スローループで小春の友人として新たにフィーチャーされた美月さんと咲良さん、どっちかが山本君のお姉さんだったら面白いなと。
新たに、と言っても2人は26話でちょろっと出てきてるんですけどね。
この「山本君の姉」に関する読み、もとい願望は15話の頃から思い描いていた(①)モノですが、もしその通り姉弟なのだとしたら姉は髪色が近そうな美月さんのほうだろうか。
さて、今回はサブタイが非常に頷けるモノでした。
と言うのも「好きなものは違っても」仲良しなのは、2巻で二葉藍子の2人が既に垣間見せていることで一定程度実証済みなんですよね。
あるいは「根っこのところは似た者同士」も、25話で一花さんと楓さんがやってる。
それを踏まえて小春と美月さん咲良さんの3人を見ると、前述の26話も合わせて読むに、根っこどころか結構感性の時点で似てる節があります。
思い返せば、咲良さんがヒラメを釣り上げた小春の写真を見て「漁師」と感想を漏らしたのなんかも、実際1話で釣りをするひよりを見た小春と同じ。もちろんこの2つだけを以て3人が感性まで似ていると断定するのはまだ無理筋ですが、近しい描写は今後も出てくるんじゃないでしょうか。スローループはそういう部分も端々で描いてくれる(これまでは主に小春でした)し楽しみ。
実際仲良しって、案外こういった些細なところの相性だったりしますからね。
釣りパートのほうは、何だかギャグな描写が目立った気がします。
乗り物に割かし「酔いやすい」ひよりは27話、船の「揺れ怖い」小春は既に16話で出てきたところですね。
ひよりがイソメに悪戦苦闘していたように、釣りに慣れて対処できるようになればそれも成長の1つと言えるのかもしれませんが、揺れの怖さはともかく酔いやすい体質はどうにもならんものなあ……
それでも揃ってヒラメを釣り上げる辺りは、やっぱりこれもまた成長の現れと言えるでしょうか。特に小春は改めて見ても飲み込みが早い。
ところで、一花さんからひよりに対する「ひーちゃん」呼びが好きで、ずっと気にかけていたボクは、今回一花さんから小春への呼び方もちょっと楽しみにしていました。
なんですが……「小春ちゃん」呼びかあ……名前的に仇名が難しいのだろうか(適当)。
それと美月さんが「左ヒラメに右カレイ」の話に興味をもった側からそわそわし出すひよりと勢いよく食いつく小春が可愛い。今回一番の可愛いポイントでした。
最後にP47-3、一花さんに写真を撮ってもらおうと小春がスマホを取り出す段できっちり防水ケースをつけてるのは今回一番笑えたポイント。前話での反省が活きている。そしてやっぱり今回釣りパートがギャグ多いじゃねーか。
参照:
① https://fse.tw/q0Tyu