MAO感想 116話&117話&118話 夏野と菜花と菜花メインかと思ったら夏野メインだった
116話 わーい巻頭カラーだよ~寝てる摩緒は表紙に出てきた(笑)
地血丸から血がにじみ出るのを見てこれは警告なのかわからなくてどうしようと戸惑う菜花。
一方進路を封鎖された夏野は迫ってくる山椒魚の妖に札を投げつけ持ってた竹の棒を
顔の先端に刺すと妖の動きを封じ込める。
お前とやりあってる暇はないと言い封鎖されていた奥への扉を札であっさりと破る。
夏野さま結構力技でくるよね…w
大蛇の妖と対峙中の菜花は妖に飲み込んで溶かしたら薬の材料に使えないからおまえは絞め殺してやるよと。
菜花を始末してからゆっくりと子供の肝を取る事にしようと言われ
改めて後ろにいる子供達が危険である事を悟る。迷ってる暇はない、自分がやらないとこの子たちは…
と思った菜花は襲い来る妖に私が守るしかないと覚悟を決め刀を握り立ち向かうと
にじみ出ていた地血丸の血がムチの様にしなり大蛇の頭もろとも体を一瞬で切り裂く。
崩れ落ちる妖、突然の地血丸の変化に驚く菜花。それを見ていた夏野はちゃんと地血丸を使えてるじゃないかと
声を掛ける。が、その時後ろから動きを封じてた山椒魚がそれを破って夏野の後を追ってきた。
喰ってやると大口を開けると夏野を頭から丸ごと口に入れる。
がガリっと言う違和感を感じた山椒魚の妖は夏野をすぐさま吐き出してしまう。
夏野の違和感に山椒魚はなんなんだと訝しがる、人間じゃ…な…と口にしそうになった所で夏野の術で
あっさりと石化させられた山椒魚はその言葉の続きを言う事を許されなかった。
夏野の顔を見ると右目を中心に上下に顔にヒビの様なものが走っている。
それを見て驚く菜花だが夏野はちょっと噛まれた、たいした傷じゃないと何事も無かったかのように言う。
無言で山椒魚石化させた夏野さまちょっと怖い…。最初は足止め程度にしか相手してなかったけど
人間じゃないって言おうとしたとたんに容赦なく行ったよ…。
その後助け出された少年達は店の外でヒビの入った右目のあたりに包帯を巻いた夏野に金を渡され
もう変な物盗むんじゃないよと注意される。
結界が解けて見える状態になった薬局、あとは警察にまかせりゃいいと言う夏野たちはその場を後にする。
なんにしても鞄の手は自分の捜す右手じゃなかったから今回も無駄骨だったとのだと。
摩緒の診療所の戻ってくると起きた摩緒が二人を捜しに行こうとしていた。
事のあらましを聞いた摩緒は菜花が地血丸を使ったのに倒れたかったのかと聞く。
刀から血の筋が一本ほとばしって妖を切り裂いた。今までそれができなかったのかい?と夏野が聞くと
今まではものすごくいっぱい血が出ていたと答える。
今回はなにかが違っていた?と夏野の聞かれ菜花はその場に自分しかいなくて毒霧と失血であと一振りが
限界だったけど私が子供たちを守らなくちゃってと思った事を話す。
そもそも地血丸は元々は護り刀だっただろう?と夏野の言われ、地血丸は闘いの刀じゃなく護る刀
なのだと菜花は思い直したのだった。
護り刀とは確かに伝わってはいたけどそれなら3代続けて持つと呪われる方も事実になってしまうんだが…
そしてその護り刀がどうして御降家の宝物殿にいたのかも気になるわ…。
117話 猫鬼さんお久しぶり
地血丸は護り刀、だから人を守る気持ちで使えば本来の姿を取り戻して敵を倒す。
少ない血で倒した事にもしかして菜花を傷つけないように?と思った菜花は自分は完璧な地血丸の使い手
と花を飛ばしていたら夏野と摩緒に「いや、甘いだろう」と声を揃えてツッコまれる。
摩緒がざっと聞いた所では追い詰められてたまたまうまくいった…としか思えないと。
夏野も安定して使えないとねと。それにいずれにしても自分の血を武器にするので血を出す分”気”を蓄えて
おかないとと助言する。
菜花にちょっとおいでと誘うと菜花は土属性だから地から気を貰うといいと言い、外で地の気の貰い方を
教える。一通り教えて簡単だろ?とあっさり言う夏野に菜花はいや吸えてるかどうかと実感のない顔をすると
