【○月○○日】

今日は鷹尾さんに会いに行ってきた。
お屋敷の使用人さんと、さぶろーと来栖さんも一緒だ。
鷹尾さんと顔を合わせたとき、来栖さん、最近の中で一番嬉しそうな顔してた。
ずっと今日を楽しみにしてたもんね。

私だってアイツを殺そうとしたから、鷹尾さんのことすごく悪い人だ、って思えないし、むしろごめんなさいって思う。
あの時さぶろーが私を止めてくれてなかったら、今ごろ私がこのケイムショの中にいたのかな。さぶろーと離ればなれになって。
そんなの考えただけで悲しくなる。でも、それが今の来栖さんなんだ。
だから私とさぶろーは、来栖さんが少しでも明るくなれるようにって、毎日過ごしてきたよ。

「私たちはそろそろ行きましょうか。」
使用人さんがそう言った。鷹尾さんと来栖さんを二人にさせてあげようって。
鷹尾さんとみんなでいつか遊ぶ約束をして、そこから離れた。


「もうあれから随分経つな」
さぶろーがラーメンすすりながら言った。
さぶろーはあんまり、あの事件の日のことを話したがらない。私が今まで、そして今日も「何か隠してない？」って聞いても、なにも答えてくれない。
財宝、ちゃんと見つかったのかな。
まぁそもそも私を置いていこうとしてたし、さぶろーは昔から仕事については詳しく教えてくれないからね。
そういえば、あの日から怪盗みたいなお仕事は全くしなくなったみたい。なんでだろう？来栖さんもいるから忙しいのかな。

他のお客さんたちのことも思い出す。
明智さんはしょっちゅう新聞に載ってる。あと小林さんも時々写ってるから、今も二人で頑張ってるみたい。
瀬川さんのカフェにこの前行ったらオレンジジュースをくれた。それで「またこの間も三橋さんがね〜」ってため息付きながら話してくれた。でもなんだか楽しそうだったよ。


私も、今もさぶろーと一緒にいる。
かっこよくて、命の恩人で、私の憧れのさぶろー。
「私はずっと、さぶろーのこと信じてるからね！」
そういうとさぶろーは、小さく笑ってた。

これからも、さぶろーと共に暮らしていくんだろう。
さぶろーが何かを隠してるかなんて知らずに。

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どうも推理ぽんこつ代表です（おなじみ）。
エンディングまで真犯人が誰かなんて全くわからなかったのですよ。だって三郎が違うって言ってたし！（話してもらえなかったパターン）
瀬川さんが完璧な、正解の推理発表をしてたけど
「瀬川さんの推理すごいなぁ……たしかに犯人さぶろーに見える……違うんだけどね」と切り捨てていたくらいです。はい。
絵画の謎も別に必要ないって三郎が言うから（）それも深く追わなかったし、本当に一つも推理できてなかったです。はい。

柘榴ちゃん。10歳。精神年齢どんぴしゃ。
みんなからも「合ってた」「はまり役だった」と言ってもらえた。ドヤ。
でも10歳ってもう少ししっかりしてたかも。7歳くらいだったかもしれない……。
議論中も「柘榴ちゃん」って可愛がってもらえてましたね。「柘榴様」とも呼ばれたけど。その中の三郎の呼び捨て「柘榴」の安心感よ。良い。

いやもう三郎のこと信頼しまくっててさ。だって命の恩人だし。三郎だったらもっとかっこよく……つまり欲しいものがあったら殺しなんてしないで華麗に盗みとったりするし。そう。三郎本人も「財産かなんかを盗ってきてほしいって依頼があったんだ」みたいなこというし。100犯人じゃないと信じて疑わなかった……。
辿り着いたエンディングは、執事の鷹尾さんが最多得票になったけど「本当に彼が殺したのだろうか？」という疑惑エンド。ちょっと待って？なんで三郎が真犯人っぽく書いてあるの？？
そこから最後読まれる「中善寺&柘榴エピローグ」までずーーーっとそわそわしっぱなしでしたよ。
でHOね。読んでる間ずっと叫んでました←
流石に依頼こなせない、やめよう、と思ったのに、柘榴に「手を汚させちゃいけない」で決心してしまったというね………うわぁぁーーー！！！三郎ぉぉーーー！！！！（涙）
一生幸せでいてくれ。ほんとに。


GMさま！とても表現豊かで語彙力すごくて、特にエンディングの描写が素敵でした。こんな大変そうなシナリオをこんな初対面が多い中、回してくださりありがとうございました。
PLのみなさんも、どの場面を切り取っても楽しくて……録画しといてよかった（笑）本当にありがとうございましたっ！

そして今回の相方の三郎！犯人だと話さないのは戦略としても賢明だし、RPとしても良かった。最高でした！組んでくれてありがとう！！



追記:個人的に一番面白かった発言は、お嬢様の「西ってどっち？」でした（ミュート下でずっと笑ってた）