傍らで眠る貴方に
KPCの過去とKPCとPCの思い出を生やせるのが大変良き
(いわひら継続なのでいわひらも)げんみ×
ウチの子の過去は自分で書けば正史
というわけで、いわひら教祖のためのSAN値回復シナリオを回してきました。アイツダイスでとちって100ファンしてSAN値半分削ったので……25しか残らなかったよ。怖いよ。
教祖はしょっぱなから信者のこと膝枕しました。そんで撫でてました。可愛いね。扱いが猫。
庭に生やしたお花は
コデマリ(教祖誕生花)
サクラソウ(信者誕生花)
赤いゼラニウム(教祖に似合う花)
柊(信者に似合う花)
睡蓮(二人の関係性)
2人とも魔除なんだよなここ。お互いのこと守るのこの子達。あと背景説明してないのに海でのカモメを吉夢だって見抜いて「なるほどカルシファー」って返してきやがった。やっぱアイツばけもんだわ。
というわけでね、問題の映画館ゾーン。これを見た瞬間に「よっっっしゃエログロ生やせる!!!ひゃっほい!!!」と勇んで書きまして、見事私が耐えきれなくなりました。バカじゃねぇのかな。なんで2個書いてるのかな。それがウチの信者こと柊ちゃんのいちばん辛い記憶だからだね。つーわけで描写をおすそ分け。
規則正しく、湿った音が響いていた。画面に映る白い髪の少女は、しゃくりあげるように泣いている。
「いたい、いたいよぱぱ……やめて……なんでこないなことするん……」
大柄な体躯の壮年の男は、自らが組み敷いている少女のすがるような泣き声にため息をついた。
「うるさい」
その言葉と共に、大きな掌で少女の口をふさぐ。ぐちゃり、ぐちゃり。湿った音が響く。規則正しい腰の律動は止まらない。
「あの女に似てよく喋るな、お前は。黙ってろ。このまま絞め殺されたくないならな」
口をふさがれてもすすり泣く声はどうしようもなかった。下半身が裂けるような激痛を声も出さずに我慢する術など、齢八の少女にはないのだ。荒い息遣いとベッドの軋む音、剛直がぬかるみを突く音が響く暗い部屋。男は呻き、少女を抱え込んだ。2度、3度と痙攣する。
それからしばらくして、少女は扉の外に追い出された。
「俺が呼んだらすぐ来るんだ、来なかったら……分かってるよな?」
激痛の走る下半身に伝うべたつく白い液体。少女は静かに泣いていた。
これが一個目。2個目がこれ。
白い髪の少女が俯いていた。さらりと肩にかかる程度の髪が揺れる。耳をつんざくような、ヒステリックな女性の怒鳴り声。
「アンタの!アンタのせいで!」
少女を突き飛ばし、腹を踏みつけ、馬乗りになり、首を絞める女性の表情はよく見えない。
「ごめ……なさ、まま……」
「ウチはアンタなんかのママやない!」
赤い瞳の少女は目を見開き、ついでぽろぽろと涙をこぼした。
「ごめんな、さい……」
「うるさい!泣けば許されるとでも思っとるんか!?ああ!?」
激昂はなおも止まらない。
「あの人んこともそうやって誘ったんやろ!子供のくせに、お前が、お前が悪いんや!お前もウチからなんもかんも奪うんや!」
仕上げとばかりに少女を蹴飛ばし、女性は煙草に火をつける。一息ついてから、壁際で丸まって痛みに耐える少女を見て、にたりと笑みを浮かべた。
「なあ、こっちにおいで」
少女は、丸まったまま動かない。女性は苛立ったように立ち上がり、少女の髪を掴んで怒鳴りつけた。
「来いっつっとるのが聞こえないんか!?」
かすかにうめき声をあげる少女の背中に、女性は煙草を押し当てた。何度も、何度も。かすれた悲鳴と跳ねる体、綺麗な白肌がみるみるうちに醜くなっていくのを、女性は満足げに見つめていた。
これは酷い。教祖(PCの方。PLではない)には吐き気を催させました。やったぜ。映像なのに痛みとか直接書いちゃったのは反省点かも。突貫で部屋用意したから許して。というわけで、APPが下がった瞬間及び目からハイライトが消えた瞬間がこれ。父親はヒモで手を出すタイプのロリコン(ストライクゾーンが広いので若ければ成人女性もいける)のろくでなし(もう新しい女を捕まえられないので母親の収入に縋るしかない)、母親はそんな父親にベタ惚れしており、父親が誰か他の人の方を向くと父親の視線が向いてしまった人の方が誘ったのだと言いがかりをつけるようなヒステリー持ち。当然柊の事も生まれた当初からあまり愛してはいなかった模様。……育てられただけその時はまだ愛があったのかもしれないが。親は2人とも精神的に子供だったし、そんなところで育てられて倫理観だのなんだのを教われるわけもなく(優しさだけは最初から持ってた)、柊は愛しい人のためなら人を殺せるような人に育ちました。
というわけで生やした思い出の羅列
・学生時代、学校祭の出し物のためにと柊に押し切られて真菰と二人で女装をする羽目になったこと(しかも一宮は女装が似合ってしまった)
・お弁当を柊がひっくり返したので、真菰と一宮が彼女にお弁当を分けたこと
・行き帰りに他愛もないことを話しながら歩いたこと
・「朝っぱらからいちゃついてんじゃねえよ」と真菰に言われるようなやり取りの数々
・オレンジジュースを飲んでご機嫌になる柊の笑顔
・朝目覚めておはようと幸せそうに言う柊のはにかんだ笑顔
これ実際にいわひら通過中の思い出も混ざってるんだよな。主に4番目と5番目。オレンジジュースでご機嫌をとられる信者こと柊です。なお、教祖様が自分のために作ってくれたオレンジジュースなのでご機嫌になってます。
巾着の中身は
丸い小瓶に小さな睡蓮の花弁と、白い貝殻、それから、植物の柊と睡蓮のミニチュアが詰められていた。
って感じ。柊ちゃん、教祖様が教祖じゃなくなっても信仰心と憧れがあるような子なので。アイビー入れても良かったかもしれない。死んでもずぅっと一緒にいるので、この子達。
とってもうちよそ向けのSAN値回復シナリオで大変助かりみが高かった。助かりの神タスカリテの降臨するシナリオです、これは。ありがたし。ありがとう作者様。ここでお礼を言わせてください。
KP:雷華
PL:しゃけのすず