大逆転2ネタバレあり🦄
龍ノ介は日本と倫敦の闇の因果とは無関係と思っていたけど渦に巻き込まれる形で闇に指す光だった
龍ノ介が自分を弁護するきっかけの事件も、龍ノ介を大英帝国に連れていこうとしたアソウギも、元はと言えばヴォルテックス卿が仕組んだものが正常に動いていただけに過ぎなかったのに、巻き込まれた龍ノ介だけが想定外だったんじゃないかな。
ヴォルテックス卿にとってパーツの一部になり得ない人物を引き寄せて自らの破滅への道に立つことを許してしまったんだなぁ…なので初対面シーンは感慨深い。
残念ながら僕はこれから貴方を壊しに歩き始めることになりますという背徳感
その龍ノ介をヴォルテックス卿の元へ放り込み喉元に届くよう育てたのはホームズであるともいえる。何も知らない異国の人間だからこそガードをかいくぐって真相にくらいつけると思ったのかな
ホームズも友情の持つ不思議な力(親友の遺志を継ぐこと)をもって、交換殺人を阻止するため、倫敦の闇を払うため龍ノ介を利用したわけですが…(ここも龍ノ介いなかったらどうしてたの案件)
利用という言い方は良くない、龍ノ介は託された希望ですね
ホームズもヴォルテックス卿からすると想定外寄りだと思う。日英の電信を盗んでたり解読して先手を打っていたり時代錯誤な科学力を有していたり…
だからこそ初回時はホームズはヴォルテックス卿の手下的な役回りしてるんじゃないかとか疑っていたんだけど…放っておくには危険人物すぎるでしょ…
でも犯罪の抑制には一役買っていただろうから名探偵として放置していたのかな。そのへんが根っから利己的な悪と思えなくて困るんですのよヴォルテックス卿!!
大逆転裁判の面白さの根幹にはヴォルテックス卿が欠かせないし、龍ノ介の冒険の始まりにも覚悟の向かう先にもヴォルテックス卿がいました。
ヴォルテックス卿への“好き”は“作品への賞賛”でもあるんです