2019.10.5 堀込泰行@あいちトリエンナーレ・円頓寺デイリーライブのレポというか覚書のようなもの。MC多め。まあ実際にMC多かったからね…(笑)(何も伏せることはなくフルオープンですが便宜上ふせったーを使用)
2019.10.5 堀込泰行@あいちトリエンナーレ・円頓寺デイリーライブ
当日のメモからライブの様子を書きました。あくまで記憶ベースなので、それを踏まえてお読みいただければ。
なんか書き間違いとかあったらごめんなさい。
「こんばんは、堀込泰行です。しばしよろしくお願いします。」
1.New Day
第一声の「♪ぬーでー」から度肝抜かれる。いい声!いい音!
サビの後のブレイク部分で、拍を取るようにオフマイクで1番「んーっ」2番「ワンツースリーフォー」
ホーンのフレーズをスキャットでやってた
「さっき東京から来て、そのまま演奏してるんですけど、昨日東京は暑かったんですね。今日も名古屋も暑くなるということで、何を着たものか…と思いましたが、来てみてちょうどいい格好になったな、と」(白のラクダTに青いチェックの長袖シャツを羽織っていた)
客席拍手
「それで盛り上がるっていうのも(笑)」
この日はイベントのためか、1曲1曲きちんと曲名を紹介して演奏してました。
2.スクランブルのふたり
軽快。間奏のディビ多め。
涼しく吹く風になびく伸びた髪!
「(客席を見て)自分のライブよりたくさんの人が来てる…この現金な人々…(笑)あれですよ、名古屋の朝の喫茶店の盛りだくさんな感じでなんとなくわかりますけど…へへへ、冗談ですからね。これを機に来ていただけたらと」
客席の男性からのクアトロ行ったよー!の声に、ありがとうございます、と。
ちなみにこの日の動員数は1400人で、8月から円頓寺で毎週末にやっているトリエンナーレのライブの最高動員数だったそうです。すごい。
3.砂漠に咲く花
ますます絶好調
1曲終わるごとに鮮やかな緑色の水筒を手にして飲んでいる。水筒からはティーバックのヒモが出ていた。
「今日はこっちでラグビーの試合もあるんですね。僕は録画してきたんですけど。こっちに出なくちゃいけないので…こっちの試合があるんで」←個人的に気に入った発言
「ロータリー前が混んでて、タクシーがなかなか出られなくて、でも遅刻せずに来ることができました」
「では、メジャーデビューした頃の曲を…」客席ざわめき
と、ギターをポロンポロンと演奏するのかな〜?と思いきや、と思ったら手を止めて
「ちょっとゲップが出そうなんですけど…消化タイムを…」(笑)
「そうそう、こっちに着いて、たまごサンドとかイタリアンとか、いろいろ差し入れをいただきまして…美味しかったんですけどね、ちょっと食い過ぎた感が」
イントロを弾きかけて、
「腹がきついな…」
ベルトをゆるめているのかモゾモゾしている様子に場内爆笑
「曲提供とかしてましてね、製作が続くとついアイスクリームとか食べてしまって…」
「しかし5月ぐらいからこうしてイベントに出ているんですが、毎回ズボンのボタンを外してて、期間中痩せることがなかったですねえ…そろそろレッグマジックをね、再開しないと…」
と、間を置かずに
4.さよならデイジーチェイン
の、やさしいイントロのスキャット!(おい!こないだのツアーの『泥棒役者』前のギャップMCアゲインか!)
直近の弾き語りのライブでこの曲を演ったと知って、円頓寺でも演ってくれるといいなあと思っていたのでうれしかった!客席もざわめいていました。自分もライブでいつぶりに聴いたかな?という感じだったので、きっとライブで始めて聴く人も多かったと思います。
イントロも少しアレンジしてスキャットを入れていたり、間奏もメロディを口ずさみ、歌はのびやか!これにはかなりぐっときてしまいました。ちょっと込み上げてしまった〜。
「お腹もようやくひっこんできました。ようやくですけど。」
「そう、栗きんとんも頂きまして。こちらの栗きんとんで、おせち料理の甘いものとは違って、栗を栗で包む。…それを栗きんとんと言うのか」
「あんまり喋ってるとアレなんで………OKです。(←なにが?)」
「あんまり喋ってるとね、帰りの新幹線もあるので。いやでも、この地方では去年東海ラジオで1年間ラジオも楽しくやらせてもらって、多少こういう場で話すのも慣れてきたり、無駄な話が増えたり(笑)……僕は静寂は怖くないんで、みなさんザワザワしててもいいんですよ」
5.Red Light,Blue Light,Yellow Light
この曲もディビが冴えてた!アウトロのシンセのフレーズもスキャット。ヤスの弾き語り久しぶりに見たけど、間奏でこんなに歌ってたっけ?むしろ歌いっぱなしじゃん!と思いました。
「こういう場所(商店街)ではやったことないですね、やるのは初めてですね。いつもはキャンプ場とか、森………(森……?)のある公園とか。新鮮でいいなあと思います。独特のふわっとした感じがいいなあと思ってますけど。…この話に続きがあるわけではないです、ひと休みしたいだけ(笑)」なんか喋っちゃいますよね、とか言ってたと思う
「毎回やるのかな…どうしようかな…やりだしてみて、毎回違う感じでやってるんですけど」と、次の曲のギターを弾き始める。コード進行で『エイリアンズ』だとわかった客席後方から歓声が!