ならば出来るまでこれをと土鈴を地血丸につけてくれる。地の気を呼び起こす助けになるはずだと。
夏野さま優しい、しかし地血丸に付けると振る度めっちゃ音なりませんかね(笑)
用が終わった夏野はまた行こうとするが摩緒に顔をケガしてるからちゃんと手当しましょうと呼び止めらる。
少し間を置いて夏野は大丈夫すぐ治ると言い結局そのまま去っていく。
夏野の顔にヒビみたいなのが入っていた事を見ていた菜花は夏野が去った後に摩緒に夏野さんって何者なんだろ
と聞く。菜花の質問に何かを感じ取ったのかなにかあったのか?と。
人間じゃない…なんて事は…と言葉を濁す菜花に摩緒は自分の目には人間に見えてるし華紋さまも
何度も夏野さまに会っているが…と摩緒は答えると菜花は腑に落ちないながらもそうだよねと。
摩緒と華紋、二人の陰陽師の目をあざむく事なんて無理かもと思い直す。
百火と夏野はまだ会ってないんだけどそこは敢えてなんだろうか…。
現代に戻ってきた菜花、風呂上がりに魚住さんに土鈴についてずいぶん強い念が入っていると言われる。
どんな念なのかと菜花が聞くと魚住さんには良いもので菜花をお守りしようとしているような念だと。
同じ土属性同士だからか夏野は色々教えてくれるし優しいけど捜している右手がみつかった後
夏野はどうするんだろうと考えながら眠りにつく菜花。
菜花ちゃん刀と添い寝してる…いつもそばに的な…?そして帰ってきた時いくら夜だと言っても
剥き出しで鞄に入れてるのどうなの(笑)
右手がみつかったら夏野はどうするかってのこれ摩緒たちも似た様なものだと思うんだけどな…。
呪いが解けたらどうするのってよりどうなるのって感じだけど。
寝静まった夜菜花の家の屋根に降り立ったのは猫鬼、だがそれを迎えたのは魚住さん。
この家は摩緒の結界で守られてるから猫鬼は菜花に近づけない、退散せよと
護符の灰を猫鬼に向かって投げつける。猫鬼は去ったがしばらく姿を見せなかったのになぜ今猫鬼が再び
姿を現したのか疑問に思う魚住さん。去った猫鬼が辿り着いた先は五行商店街の門の上。
何かに呼応するかの様な反応を見せる地面に猫鬼はまさかと何か心当たりがある様な反応を見せる。
猫鬼さんお久しぶりです。しかし菜花の家に行ったのはなんの為ですかね…。
翌日猫鬼が来た事で護符の灰のお守りを魚住さんから渡されていた菜花、どうして?と疑問に思っていた所
クラスの皆がスマホを片手にざわつき始める。菜花の友人の結ちゃんに声を掛けられて
イヤかもしれないけどどうせすぐわかっちゃうだろうからと切り出されたのは菜花が小さい頃に両親と事故に
遭ったあの場所が…と現場を学校帰りに菜花たちが見に行くと再び同じあの場所が陥没していたのだった。
菜花が土鈴を持って帰ってから反応してたみたいだから土鈴によるものなんだろうけど…
まさに夏野が言ってた「地の気を呼び起こす助けになる」にはなってるね…。
確か菜花が事故に遭った時は強い力で引っ張られてって感じだったし菜花が土属性なのも意味あるのかなって。
大正時代の地震ともリンクしてるけど今までの全部土属性に関する事なんだよね…。
118話 扉絵の摩緒さまが目のやり場に困る。
同じ場所が再び陥没してる事で大正時代にそして呪われた後に死んだ両親の代わりに危篤だったおじいちゃんが
生きのびた。おじいちゃんの延命はおそらく猫鬼の術によるものだが再び猫鬼は現れそして道路の陥没。
今度はおじいちゃんになにかあったらと不安な心のまま菜花は帰路を急ぐ。
一方大正時代では乙弥が診療を受けた患者を見送り中に入ると摩緒の背中から血が滲んでいる事を言う。
ちょうど猫鬼の呪いの刻印の辺りである。まさかと思った摩緒は体が熱くなるのを感じながら刀を手に
結界の門へと走る。すると結界の門から出てきたのは猫鬼。
猫鬼を見るやいなや斬りかかりにいく摩緒だが猫鬼は待っていろ…もうすぐだ…と言って消えてしまう。
摩緒さま猫鬼見たらもう反射で飛び出しちゃう…。って言うか猫鬼って単体でも戻れるんかーい。
もしくは戻れる何かがあった(陥没事件か?)
