海枯れについて。感想。HO1です。(かなりの長文)
※ネタバレ
私たちはEND1でした!✨
何から纏めれば良いのか…と悩んだので、
取り敢えずまずは美緒ちゃんについて。
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HO1 羽月美緒
何事も卒なくこなすタイプ。
周囲からは何を考えているか分からないと言われるが、兄に対しては感情豊か。
【過去】
幼少期に父親の不倫により両親が不倫、精神を病んだ母親に暴言を浴びせられて育つ。
そんな母親から守ってくれたのが7つ上の兄、陽太(通称陽くん)
そんな母親も自殺、以降は兄と共に暮らす。
中学時代にいじめに遭ったり、兄には悟られまいと家では気丈に振舞っていた。
しかし、兄は美緒がいじめに遭っていることに気づいており、妹とともにこの地を離れることを決める。
中学卒業後は、心機一転、新社会人となる兄とともに上京。都内の高校に通う。
中学のような思いはするまいと、自ら孤立して過ごす。
その後、取り敢えず進学した大学在学時に芸能事務所にスカウトされ、なんとなくモデルになった。
その透明感のある美貌から絶大な人気を集め、雑誌だけでなくCMやドラマに引っ張りだことなる。
そんな美緒の活躍を兄は大層喜んでくれた。兄が喜んでくれることで仕事、そして嫌いだった自分の容姿に価値を見出していた。
沢山稼いで、今までお世話になった兄に恩返しをしよう、と心に決めた矢先に、兄は殺害されてしまう。
共に暮らす兄を交際相手と勘違いし逆上した、美緒の熱狂的ファンによる犯行だった。
事件により、唯一の心の拠り所であった兄を亡くし、生きる希望を失う。
何もかもを失ってしまった。全部自分のせいだ。早く兄のところへ行って謝りたい。
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というような設定で(盛り込みすぎ感笑)、兎に角人生に絶望している女の子です。
ただ兄が応援してくれていたモデルの仕事を惰性で続ける毎日。
そんな彼女ですが、シナリオの導入でモデルの仕事もクビになってしまいます。
社長からは、自分が飾った表紙の売上が最低、商品価値がない、そして同業者からは暗くて着られるお洋服が可哀想と言われてしまう始末。
最初こそ食い下がったけど、自分がいることで迷惑をかけてしまうのであれば、と身を引きました。
そこで、たった一人味方となってくれたマネージャー。
後々彼女の言葉に救われることになります。
(いやあこの辺はメルさんのRPが兎に角凄かったよ!本当にグサグサ心に来たもん!笑)
そして暗い海、陽くんと来た思い出の海で入水自殺を図ることに。
陽くんと同じ場所に行き、私のせいで死んでしまったことを謝りたいという一心でした。この時は。
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ひがんちゅ島に打ち上げられて、夏海ちゃんに発見されるところ。
褐色で可愛い夏海ちゃんを見てうぎゃああ〜ってなってました。(中の人)
綺麗な青い瞳、何か関係してくるのかなあとそわそわしてました。
先生に診察して貰い、1対1となるシーン。
先生に手首や首の傷跡を見られて、これは何かと尋ねられた美緒は、正直に答えました。
正直と言うか、生きることへの執着がない美緒は半ば自暴自棄で、別に知られたっていいやって投げやりだったのかな、と思います。
(ここはKPさん曰く隠す人が多いらしくてびっくりしたな〜〜)
先生と夏海ちゃんが料理ダイスに失敗して、シャバシャバのシーフードカレー作っちゃうの和んだな〜〜
美緒だけに美味しいレトルトカレー用意してくれて笑っちゃったよ。笑
その後は島探索。
もう島のみんながあったかいこと。
他人の善意に触れることが少なかった美緒なので、くすぐったい気持ちでした。困惑しちゃいましたね。
カズくんとヒロちゃん、可愛くて和んだな〜
ブレスレットをくれたとき嬉しくて堪りませんでした。
崖で出会ったジンゴくん、いやあ怖かった。
怖すぎて何も言えなくて謝ることしかできなかったなあ。
HO2からしたら自分のことを思ってくれる優しい子なんだろうけど、HO1の私から見たらもうなんだこいつ!!って感じでした。笑
島のみんなが歓迎会を開いてくれてる中でも連れ出されるしね。敵意が凄いのよ…着いて行きたくないよおおってなったなあ。
その夜、夏海ちゃんとお風呂に一緒に入ってお互いのことについてお話できたあの時間、凄く良かった。
お風呂でやっぱり傷跡のことを聞かれるんだけど、先生の時とは違って夏海ちゃんには言うのちょっと躊躇しちゃった。
でも結果的に打ち明けてよかったなあ。
その後のお互いへ手紙を書くギミックにはビックリした!
