インセイン「ヴィラ・アネッロ」一日目日記。同卓はまだ見ちゃだめ。今日は出目がいいぞ〜と思ってたのに、ファンブルが出て「っす、調子に乗らないでおきます」って思いました。油断せずお祈りをしよう。
桐生さんが新さんの作ってきたキャラに性癖刺激されててちょっと笑っちゃった。
そういう事故(?)もあるんだね。
【プレイ時メモ1日目】
子爵の年齢25歳か〜。
16歳だと、9歳差だけど、どうしたもんだか。
まあ、若いがゆえに視野狭窄ってことにしておくか〜。ゲラゲラ。
二百年前の絵画に自分そっくりの誰かが描かれてるって、何それこわ〜。
え、PC2はなんか二百年前の人なの?
包丁見つけたけど、これ堂々と包丁持つには情報公開した方がいいな。
包丁に子爵とPC1の指紋がついとるんか〜い!
え、つまり、これは、二人の指紋しかないから、どちらかが何かに使って血まみれになったって考えるのが自然だよな。多分。悪霊の家ならナイフが浮くこともあるから、第三者がナイフ使う可能性だってあるけど。
まあ、手袋して包丁使う可能性だってあるか。まあわからんから、一旦包丁を持っておこう。
二百年前の当主が悪魔崇拝やっとるんか〜い。
これだと、安直なのは子爵が二百年前の当主その人で、PC2にそっくりなかつての想い人を復活させるために色々やってて、それでPC1を殺そうとしたけど返り討ちにあって呪い返しが発動して死にかけたみたいなことだけど、流石にそれはないか。
というか、多分途中で出てきた幽霊は過去惨殺された人か。
よく考えたら、初期所持狂気が「既視感」なんですが、もしやこれ、私本当に絵の中の人と同一か関連があるって思った方がよろしいのでは!!?
【モノローグ】
幾度かグレイの家を訪ね、その度に見ていた絵。いつの間に描いたのだろうかといつも思っていた。それについてグレイに訊ねたことはあっただろうか。いや、聞いたことはきっとあるだろう。そうだと思いたい。もしかしたら、「さあ、いつだろうね」とでも言われたのかもしれない。いずれにせよ、いつの間にかあの絵は日常の中にあった。
しかし、グレイが死に、その過程で邸内を見ていて、気付いてしまった。
あの絵が、二百年前に描かれたものだということを。
先祖の誰かだろうかと思うが、それにしては似すぎている気がする。いや、似すぎている先祖がいることはあるとは思うのだが、しかしグレイと自分、それぞれが同じ時代にそっくりな人物がいるというのは、偶然の一致が過ぎる、不気味ささえ覚える。
グレイの死に様もなんだかおかしかった。血を吐いているだけなら、まだわかる。もしかしたら自分が用意した毒薬をグレイが誤って飲んでしまったのかもしれないと、そう思える。だが、体がねじ曲がっているのは一体?
それに、血のついた包丁。指紋はグレイのものと、あの女のものしかない。この屋敷に暮らしているのだから、二人の指紋しかついていないことは納得できる。だが、ではこの包丁についた血は何の血なのだろうか。そして誰が何をして、この血は付着したのだろうか。
そしてあのジョン・スミス。彼の話す「ヴィラ・アネッロの悪霊」。最近の事件の犯人がグレイだなんて、とんだ言いがかりだと思う。しかし、あの肖像画のことを思うと、くだらないと言いきることもできない。
わからないことばかりだと、ヴェリナは密かにため息をつく。