MAO感想 113話&114話&115話 摩緒はお休み中夏野と菜花の土属性組での行動だ~
気がついたら3話溜まってた事に今日気がついたよ!!!(金曜日)
113話 延命の庭からその後
延命の庭から帰ってきた摩緒たち、夜から一転朝になってるのかな目が覚めた菜花が診療所の
扉の前で元気が出たと朝の空気を爽やかに吸い込んでいました。
菜花ちゃん制服に素足で下駄ってなかなかシュールだな(笑)つかその下駄摩緒のでは…?
制服のニットとかリボンとか脱いでるけど脱がしたの誰…?摩緒…?
一方部屋の中の百火は摩緒に菜花に血を分けてた事に対して説明を求めていた。
摩緒は菜花の猫鬼の血を持つ者同士で血を補い合ってる事や地血丸について説明。
外から帰ってきた菜花はバツが悪そうな顔で迷惑かけた事に謝るが
摩緒は落ち着いた顔でちゃんと役に立ってるよと、ただこのままではいけない事はわかるねと諭すように話す。
分かってはいるけどどうすればいいか分からない顔の菜花。
百火に地血丸は結局呪いの刀でこんなの続かねえだろ、おまえら二人共倒れだぞと的確な事を言われる。
あの延命の庭も多少は打撃を与えたが結界から出て振り向いたらもう消えていたのだと百火は言う。
もうたどり着けなくて自分が気絶してなければ逃げなくてすんだのにと更に気を落とす菜花に
そこまでは言ってないと百火が言うと、菜花は矢継ぎ早に気絶しない方法とか血の減らない薬とかを教えてと
請うがそんな都合のいいもんがあるかと即刻ツッコまれる。
そんな百火と菜花の後ろから乙弥がお静かにと声を掛けてきたと思えば摩緒は静かに寝ていた。
摩緒はマイペースだね…でも元々弱ってた所を菜花の輸血で元気になってたけど今度は菜花に輸血だから
若い菜花と違って摩緒には負担キツイだろう…
延命の庭では沢山の不知火の式神たちが庭の土の入れ替えをしていた。
これですぐ元通りだと嬉しそうな芽生とは逆に治療の為また腕から植物の蔓が生えた状態の蓮次はこっちも
なんとかしろと芽生を急かす。
作業をしながら芽生は摩緒は蓮次を殺そうと思えばできたのに腕を斬っただけの事を不思議がっていた。
蓮次は知るかよと言い捨てるが芽生は蓮次の身の上話に同情したのでしょうかと。
だとしたらとんだ甘ちゃんだぜと言う蓮次に、芽生も初めて聞いたのでびっくりしましたと。
地獄に行くまでがんばって生きてくださいと穏やかに言う芽生に蓮次もおうと返事をした。
なんか蓮次と芽生すっかり馴染んで…w自分が地獄に行くって自覚してるのは結構辛いね…しょうがないんだけど。
夜のとある路地裏で鞄をひったくってきた事を報告する男と褒める男。
するとそのひったくってきた鞄から巨大な手が現れて目の前の一人を鞄に引きずり込む。
そしてあっけにとられてる男もまた鞄の中に引きずり込まれボキボキボキと言う音を鳴らし鞄だけがそこに残った。
摩緒を訪ねてきた夏野は玄関先で掃除をする乙弥に摩緒は暇かと聞く。
もう三日も眠り続けている摩緒、菜花は自分に血をくれ過ぎたみたいと説明する。
そして菜花は夏野に地血丸の事を尋ねる。元々御降家の呪具なので地血丸の正しい使い方を知っていないかと。
打ち直して菜花の刀になってるはずと乙弥が言うと、じゃあもう使って覚えるしかないねと夏野。
ですよねー菜花もですよねーって言ってるけどまあそうなるよね(笑)
一方夏野の用はおかしな話を小耳に挟んだのだと言う。
盛り場の路地裏に服や着物や履き物が散らばっていて、誰が脱いだもんだかわからない奇妙な話だと
界隈で噂になっていたがある酔っ払いが立派な鞄から大きな手の様なものが飛び出して人を引きずり込んで
服と履き物を吐き出したのだと証言する。服と履き物だけで人は?と聞く乙弥に
