6章キャスンキ(ネタバレ⚠️)
読んでる最中はそれどころじゃなくて深く考えて無かったけど、キャスンキのクソが💢の後の『呪詛返しを返しやがった』って台詞、全然「愚痴を聞いてやる」とかじゃなくて逆に愚痴に愚痴返そうとしてて面白い
しかも愚痴に愚痴を返したら五倍になって返ってくるし…
しかし「愚痴聞いてやる」って気さくな笑みを浮かべて、ぐだ達には背中を見せつつ一人呪いの奔流に奥歯を噛み締めていたのだろうなと思うと、あのボーダーの船首から光が放出されてる演出がもう並々ならぬものに思えてくるので脳内映像化が止まらない
そういえばキャストリアがケルヌンノスに槍をぶっ込むシーンも背中だけを映してまさに「英雄」みたいな立ち姿をしていたけど、あの最中はまさに肉体が爆ぜる寸前だったし、この、傍観者サイドだと、英雄の美しいところしか見えない(美しい部分だけしか存在しない)っていうのがこう……なんか……暗喩されているような気もするというヲタクの寝言