夜中に反応してたなって思ったけど朝のニュースじゃなく夕方のニュースっぽいから陥没自体は同じ時間か夕方かな。
猫鬼のもうすぐ…にも疑問だがどうして猫鬼が菜花の世界から戻ってきたのかと言う乙弥の疑問に
あっちの世界でなにがあったのか、そして菜花は無事なのかと。
摩緒はあっち行けないからこう言う時本当気が気でないだろうなあ…。
急いで帰ってきた菜花、いつもどおり迎えてくれたおじいちゃんにホッとしたとたんへたり込む菜花。
シャッター街の陥没で事故の事を思い出して怖くなったんだねと優しく落ち着かせてくれるおじいちゃん。
菜花が落ち着いた所で魚住さんが声を掛けてきて猫鬼の気配が完全に消えた事を告げてくる。
一方菜花おじいちゃんは、おまえはもうしばらく生きろ。菜花を守るために…と言う声を思い出していた。
あの声を聞いたのは何年ぶりだろうと…それは息子夫婦が死んだ日以来でそれが今日また。
あれはなんの声だったのかと疑問に思うおじいちゃん。
菜花のおじいさんのモノローグ初めてだよね…そう言えば息子夫婦って事は父方の祖父なのか。
母方のご両親はどうしてるんだろう…?
そしてやっぱり猫鬼が延命してた事が確定したよね…。
大正時代に戻ってきた猫鬼は口に右手を咥えていた。目の前にそびえ立つは五色堂と五色堂の番人の土人形。
中に入ると床板が抜けた地下に右手のない人物がそこに埋められてる様に静かに眠っていた。
右手が見つかったらどうするの問題がいきなりきたよ?!?!?
つかこれは本当に夏野が捜してる方の右手なのか…?そしてこの右手の主大五に見えるんだけど…。
もうちょっと夏野と右手の話は続くのかと思ってました…。いや、本当に。
五色堂に埋められてるのってもしかして最初からそうする予定だったんじゃないかなって。師匠が。
となるとまああの体が大五だった場合、やっぱり五色堂に呼ばれたのは大五って事にはなる。
最初に死んだのが大五、次に死んだのが真砂だけど真砂はあの事件の日だし師匠は殺されたし他はまだ死んでないし。
埋められてたとしても掘り出したの誰だ…。そして猫鬼は何故右手を持ってきた。どこからも謎だけど現代から?
猫鬼の目的が謎だしなんか摩緒の体とは別の目的がありそうだ…。
死体は朽ちない呪いなのでまあそこはともかく900年も手入れされてない五色堂がよくキレイなまま残ってるな。
て言うか五色堂って京都だよね…。京都までひとっ飛び猫鬼さん。早いな!
しかし平安当初は舞台が京都になるのは分かるんだけど菜花の時代を繋ぐ結界の門が東京にあるのは結構謎だよね。
大五がもし蘇ったら摩緒も夏野もメンタルやばそう…って言うか夏野は本当どうなるの。
ここで入れ替えとかやめてくれよ…?
夏野はなんか前の土薬の話の時に最後に八重さんが土に還ったみたいな状態なのかなってちょっと思った。
もしくはそもそも生身じゃないとか…。
夏野が出るシーンで皆お茶出してくれるけどお茶を飲んでる所は一回も無いんだよな…。
って事でここで12巻目が終了な訳ですがコミック派の皆さんきっと生殺しで13巻を待つ事になるでしょう。
本誌派でも毎週ドキドキしまくってます。来週も楽しみ。
前日の火曜日が休みなので多分うちの地域は一日早く手に入るかなって。