酔っぱらいは怖くなってその場から逃げたと言うがその鞄の手に食われたんだろうと夏野は推測する。
だから今回の手の事件について一応調べてみようと思って摩緒に手伝わそうと思ったが肝心の摩緒はしばらく
起きそうにもなかった。そこに菜花が手伝いをしていいか声をかける。
摩緒が倒れたのは自分のせいだし地血丸の使い方を早く覚えたいと言う菜花だが、
また抜く気ですかと乙弥の顔は芳しくない。夏野は自分がついてるし無理はさせないと言うが
乙弥きっと抜く、菜花さんはそういう人だと心の中で冷静に突っ込むのだった。
表情大きく変わらない式神ですら残念な顔色が見えるの笑ったわw
そしてまたどこかの街中足元に鞄を置いて新聞を読み耽る男を見た少年二人はその鞄をいただこうとしていた。
いや~話が転がる転がる。蓮次や芽生の話と平行して菜花の地血丸の話が絡むからそこが解決しない限り
しばらく転がる状態なんじゃないかな。所で摩緒は気がついたら寝てたんですけどいつ着替えたんだ…。
びっくりしたよ、ほんの少し前までいつもの格好なのに寝てる時は着物になってるの。
114話 話がどんどんエグくなる…
鞄を盗む事に成功した少年(浮浪児?)二人は路地裏でその鞄を置いて持ち主が追ってこないと見る。
すると置いた鞄からギシギシと音がして鞄の中から出てきた巨大な手に少年たちは捕らえられる。
そこに飛んできた数枚の札が長く伸びた腕を輪切りに、駆けつける夏野と菜花。
輪切りになっても手は少年らを握ったまま、助けを求める少年たちだがその手は鞄と共に宙へと浮かび上がる。
そこにすかさず夏野はなにかをぶつける。浮いた鞄を受け取ったのは屋根の上に居たサラリーマン風の妖。
妖はそのまま屋根を伝って逃走。追跡用の土玉を投げておいた夏野と菜花は後を追う事に。
たどり着いた先は空き地…では無く夏野曰く人の目には見えないのだと、たいした結界じゃないんだけどねと
空を切るように札を振るとそこから謎の西洋作りの店が現れた。扉がギィっと招くように開く。
勝手に開いた事に驚く菜花に夏野は入って来いって事だと言って中に入ると怪しい薬といかにも怪しい店主が居て
菜花と夏野を見て女のお客様は嬉しいと、二人の子供をさらって来たやつを出しなと夏野は言うが
店主は若い女は入手困難で鞄を盗むような輩は薄汚い男ばかりだと。もっともそういうやつらは
姿を消しても誰も捜さないから好都合なのだと一方的に話す。
で、鞄泥棒たちはどうなった?と問い詰める夏野に目の前の店主は蒸留するのだと大口を開けて菜花たちを
吸い込もうとする。それをお招きとあらば遠慮なくいくよと吸い込もうとする口に向かって夏野は薬包を
投げつけるとそれを吸い込んだ店主はその薬包が毒だったためにむせながら吐き出す。
夏野さまのこういう思いっきりの良い所好きだわ~~しかしこの話はめちゃくちゃサクサク進むのよな。
ところで扉が開いた時の菜花のセリフの読み仮名が「あ…開(ひら)いた」だったんだけど
「開(あ)いた」じゃないのか…?なんか話し言葉だと違和感あって…。
毒を食わされて怒った店主は怒りながら正体を表す、夏野は山椒魚の妖かい、あまり強そうじゃんないねえと一言。
夏野は菜花に子どもたちをここにいるはずだから捜しに行くよう指示。
それを見た山椒魚はおまえたちもすぐ同じ所に連れて行ってやるよ大口を開けて殺そうとしてきた。
行く手を阻む山椒魚に夏野は最初は掌に金平糖の様な形とサイズだったものを山椒魚の口に向けて
息を吹きかけるとそれは巨大化して重く固くなって口の中に落ちていくが山椒魚は噛み砕いてしまう。
その一瞬のスキを見て菜花は店の奥の部屋へ、入った部屋には巨大な蒸留装置。
水の流れる音の先を見ると浴槽に入れられている泥棒少年二人。菜花が駆け寄るとかすかに上げた声で二人が
