豊前の芯のなさ・他者の夢を叶えてやりたがる資質　VS　篭手切の強固な自我・自己の野望に他者を巻き込む力
桑名の地に足つけたロマンチックな未来志向　VS　松井の自罰的内罰的で地に足のつけられない過去志向

みたいな……。まあ江ってニコイチ無理に決めてかなくてもいいのかな、みたいなことは。
雨さん雨さんといってるのに、村雲江はずーっと桑名と喋ってた印象があるなあ（1回しかみてないから印象的部分が残ってる可能性はある）でも豊前も本当に重要な話は五月雨としてたりして、わりとここは意図的にシャッフルしていた気がする。身近な人間とはあまりできないお話をすこし特殊な状況でする。普段見せにくい顔が出るところ。

というか心覚の演目をみたあとだと、豊前を一目みて「りいだあ！」と、ここに居ること、ここで皆を見守る立ち場にいることをいきなり要求した篭手切Pの手腕のすごさにくらくらしてしまう。一瞬で一番の最前手を打ち込んでくる。さすがPだよ。おまえほどPに向いた脇差はいないよ、野心と意志と自我の塊みたいな脇差よ……。