ソロモン脚本原案、自分を救ってくれた切嗣の横顔を見て願いという呪いにかかった衛宮士郎とは対比的にただ隣に住んでいて少し話すくらいの老人の顔を見てある種の答えを得たのが藤丸立香なんだなぁって
切嗣があの夜に「正義の味方になりたかった」という悔いを漏らしてそれを継ぐと言って「安心した」という言葉と共に呪いを受けた特殊な人物である衛宮士郎のオリジンであるならば、あの老人との日々にて「それに寂しい人生でもなかった。こうしてお前さんと話しているんだからな」と語る老人のその顔にやりきったという感情を悟りそんな先人たちに恥じないように生きようと答えを得たのが普通な人物である藤丸立香のオリジンなんだなぁって。
衛宮士郎という人間のお話はそこから始まったけど、藤丸立香という人間のお話はここで完結してる。
特殊と普通の対比、たぎるね……