⚠️「諧律のカンティクル」ネタバレ注意
水仙十字院の子供たちが悲しい結末になってしまった真の原因は、もしかしてあのペトリコールでのピクニックとフォボス(シビラ)だった!?
フォボスとは、すへての人に幸福をもたらすべくレムスの力とシビラの知恵によって生み出された楽章です。すべての人に幸福をもたらすため、略奪、憎悪、殺戮なども願いの一部となってしまいました。
ルネが書いた不思議な本のページ・4に出てきた「金色の劇団」とは、一見ただの人間かと思いきや、旅人が最初にペトリコールに来たときに見た人々の会話がおかしかったように、レムリア時代の人々の記憶、または金の蜂・シビラ・フォボスが「演じた・演出した」ものだったのではないでしょうか。
[物産誌-悠久の弦の楽章]にはこう書かれていました。
落ちこぼれた文明を救い、昔の夢を超越するため、「金色の劇団」は美しい楽曲を奏で、深く眠った魔像に尊い魂を捧げるように、子供たちを導いた。
「子供たち」とは、 ペトリコールにピクニックをしに来たルネ、ジェイコブ、アラン、マリアン、カーターたち。追記:または、水仙十字院にいた子供たち(カールやエマニュエル世代含む)を指しているのかもしれません(孤児院の建物は古代の施設だったらしい)。
そして、魔像はイコルから作られており、そのイコルには記憶が入っています。ルネ(ナルツィッセンクロイツ)率いる水仙十字結社の儀式は、聖剣を使って自我や意志を切り離すもので、イプシシマスの塔(ゲシュタル塔)周辺にはイコルである初露の源が漂っていたり、4つの象限には世界任務「諧律のカンティクル」でも流れた虹色の液体(イコル)も流れていました。
ペトリコールでのピクニック時にルネは金色の劇団の痕跡を発見しました。ピクニック後には、ルネとジェイコブはアランの研究から離れ、自分たちの研究に専念しました。
[水仙十字結社でのアンの台詞]
「あの二人の子供があたしをここに連れてきた時、ここはとても素敵な場所で、何もかもが新しくて、昔と同じように、キラキラしてた。〜省略〜 でも、その後に彼らは変わったの。」
と言っていましたね。もしかしたらペトリコールピクニックからルネたちは徐々に変わっていってしまったのかもしれません…。
ルネの本名はルネ・ド・ ペトリコール。 ペトリコール町の町長ティエポロによると、ペトリコール町はフォンテーヌ廷よりも長い歴史を持ち、ド・ペトリコール 一族が五百年前にペトリコール町を治めていたようです。しかし、ルネの実父ルノー・ド・ペトリコールはポワソン町の町長として派遣され、ファントムハンターによって命を落としています。
[カッシオドルの台詞]
「ふむ、素晴らしい。戦う勇姿は、かつての『ファントムハンター』にも引けを取らない…」
[ルッジェロのノート]
「一般的な説によれば、最初に彼(カッシオドル)に付き従ったファントムハンターは純水騎士の子孫のはずだからだ。」
これらから、邪悪な儀式を止めるために動いていた黄金ハンターのカッシオドルは、ファントムハンターと協力関係にあったと言えます。昔から、ペトリコールとファントムハンターには深い関係がありました。
そして、フォボスはずっと、人々の魂をイコルに溶けさせ、魔像へと捧げるよう導いてきたのです。全てはフォボスの手中…。