会社」という情報が外部サイトで拡散、箱やVtuberのイメージ低下
・関連各社への悪影響
・対処に当たった各社社員の時間的/精神的負担
・各種イベントのスケジュール変更の可能性
大体は言わずもがなです。
夢追がやらかした所為で、水面下で進められていた企画が吹き飛んだかもしれません。
夢追がやらかした所為で、いちから社員や提携会社の社員が対処に頭を捻り、会議を行い、お偉いさんの前で頭を下げたことでしょう。本来ならその時間は新しい企画を進めたりにじさんじを良くする行動に使えたのに。
折角「クリーンな箱」というイメージの定着が進んでいたのに泥を塗った。
ここが恨み募りポイントですね。
なお、夢追は「解雇されてもおかしくなかった」旨を言っていましたが、実は会社視点だと解雇も結構悪手です。
にじさんじを去ったライバーのアーカイブは消すのが通例なので、夢追を解雇すると夢追が司会として出ていた公式チャンネルも含めた大型企画を削除する羽目になりかねません。
特例として残しておいたとしても大型企画は外部用の広報資料に使っているので、例えば案件依頼を考えている外部の会社がそれを見て夢追に目を付けた際、
「良い司会がいるじゃないか! 彼に案件を頼みたいんだが?」→「実は彼はこういう理由で解雇済みでして……」→「何だと? そんな奴を擁していた会社に頼めるか! この話は無かったことにしてもらおう!」
となる可能性もある訳です。
だから会社としては何としてでも復帰して汚名返上してもらいたかった。出来れば一刻も早く。
私が昨日の時点で「予想より早いことに驚きはしたが会社の決めたことと納得が出来た」のはこれが理由です。
ツキイチでの触れ方とにじさんじ甲子園への参加はその為の布石だったと今なら確信が持てる訳ですが、利益を求める企業としては間違った対応ではない(寧ろいきなり戻したのではない点は評価出来る)と思います。
ただ復帰させたらさせたでバッシングが来るのも当然、会社はその覚悟があったとは言え、その「悩み・迷い」を齎したという点で夢追コノヤロウと私は思った次第です。
■加賀美ハヤト及び他ライバーへの被害
・立場と心情の板挟み
・立ち回りの慎重性の強要
・風評被害
・余計な伝書鳩の飛来
これは昨日書いた内容も含みます。
友人として社長は夢追を許したいとしても、代表取締役としての立場がそれを許さない。
個人的には以前のようにコラボしたいとしても、配信者としてのあり方がそれを許さない。
元々社長は炎上関連の立ち回りが上手い人ですが、それは意図的にそうしているから上手いのであって、何も無いならそれに越したことは無い筈。
ついでに「夢追と仲が良かったんだからお前も同類なんだろう」などというクソマロが飛んでいることも予想されます。
いくら社長が鋼メンタルだからって負荷は少ない方がいいに決まってるし、他に夢追と仲の良かったライバーさんがダメージ受けてないか心配に思います。
だから彼ら彼女らには何の非も無いにも関わらず、その負荷を増した張本人である夢追が憎い。「好きな人を虐げた相手を恨む」という心の推移は納得してもらえるかなと思います。
なお伝書鳩については直接的なもの以外も含みます。
もう前述の時点で恨みが出来てしまっているので、リスナーからの「社長がゆめおを助けてくれないかな」「社長の3Dでゆめおがゲストで出ないかな」なんて文言(それが何気ないツイートであったとしても)を見てしまった日には「こんだけ迷惑掛けておいてまだしゃしゃり出て来る気か?! その点分かって言ってんのかアァン?! こっちはこっちで毎回全力で最高のことやろうとしてんのに何で犯罪者の尻拭いしてやんないといけねーんだよバーカ!!」と荒みかねない訳です。
なお昨日記載した通り、冷静に思考すれば社長と夢追のコラボは何らかの形で実現することもあり得るなとは思っているので(謝罪配信でコラボしないとは言わなかったし)実際に起こる際には納得もするし、前述のようなリスナーを目撃しても表向きは「ッスーーー」で済ませるようにはしていますが、感情論と論理的思考は別です。
あと何より「元々あんなに仲が良い2人だったのに、ゴタゴタを考慮・配慮した思考や発信をしなくてはならなくなった(私が発信する内容も含めて)」という面倒臭さを齎したという点も恨みポイントです。もっとてぇてぇさせろよクソがよ!!(結局お口わるわる)
