浅木のぱるであ日記18
※※※スタッフロールまで!※
前回の進捗:
【チャンピオンロード】★クリア
【レジェンドルート】★クリア
【スターダストストリート】★クリア
◆災厄の祠クエスト ★クリア
【ザ・ホームウェイ】
ゼロラボのロック解除完了
それではやっていきましょう。4/2プレイ分です。よっつの観測ユニットでゼロラボのロック解除操作をすませたところから!
ゼロラボへ向かう道中の会話は……とりあえずこの期に及んでなお明るく前向き解釈ができるネモさんつよいぜという印象であった。ネモさんって、やっぱり何不自由なく愛され庇護された子なんだよな。あれだけの不穏通話でも「私たちを楽しませようとしてる演出」と解釈できるのって、本当に世界を信頼しているからこそだと思います。「他者から傷付けられる心配・不安」が思考回路に入っていないというか……自分を害する存在が世界に存在するなんて思ってもなさそう。
まあ空気読めてない感がないとは言いませんが、それでもネモさんがいてくれることでぼくたちは足を止めずに先へ進み続けられる。一縷の希望を提示してくれるネモさんがいるからこそ。
一方ペパー先輩からは「何かあったらたのむ」と言われてしまった。はい。
ここ来るまでは、ペパー先輩本人が自分で父親と決着をつけた方がいい・ミライドンくんはペパー先輩に返した方がいい などの考えもありましたが、こんな現状ではもはやそれは。いいよ、ぼくがやるよ。ぼくがここに来るって言ったんだし、最後の責任はぼくが取ろう。ペパー先輩は目を閉じてていいよ……
ついに最深部・ゼロラボに到着。
エリアゼロ内の結晶体がもつエネルギーが、ポケモンをテラスタルさせたり機械を機能向上させたりしているという説明が入った。トレーナーに配布されてるテラスタルオーブはこの結晶か! 大丈夫なのかそれは……
さてここのゲートを開けていくわけですが、自称フトゥー博士から「内部の凶暴なポケモンが飛び出してくるから気を付けてネ」とか言われた。えっ内部どうなってんの? この中に博士がいるんじゃないんですか? 危険なポケモンと同居してる感じ……?
ゲートを開けようとしたところでペパー先輩から制止の声がかかる。ミライドンも出しておいた方がいいのではという話でした。確かに……?
かなり悩みましたが、出しちゃえ。大丈夫かな……
出てきたミライドンくんかわいい~。首傾げてるのかわいい~っ。
じゃあ今度こそゲートを開けるぞ。といったところでもう1匹のミライドン登場。で、出た~ッ! めっちゃ吠えてくるミライドンに、我らがミライドンくんは身を縮めてキュ~ンてなってる。完全にビビった子犬じゃん……
ミライドンは散々こちらに威嚇したのち、スーッとラボ内へ入っていった。何!?
ネモさんがミライドンくんを撫でてあげてるのめっちゃ可愛かった。しかしネモさん、今の一触即発エンカウントを全然理解していなくてさすがにそれはちょっと。まあバトルジャンキーさんにとってはバトルは「友好アクション」だから……
とか言ってたら、本命の「内部の危険なポケモン」がラボから溢れ出てきたのであった。ワ~!
ここもダブルバトルだ~! ネームドキャラとのダブルバトル好きなので嬉しい!
ネモさんと一緒にテツノワダチを、ボタンさんと一緒にテツノカイナを、そしてペパー先輩とテツノコウベを撃退しました。ネモさんがイキイキしててほっこりするな。あとテツノコウベ戦でのマフィティフくん、じゃれつくを覚えててかなり良かった。このデカい強面ポケモンくんがペパー先輩にめちゃくちゃじゃれついているところを思うと……本当に良い……
「ここはオレたちにまかせて主人公はミライドンを連れて先へ行け」をペパー先輩がやりやがったので、息を飲みつつ「わかった」を選択。さっき「何かあったら頼む」と言われたからな……何かあるのは、確実にこの先の方なので……!
ここでミライドンくんに向かって「子どものころはオマエがいて最悪だったけど、今オマエがちぢこまってても嬉しくねえ」「オマエにはすごい力があるしオレたちもついてる、だから勇気を出して立ち向かってこい」というペパー先輩さ……
良すぎ。
他者に「勇気を出して立ち向かってこい」と言える人間は、自分も立ち向かう意志を固めているんですよ。自分自身に立ち向かうつもりがなければこんなこと言えないので。ペパー先輩……たぶんこの場で最も大きな恐怖を抱えているのはペパー先輩本人だと思うんだけど、だからぼくに「何かあったら」と頼んだんだろうけど、でもこのシーンは彼自身も覚悟を決めた感あってすごく良かった。
よし……ゼロラボへ入っていくぞ……
ラボ内部、入ってすぐ椅子に座る博士に気付いて足止まっちゃった。い、いる~……
そしてスリープモードを解除した「フトゥー博士」が立ち上がって出迎えてくれたのであった。凶暴ミライドンもマスボに戻してくれた。それできるなら最初からボールにきちんと入れておいてくださいよ!