「やめよかな」
客席の「え〜!!(笑)」の声を聞き、またそのままギターを弾いてスキャット。客席から大拍手!!
6.エイリアンズ
正調エイリアンズをライブで聴いたのも久しぶりかもしれません。あの印象的な(かつ難しくて緊張する)イントロを手放して、まるで客席の反応を楽しむようにゆる〜く始めたのも、とってもよかった!ヤスユキせんせい、いつの間にそんな技を習得したんだ…(笑)
実は個人的には、世間の評判ほどこの曲にはそんなに思い入れがなくて。でもこの日の『エイリアンズ』はすっと心に入ってくる感覚が確実にありました。とてもよかった。
アウトロも原曲とは違う雰囲気の終わり方で、これもまたすてきだったんだなあ。
曲が終わった後の鳴り止まない拍手が印象的でした!
「最後の曲になりました」客席ええ〜?!「なかなかたっぷりやったと思うんですけど」客席笑い
7.季節の最後に
最後の転調はなし。アウトロのディビすごかった〜!力入ってましたねえ。
「ありがとうございましたー」とちょっと手を振って、振り返ることなく淡々と退場。
客席からは大きなアンコールの拍手!
そして再び登場。客席大歓声。
「アンコールありがとうございます。実は主催の方から毎回アンコールがあると聞いていて、1曲残していたんです。裏側を暴け!みたいな…そういうつもりはないんですけど」
お茶を飲んで(けっこう咳払いしてた)
「では新しいアルバムから『WHAT A BEAUTIFUL NIGHT』という曲でお別れしましょう」
と、はじめたものの、なにか間違えたのか「もっかいやろ」と演奏止めて「今のは聴かなかったことにしてください」
アンコール. WHAT A BEAUTIFUL NIGHT
弾き語りは原曲のアッパーな感じとは違って、バラード調のアレンジになるのがいいですよね〜。しっとりとおしまい。
「ありがとうございました〜」と手を振って退場。
歌も間奏のディビやスキャットも、そしてMCに至るまで(笑)全てがパーフェクト!泰行さんの弾き語りライブで、これまで見た中のベストワンでした!このままノーカットでパッケージにしてもいいくらい!
そんな最高のライブが、(今年はいろいろありましたが)毎回楽しみにしているあいちトリエンナーレのイベントとして、さらに自分にとっては馴染み深い円頓寺商店街で行われたということも相まって、なんだか感無量…!でした。
無料のライブなのに、集まった1400人(あらためてすごい数)のお客さんがほぼ真剣に聴き入っていたのも印象的でした。
泰行さんの弾き語り、確実に進化してるなあと感じました。この勢いのまま、弾き語りでももっと気軽にライブ出演やツアーなどもやって、あちこちの場所で歌声とファンタジートーク(笑)を聞かせて欲しいですね。
おまけ
・19時の開演2時間以上前から入場列ができた。たぶんこの円頓寺のライブイベントでそこまではやい時間から入場列ができたのは初めて。
・当初ステージには丸椅子が準備されていたが、出番直前に背もたれのあるダイニングチェアみたいなのに変えていた
・リハーサルは18時15分ごろから。モサーッと登場し、スクランブル、ぬーでー、デイジーチェイン(ギターのみ。弾きはじめたときに客席がどよめいた)、レッライ、季節の最後にをちょっとずつサクサクサクッと歌って弾いて10分ちょっとで終了。
・会場奥のお寺(円頓寺)が楽屋だったのかな?