30分で書き上げなきゃいけなくて、文章力の無いわたしは必死でした。
(結果、割と長文になってしまいました。。笑)
夜にこっそり抜け出すシーンでは、忍び足ダイスで失敗しちゃいました(92)
きっとどんがらがっしゃーん!と大きな音を立ててしまった事でしょう…
(この日のわたしのダイス運やばくて、5回くらい1出してたからいけるのではって思っちゃったな…クリチケ4枚くらいあったもんね…笑)
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夜の海でサイレンが響いた後、世界が一変してもう一体何が起こるの!?ってこっからひたすら怯えていました…
変わり果てた先生やカズくん、ヒロちゃんを見つけた時は悲しい反面、なんとなくこれが現実なのかなって考えてました。魔法が解けたみたいな。
港に行けばケイゾウおじさんに会えたみたいなんだけど、先を急いだ私たちは立ち寄らなかったんですよね…姿を見せずに話すケイゾウおじさんのRP見たかったな〜〜後悔。
ジンゴくんが鮫にやられてしまった時は驚愕でした。いやいや、まじかと。
でもどこかでジンゴくんもいなくなるのでは?と思っていたので、案の定だなあと思う気持ちもありました。でもあんな惨いとは思わなかったけどね…🦈
麦わら帽子と鍵…ありがとうねジンゴくん…
ジンゴくんが遺した鍵を使っていよいよ聖域へ。
最初に美緒が足を踏み入れたんですが、途端に息苦しくなるから焦りました。
しかも、苦しむ美緒を見て夏海ちゃんが目を輝かせてるし、本気でわけがわからなかったです。ひたすら困惑でした。
応急処置をしてくれて助かったけど、ここで夏海ちゃんは何かに気付いて悩んでいたから、何があるのかなあって疑問でしたね。
聖域の奥、船の中で夏海ちゃんの母と対峙する場面。
ここのメルさんによるお母さんの発狂ロールが本当に狂気的で凄かった…鳥肌ぶわわでした。
(個人的に月の光が大好きでBGMでウオオってなりました。)
島を出るか、それとも残るかの選択では、わたしは一貫して島を出ると答えました。
夏海ちゃんのことを考えると残った方が良いのかと思ったし、確かに凄く良くしてくれた島のみんなを元に戻したいという気持ちもあったんだけど。
でも、陽くん(兄)はこういう生き方を望むわけがないし、元の世界は確かに辛い事が一杯あるけど、マネージャーみたいに自分の事を考えてくれる人はちゃんといたことに気付けたから、やっぱり元の世界で生きたいって、海に飛び込む前よりずっと未来に対して希望が湧いてたんですよね。ただ死にたがりの美緒じゃなくなってたんです。
そして、夏海ちゃんと一緒に島を出たいと伝えました。一緒に暮らせたら良いなあと思ってました。
島に陽くんを連れて来れるとお母さんに言われたけども、そんなことして陽くんが喜ぶわけないもんね。
(ここで、夏海ちゃんが美緒の書いたボトルメッセージを読むんだけど恥ずかしかった〜
照れて下向いてだと思います、美緒は。笑)
その後、夏海ちゃんは元の世界で苦しんでいたわたしを助けようとこの島へ連れて来てくれたと打ち明けてくれて。
夏海ちゃんは善意でやってくれたことだから謝らないで〜〜!って思ってましたね。
正直に話してくれて、そして美緒を助けたいと言ってくれた夏海ちゃん。やっぱり優しい人だなあと思いましたね。
悩みに悩んで出した結論は、2人で外の世界へ行くことでした。
さーて、あとは島出るだけ〜!って思ったらそう簡単にはいかないですよね〜〜
幽霊船とのチェイスが始まってもうハラハラしました…
海はやばいという情報から崖を目指すことに。
何度かダイス失敗したんだけど、余るほどクリチケを持ってたので、ここで使わせて貰いました笑
無事崖に到着して、2人で飛び降りる前にボトルメッセージを読みました。
私があなたを守る、嬉しい言葉だったな。
外の世界でも共に生きれたらいいなって強く思った瞬間でした。
2人で手を繋いで飛び込んだ後、水泳のダイスロール…!