ミライドンくんがエリアゼロを脱出したのはこのミライドンとの縄張り争いに負けたからか……やっぱミライドンくんにとってここは怖い場所だったね、ごめんね。
ここでついに自称フトゥー博士が自らの身分を明かしてくれましたね。人工知能! そして本物の博士は第4観測ユニットでの事故で「いなくなった」そうです。はい……いや、あの……予想はしていましたが、ポケモンのシナリオで明確に死人が出ていることにかなり動揺しちゃった。
ぼくの仕事はオリジナルフトゥー博士のタイムマシンを止めることっぽい。今も自動で動いてるってこと!?
エレベーターに乗る前にこの研究室内をざっと見て回りましたが、ホワイトボードに「少年とオラチフがなかよく写っている写真」が貼ってあってグワ~ッてなりました。グワ~ッ!!!
あの、コサジの灯台の研究所、あそこの机の上に確か写真の入っていない空っぽの写真立てがあったんですよ! この写真はあれに入ってたんだろうな……! そしてフトゥー博士がエリアゼロに籠るようになったときに、抜いて持って来たんだ……うう……
あのね! 言っていいですか!? これを息子への愛だとは言わせないからな!? これは自己愛ですよ! これを毎日見ていたって、それは自分が気持ちよくなれるだけ、息子に対しては現実的に何もできていないんだからな!? そこんとこ間違えないでくださいよ!?(突然の激怒)
はい……それじゃあフトゥーAI氏と一緒にエレベーター乗っていきましょう……
エレベーター内でAI氏がいろいろ答え合わせをしてくれました。
なるほど、ここの結晶体で増幅された技術によるAIだからここから動けなかったのか! プログラム技術はともかく、本人そっくりのその義体もかなりの技術ですよね。
あとオリジナルフトゥー博士について「事故で肉体が損傷し生命活動を維持できなくなったのだ」ってマイルドなんだか直接的なんだか分からない表現で「死」を説明してくれた。はわわ……ポケモンでこんなことやっていいんだ……
肝心のタイムマシンについてですが、やっぱり今も自動的にポケモンを未来から呼び出し続けているらしい。制御できないタイムマシンシステム、こわすぎ。
かなり意外だったんだけど、このオリジナルとAI、「善」はAIの方なんだね!? AIが人道倫理に悖る発想を実行してしまってオリジナルがそれを食い止めるみたいなのがよくあるシナリオだと思うけど、このストーリーは……オリジナルの方がヤバ倫理で、AIがそれを阻止しようとしてるんだ! ウワ~ッ意外!
「ボクの……博士の夢を破壊してくれ」と頼まれるポケモン主人公、あまりに厳しい展開すぎて「はい」を選ぶ指が震えた。夢を追いなさい、何を目指してもいい、好きな道を選んで出発しなさい、と肯定してもらってここまで歩んできた少年が、他人の夢を壊すために今から力を振るうのだ。きびしい……!
さて最下層到着。あれがタイムマシンね!
博士のIDが搭載されたバイオレットブックを台座に置けば止められるらしい。「子供の頃から大好きなその本に最後のキーを入れるとは」って……そうか……子どものころからの夢だったんだなあ、フトゥー博士の……だってこのアイテム説明文見ました? 「つたない文字でフトゥーと書かれている」んですよね……これをペパー先輩から受け取ったときは「つたない文字」の意味がよく分からなかったけど、つまり子どもの字ってことなんだなあ。
マシンを止めようとすると、フトゥーAIは邪魔者を倒すためのプログラムに上書きされて戦闘になるらしい。ヤバです。えっヤバ……「自意識の消失」はAIにとってどういう概念のものなんだろうな……「どうかボクを倒してくれ」、もうなんて言ったらいいか分からん。これはなに。AIの自己犠牲か……?
