エターナルズ見てきたよん。キャスティングが天才ですね。マドンソクとアンジーのコンビがいいんよ。でも1番テンション上がったのはエンドロールだったなとか何故だか刺さらなくて今その理由を探してる。
初めてお目にかかる俳優さんも多かったけどそれでも完璧な配役だと思ったし、キャラクターたちの造形も好きだったのよ。
アジア系俳優や聴覚障害を持つ俳優の活躍とそのキャラクターのかっこよさ、そしてそれを特別に誇張しない描き方は素晴らしいし、同性カップルを親とする家族の登場、彼らのキスシーンがある感動。MCUはもともとそこまで若さを賛美している印象は強くないけど今回はヒーローの年齢層の広さ。家父長制の否定。それらが丁寧に描かれているから安心して見られた。クロエ監督の作品、他にも見てみようと思うよ。
人類史に深く関わってきた人知れぬ存在ってのも好きだし、(オルガドとかも好き)だからエンドロールがほんと最高に楽しかったんだよね。
ただなんだろうか、うーん。愛するから守るってのもわかるし。生まれるはずの生命の誕生を止めるべきではないのかとかは現代の私たちの抱える問題の一つだし。あとはノアの方舟に動物は乗せるか?やディヴィアンツをただの悪にしないところとかには動物の権利問題を考えさせられたりほんとに多くのことが語られていてそこは好きなのだが、こう胸がときめかなかったんだよな。その理由をこれを書きながら探してるけどわからない。何かが描かれていない不満とかはないんだよな。
あ、1つ不満として、私はコミックス全く知らない勢なのでエロスくんが何者か知らないのよ。だから、突然ハリスタが出てきてびっくりさせられてなんかすごい空気が冷え込んだわ。衝撃のキャラクターや展開ではなく、衝撃のセレブの登場って感じで、なんかこう役者で驚かされるのは好きな場合と好きじゃない場合があり、今回は後者だわ。