ジンゴくんの帽子を持ってたので+10で無事成功して、2人で現実世界に帰れる〜!って思ったら、、
まさかの怪魚の姿の夏海ちゃん。
でも喋れるしこの大きさなら抱き抱えて持って帰れるんじゃない!?って必死でした…
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病室で2人で目覚めて、美緒の端正な顔には大きな傷、そして夏海ちゃんの綺麗な青い眼がドブのような濁った目になってしまった。
互いの美しさを代償に2人で助かることが出来たんだなあ〜
海は枯れてしまったけど、2人で生還出来たことが非常に嬉しかったです。
退院後は、2人で陽くんのお墓に行って夏海ちゃんを紹介するんだろうな。
今までの美緒の生き方を心配していた陽くんはホッとしてることでしょう…
そして夏海ちゃんは立派なお医者さんになってほしいな〜〜
美緒は顔に大きな傷を作っちゃったので多分モデルの仕事を続けることは出来ないから、第2の人生をゆっくり探すのかな。小説家が濃厚かも。笑
最後のけいこも幸せになってて良かった。。
海枯れは引き摺るらしいとは聞いてたけど、いやー本当に囚われちゃったな。
2人にとってのハッピーエンドを迎えられて良かった。
通過できて本当に良かったです。
メルさん、おみちゃん本当にありがとうございました🥲✨
(TRPGは不慣れなもので…優しいメルさんに大変救われました…RPも大好き…よければまた是非遊んでください🙇♀️
そしておみちゃんと通過できてよかった〜!気がつくと夏海ちゃんがすっかり大好きになってました。)
最後に、HO2の夏海ちゃんへ送った手紙の内容を。
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夏海ちゃんへ
唯一の身内である兄を亡くし、仕事も失って、
生きることに絶望した私は死に場所を求め、自ら海に飛び込みました。
そして、流れ着いたこの島で、出会ったのが夏海ちゃん。あなたです。
暗い私からしたら、夏海ちゃんは太陽のように明るくて、眩しく感じました。
私の体中の傷に気づいても無理に聞いて来ようとしない優しい人。
一緒にお風呂に入った時にもお話したけど、
砂浜で助けてくれたのが夏海ちゃんで本当に良かったと心の底から思うよ。
そんな夏海ちゃんは、外の世界でもきっと上手くやれると思う。
私の元居た世界は良いところとはとても言えないけど、それが全てじゃないから。
太陽のような夏海ちゃんの周りには、きっと良い人が集まるはず。
夏海ちゃんは賢いから、将来はきっと凄いお医者さんになれるよ。
昨日まで暗い海の底にいるような毎日だったけど、
夏海ちゃんや、島の人達のあったかさに触れて、本当に心が軽くなったの。
兄の前でしか上手く笑えなかったのに。今日は心から笑ってたな。
元居た世界に戻ることは今はまだ考えられないけど、
前よりはちょっとだけ未来に希望が持てる気がしてる。
本当に夏海ちゃんには感謝でいっぱい。
もし、夏海ちゃんが外の世界に出ることがあるなら、
私は東京にいるからさ。きっとまた会おうね。
美緒より
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