ここにきて「フトゥー博士」の立ち位置がぐるぐる転変している。フトゥーAIを疑っていたときは「フトゥー博士(オリジナル)が別のなにかに乗っ取られている」ことを恐れていたのに、今は逆にフトゥーAIがフトゥーオリジナルの意志に乗っ取られることに恐怖している。すごい……すごいシナリオだこれは……
というわけでフトゥーAIとのバトルなのだ。
ちなみにぼくのラウドボーンくんのレベルは80です。フトゥーAI氏が繰り出してくるパラドックスポケモンたちはだいたいレベル66くらいだったので、大丈夫負けませんよ!
邪魔者排除プログラムくんは「人間の頭脳で抗えるかな?」「あいにくキミの勝算はゼロだ」などめちゃくちゃ煽ってきますが、ぼくのラウドボーンくんがぼくとの絆によって攻撃を回避するの見た? それ計算に入ってた? フフ……無事に勝利です!
そしてペパー先輩・ネモさん・ボタンさんも駆け付けてくれた! 勇気百倍! あっでもペパー先輩には見せたくない、このフトゥーの顔をしたガクガクボロボロ機械を……!
ここの「フトゥー?」氏のペパー先輩への台詞……これってフトゥー博士本人の感情かなあ……いやフトゥーAIはオリジナルの知識も感情もコピーして作られたものだから正しく本人のものなんだけど、そういうことじゃなくて……えっと、AIの口から出る発言はフトゥー本人の発言とみなしてよいのか? という……まあそこが不明だからこそ台詞の名前欄にハテナが付いてるんだろうけど……
ドキドキ親子対面が始まってしまうのかと思ったところで、タイムマシンの最終防衛プログラムが発動。まだあるんかい! 往生際が悪い博士だね!
これ「楽園防衛プログラム」なのマジでゾッとしましたよ! 楽園~~~ッ!?
このプログラムによって、フトゥーID以外のモンボがロックされました。あっなんかそんな文書が上のラボにあったな……
結晶に侵食されながら「逃げてくれ!」と叫ぶAI、激ヤバ。砕け散りそう。ここは宝石の国ですか?
フトゥーAI、今度は楽園防衛プログラムに上書きされてしまった。あの、すみません、普通に癖(ヘキ)に来る。人格凌辱ジャンルじゃん(黙って)
というわけでバトル。
楽園防衛プログラムくんはミライドンをくりだしてきた。ワアこわい。
そしてこちら側はモンボロックによりポケモンを出すことができないので戦えない。ワア~ッ
あっなるほど……なるほどね!? ここでミライドンくんだ! このミライドンの特殊モンボはフトゥーIDのボールだ!
ミライドンくん選べる! 出せる! バトルフォルムだ~! やった~!
と大はしゃぎしたものの、実際バトルが始まってみると普通に無理。場の状況を確認したところ、こっちのミライドンくんはレベル68であり敵はレベル72だった。待って。同種ポケモンでレベル差が4もあり、さらにまともな有効打がない状態、普通に負けるが?
パワージェムや素テラバーストなどでちまちま削ってなんとか敵HP半分切りました。が、ヤバの雰囲気を感じる。ボタンさんが「なんとかこらえて」と助言をくれたので、ハッとして「こらえる」を選択。直後はかいこうせんが飛んできたので冷や汗出た。こ、こわ~!
でもはかいこうせんなら次ターンはダウンですよね! と攻撃しましたが、まあ倒しきれるはずもなく……
ここで再びボタンさんが最高アドバイス。「主人公のテラスタルオーブ光ってない!?」、な、なるほど~!?
えっすごい……すごいなこのバトル! あたまいいひとが考えた最強バトル展開!
有効打、これか~っ! ドラゴンテラスタルでのテラバースト! 浅木はドラゴンタイプもうまく使えないし、テラスタルも思考に入ってないし、だからここまでその展開を全然予想できてなくて……テラスタルを示唆された瞬間は全身鳥肌が立ちましたね。アッ……そういうこと……!?
いやもう本当すごかった。天才。テラスタル技術でこのミライドンを打ち破る瞬間、恍惚の極み。
勝利!
楽園防衛プログラムは撃破され、元のフトゥーAIが復帰。ここの彼の台詞、最高だったので書き起こします。
「キミたちは絶望のふちにいても 自分の頭で考え 友達を信じる勇気を持ち 決断できる人間なのだな」
これをAIが言ってくれるというのがさぁ……本当はフトゥー博士に言ってほしかったよ。ペパー先輩のお父さんに言ってほしかったよ。
「キミの父親はキミのことを本当に愛していたよ」「そんなの今さらずりいよ」「そうだな すまない」、この会話はかなり良かった。遅すぎたとお互いに痛感している告白の切ない滋味よ。それはそれとしてフトゥー博士はAIに自分の尻拭いをさせるな!