■諸悪の根源
「推す」という行為には期待が含まれます。
良いモノを見せてもらった。好きだ。ここまではいい。
「次もきっと良いモノを見せてくれるだろう」。これがとても厄介なんだと思います。
私は夢追に期待を抱いていました。駄目な点は色々あったけれど、真面目にすべき部分は真面目に、適切な対応をしてくれるのだろうと思っていました。もっと頭の良い人だと思っていました。
謝罪配信の前半は良かったと思います。経緯の説明と発生原因について分析は理系らしさが滲んでいて問題解決手法としては評価出来ます。(随分と他人事のような言い方をするものだと思ったのですがそこのマイナス点は感情論ということで)
ただ夢追のこれから行おうとする行動は、誰に対する反省を伴うものなのか?という点が疑問に残りました。
ずっと待っていたファンの為に誕生日配信をすることはまぁいいとしても、それをあの場で言う必要があったのか。
約4万人の視聴者の大半は、別に夢追の誕生日配信を待ってはいなかった人でしょう。その人達があの発言で「熱心なファンの為に誕生日配信をやってあげるなんて、夢追は反省したんだな!」と思うでしょうか。
作曲についてもその他の行動方針についても、言ってしまえば夢追のファンの為の情報です。
「お前はにじさんじという箱や周囲に対して、どんな挽回をするんだ?」という疑問に対する答えは無かったか、少なくとも私は読み取れませんでした。
(問題への対策は言っていましたがそれはあくまで「問題を起こさない」為の行動であり、「問題により生じた被害を補填する」ものではないと思います)
「自分が他の人と絡んだら迷惑になるから暫くコラボしません」なら分かります。
逆に「箱に恩返しする為に積極的にコラボして盛り上げます」も(非難轟々になるでしょうが)その心意気や良しと思います。
そのどちらでもなく、結局は自分と自分のファンの為であるという浅慮さが見えた時点で「ややプラス、ややマイナス、トータルで見ると恨み度変動無しかちょっとプラス」という結果になりました。
多分もう、期待はしてはいけないのだと思います。
これは誰にでも言えることで、私は意図的にハードルを下げるようにしています。
勝手に期待してそれを越えられず失望するなど、先方にとって申し訳無いことなので。(それでも社長の場合は下げる前の想定を飛び越えて来るからすごいのですが)
ただ夢追に関してはもっともっとハードルを下げねばならなかったと思い知りました。
そうすれば恨みも無くなります。だって出来なくて当然なのだから、出来ないことを恨むこともありません。
ただ多分、この先にあるのは「無関心」なのでしょう。「出来なくて当然」の先にあるのは「出来ても出来なくてもどちらでもいい」だから。
それがとても残念でなりませんが、これを書いてる内に「恨み」も氷解してきた気もしました。
■これから
私の基本方針は変わらないと思います。
何だかんだ言って夢追の配信は見るかもしれません。気が向いたらですが。相手への感情を考えずただコンテンツとして消費するだけであれば、その配信が面白いか否かだけを見ればいいので。
夢追と社長やその他の人が絡む時があったら、その時はその時でまた考えましょう。「問題発言しなければいいよ」「出来れば面白くしろよ」ぐらいの感情でいられる気もします。
そこまで入れ込む必要は無かったと言えばそれまでなのでしょう。それに嘆くよりももっと楽しいことが沢山あるんですから、そちらに熱狂すればいいだけのことかもしれません。
それを思い知らせてくれたという点では、この一件は非常に有益だったと思います。
質問に答えるというよりも私のセラピー結果(想いの丈を書き出すだけ)みたいになってしまいましたが、質問主さんにご理解頂けたなら幸いです。
(なお「私はこう思う」というだけで「他の人もこう思え!」という意図は一切無いです。答えはしたけど理解出来ないとなってもそれはそれで仕方無いと思ってます)
相変わらず気分を害する人が居たらごめんなさい。こちらは多分もうある程度は大丈夫だと思います。ただ気分屋なのでまた荒むことがあったらごめんなさい。こういう人間なのだとご理解ご了承の上引き続き観察頂ければと思います。
ご質問ありがとうございました!
2020/08/02 13:37 夕星