アイチュウザステージに行ったこと
二年一組 けだもの
僕は、舞台化ときいて「アイチュウくん、無理しなくていいんだよ」と思いました。
アイチュウくんは、有名な恋愛リズムアドベンチャーソシャゲです。フォロワーの数名に「私のタイムラインでアイチュウの話をしているのはあなただけだ」と言われたことがありますが、僕は有名な恋愛リズムアドベンチャーだと思っています。
そんなアイチュウくんが舞台化です。流行りのアイドルゲームが、流行りの2.5次元舞台に殴りこみです。けれども次々と明るみになる情報に僕は不安を感じずにはいられませんでした。
あまりにもウイッグが浮いてるキャスト。オリジナルストーリーにオリジナルキャラクター。田中って…飯田橋ジェイムズおさみって誰…エガテマ○ラウド檜垣の悲劇が頭を過ります。そしてアイチュウの中でもトップクラスの人気を誇る男の娘、華房心の出演決定。できんのか。舞台であのきゃわゆさを表現できんのか。ヤバイことならんのか。くるみ割り機を用意しなければならなくなるかもしれん。
極めつけは観客投票形式…金で殴り合う世界だったらどうしよう。
私が助けなきゃ、アイチュウザステージは私が責任を持って助ける。元ムュキャス達にも声援を送るんだ。そうして手に入れた東京4公演のチケットと東京行の飛行機のチケットと休暇。
しかし、それら不安はすべて吹き飛んでしまいました。極彩色の彼らが歌い踊る姿はそれはもう華やかで2.5ならではの美しさがありました。ストーリーはアイチュウらしさを失うことなく、例えるなら清らかな幼女のハートの様に澄んでおり、オリジナルキャラクターは実力のある俳優によりアイドル達に負けない個性を持ち、気づけば田中ァーーーーー!!!!ギャアーーー!!飯田橋先生ェーーーーー!!!と絶叫しながらファンサ乞食をしていました。
そして華房心ちゃん。パーフェクトです。もう何の違和感もありません、きゃわゆいきゃわゆい心ちゃんの仰せのままにです。帰りにコンビニでレターセット買ってファンレター描きました。心てぁ……チュ…チュチュ…
何よりも不安だった観客投票。今回の舞台はコンテストがストーリーとなっており、観客の投票により優勝グループが決まりオリジナルの新曲を演奏することができるというのです。会場に入場した際に投票札を配られ、休憩時間に投票箱へイン。しかしこれはあくまで予選での投票であり、この結果は本選の演奏発表順に過ぎません。では本選への投票は?
本選、全グループの演奏を終えて舞台中央に置かれたのは
"デシベル測定器"
司会の田中「では、先ほどの演奏が良かったと思うグループの時に声援をお願いします。その大きさにより順位が決まります」
ぼく「ほえええ」
司会の田中「順番にグループが前に出ますので、10秒間拍手や声援を続けてくださいね。スタート!」
ぼく「オッギャアアアアアアアアン!!!!ギャアアアアアアアッゴオオオ!!!バリバリ←喉から出る変な音」(バンバンバンバン)
そして迎えた千秋楽の終わり。
4公演見てめんこちゃんグループの優勝は見られんかったけど、それ以外のグループ全部見れたし最高に面白かったし満足幸せハッピー…アフタートークも楽しみだなぁ…
司会の田中「今回のアフタートークは全員からのコメントに加えなんと特別に!オリジナル曲を全5グループ分演奏してもらいます!!」
ぼく「ほえ」
ぼく「オッギャアアアアアアアアン!!!!ギャアアアアアアアッゴオオオ!!!バリバリ←喉から出る変な音」✕5
結局公演時間は一時間以上伸びた。
もうほんとに我々プロデューサーに楽しんでもらいたいみたいな気持ちを感じたし、最後スタンディングオベーションなったの感動した。DVDマジ楽しみ。
最近流行りの応援上映の良いとこをうまく取り入れたのかな?!って気持ち。(応援上映みたことないけど…)ファンサとか客降りとかハイタッチとか、そういうサービスとかも欠かさなかったしアイチュウくんやるじゃん!これからもサービス継続してくれ!!!