フトゥーAIはタイムマシン復旧システムの一部であり、AIがここにいる限りタイムマシンは止まらないようなので、フトゥーAIは未来へと旅立っていった。
これ、フトゥーAIは未来を見れたのかな。エリアゼロの結晶の影響下から外れて大丈夫なんですか? 人体ほどの質量を時空転移させることが可能なんですか? 「自分が未来を見たくてたまらない」「冒険に胸を躍らせる気持ち」とは言ってるけど……未来移送が、このAIの死なのではないですか?
「さらばだ 自由な冒険者たちよ」、オープンワールドシナリオで「自由な冒険者」の呼称はあまりにキマりすぎてる。良い……
「ボン・ボヤージュ!」はこんなん死出の旅じゃん。子どものころから大好きだったバイオレットブックをしっかり手に持ってるのが良かった……
ペパー先輩がAIの「本物」性についてうまく言えないながらも考えてて、かなり切なかった。完璧な模倣は本物なのだろうか? 感情が本物なら本物なんだろうか……? むずかしいね。
ボタンさんが「(博士は)きっと未来で楽しく冒険してるよ」って言うの、シナリオ的にあまりに重すぎたな。彼女は本来こういう楽観発言はしない人間でしょ。それでも、どうしても何か言わなきゃと思って口を開いたんだろうな。だからペパー先輩は「サンキュな」って言ったし、それにボタンさんは「えっと……うん ごめん」と謝っちゃったんだろうな。
ボタンさんは、ペパー先輩に慰めが必要だと思ったから。そしてペパー先輩は、ボタンさんのその言葉が慰めだと分かったから。そしてボタンさんは、ペパー先輩が自分の言葉を信じたわけではなくただ自分の慰めを受け取ってくれただけだと分かったから。
さらに、ボタンさんが「きっと楽しく冒険してる」と言ったことで逆説的に、あのフトゥーAIはあの転移で決定的に失われたんだろうなともメタ的に感じ取ってしまうんだよな……
この短く単純な言葉での会話、無限の余韻を孕んでいて本当にすごい。
よし。それじゃあ、おうちに帰ろう! みんなで!
とはいえ俯いてトボトボ歩くペパー先輩とぼく、ちょっと空気重すぎるぜ。
ここでネモさんが寄り道を提案。ああ~ネモさん! ネモさん本当に良い女だよ! ネモさんがいてくれて本当に良かった! 彼女の存在がこのザ・ホームウェイにおいてどれほど場の空気を軽くしてくれたことか!
恐らく辞退しかけたペパー先輩を遮ってボタンさんも乗る。よしぼくも乗るぜ! 買い食いしていこ!
ペパー先輩の背をぐいぐい押すミライドンくん、ファインプレー。本当にこのミライドンくん良い子! 好き!
SVのキャラのモーションはこれまでにも何度も褒めていましたが、ここのペパー先輩が主人公の肩を軽く叩いてくれるモーション、これ本当に最高でしたね。さりげなさと自然さ、そして深い感情が滲むモーション。良すぎ。そのあとミライドンくんを撫でるペパー先輩の手付きも良かった。
はぁ~……ペパハルかな……(CPの話は後にして)(はい)
はいっメインシナリオクリア!
スタッフロール!
“Celestial” ~~~ッッッ!!!
オイオイオイ! えっエンディングソング、Celestial!? エド・シーラン~~~ッ!!!
いや……あのさあ……あれだけヤバ概念だったフトゥー博士の「楽園」を、ここにきて……というか逆か、「Celestial(楽園みたいだ)」という歌詞にヤバ概念が乗ってきたんだよ。さすがに天井を仰ぎましたね。
この曲はすでにもう何十回も聴きましたけど、ほんと、あの……このシナリオが乗ってくると、解釈が変わるというか、解釈の幅が広がるというか、グワ~ッ!!! 待って待って……今なにも考えられないから……
You make me feel like my troubled heart is a million miles away……
また改めて歌詞をじっくり読み直そうと思います……エド・シ~ランありがとう……
自室に戻って校長室への呼び出しが発生したところで一旦プレイ終了! 怒られの予感!
メインシナリオ後のストーリーも存在していると思うので、まだまだ楽しみますよ!
前回の進捗:
【チャンピオンロード】★クリア
【レジェンドルート】★クリア
【スターダストストリート】★クリア
◆災厄の祠クエスト ★クリア
【ザ・ホームウェイ】★クリア!
あっマシュマロおへんじ、すみません、次回にまわしま~す!
とりあえず今日はここまで!
結局日付変わっちゃった!