まだ生きてる事に胸をなでおろす菜花。起きて逃げようと少年二人を起こそうとするが
起きないよ、その水には眠り薬が入ってるからねと言ってきたのは鞄を持って逃走した妖の男だった。
待って妖の持ってる桶の中のこぎりとか刃物とかはいってるんですけどー。
エプロンまでしてなんてお行儀?の良い…(震)
115話 菜花ちゃんやっぱり抜きます
やってきた妖にこの子たちをどうするつもりかと問う菜花。妖はここは薬局だから獲ってきた人間は
蒸留して飲み薬にしたり…と菜花がその蒸留装置をよく見ると中に浮いているのは人間。
妖は続ける、子供は内蔵の汚濁が少ないからきれいに洗って新鮮な肝をとろうかなと。
そんな事と菜花が狼狽すると、妖は菜花にも若い女から作った薬は若返りや美肌効果があるから高く
売れるのだと商品を見る目で見てくるがそれを聞いた菜花はそんな事のためにとデイバッグから地血丸を抜いて
妖に向けて構える。それを見た妖もそれで私を捌くのかいと本性を表した。
蒸留される人間マジでホラー。これ先日犠牲になった人かなって考えると余計に嫌になるね…。
ところで若い女性は若返りと美肌効果らしいが、今蒸留中の男たちは一体何に効果があるんだ…?
本性は巨大な蛇。菜花に向かって毒霧を吹きかけその後食らいついてこようとするが瞬時に身を躱し蛇の体の
上を滑り落ちていく。が、猫鬼の目に切り替わった菜花は地血丸で蛇の体を斬りつける。
やったかと思ったが妖は痛くも痒くもないなと余裕の顔である。
どうして、と疑問に思う菜花だが頭を落とさないといけないのかも知れないと気づく。
これ頭が弱点なのか?猫鬼の血は確かに最凶ではあるんだけど、効かない相手もまあまあ居るわけで…
体制を整えようとする菜花だが頭がクラクラしてしまう、これが毒のせいなのかそれともまた地血丸に血を
与えすぎたのかは分からないが危うい状態の中、心の中で夏野に助けを乞う。
一方夏野は山椒魚の攻撃を躱し奥の部屋へと行こうとするが山椒魚の吐き出した体液が扉を封鎖してしまう。
これ、夏野がわざわざ山椒魚を倒さないで奥の部屋に行こうとしてる訳なんだけど、後で手について聞き出す
つもりなのでとりあえず置いておいたのかな…?
夏野の助けも来ない、立つのもやっとの状態の菜花、目先の妖に気を取られていると鞄の手が
水風呂の中の少年二人を引き上げて作業台の上へと放り出す。そして包丁を手が取るとそれを少年たちへと。
解体する気かと思った菜花はヨロめく体で再び地血丸を振って鞄の手を斬る、手は血の効果でジュッと溶け落ちる。
手は溶けたが妖は目の前に立ちはだかっている事には変わりは無く、二度地血丸を振った事で気が遠くなってきた
菜花はあと一振りで仕留めないと、摩緒のいないこんな所で失血で倒れたりしたらこの少年二人の命はない。
自分が助けないとと思った瞬間、振ってもいないのに地血丸から血が滴り落ちてきたのだった。
これは菜花ちゃん反撃フラグなのかな?
そう言えば双馬編の時に獣を使う時は強い心がいるってやってたけど、地血丸も呪具なので似た所あるんじゃない
かな?呪具なので自分が飲み込まれたら終わりな訳で、菜花は振る時の意義を明確にしないとダメなんじゃ
ないかなって。まあ前に自分の意思で血を与えろとは言われてたけど別の血が出てくるのはどういう意味に
なるんだろう…。
来週は1日早い上にMAOが巻頭カラーだ~~~でも主役寝てる~~~(笑)!!
でも実はこういう発売日の時って普段真夜中に買いに行くのですが一日早い時は朝入荷の時もありましてね…。
ところで、ま、摩緒のカラーは拝めますかねw
しかし摩緒が起きた時に菜花が夏野のお世話になってたと知ったらどんな反応するのやら…