【FF14漆黒パッチ5.3/メインクエネタバレ】なりそこないに生きていていいと、言ってくれたヒュトロダエウスとおじさん。すき。
おじ光のものによる感想文です。実のある話はない!長い!
※光の戦士のことをねこと表記してあります。うちはミコッテなので。
シナリオのなっちゃんさんのインタビューでの言葉がすきという話から始めたい。
「海の底から塔の上まで大事な気持ちを探しに行くお話になっておりますので」
https://youtu.be/Oe93T6qmFmU?t=525
ほんとのその通りの話で、望んでいた物以上のものを見ることができてとても嬉しかったです。
いつだって大切なものが指からこぼれおちて、国やら世界は救えても仲間や友、死んでほしくなかった人は守れない。
それがつらい時がたくさんあったので。
今度は、今回は守れたよ。
それがとても嬉しい。
今回はねこは配達員。クソまずパンをお届けして、忘れてしまった大切な気持ちもお届けする。
そして最後に大切な人たちの魂もお届け。
冒頭の何気ないお話が全体の流れと一緒なの好き。
ねこも大切なものを配達員さんから受け取りました。
おじさんから回りくどい配達方法で、ヒュの人から。
アゼムの石の中に刻まれていた言葉、あれはいつから残しておいたものなのかな…。
「命のかぎり歩み 地上の星々を繋がんとした
親愛なる者の記録をここに
お前が手繰れば 運命は集うだろう
たとえ今は天地に隔たれ 心隔たれていようとも
第十四の座──その名を アゼム」
親愛なる者。
親愛なる者ですよ。
なんだそれ、愛か。愛情か。どうなってるのおじさんに愛されてるのは幻覚じゃなかったの??
嬉しいのと戸惑いとではじめなんか別の人の言葉なんじゃないのって考えるくらいで。
いや、でもこれ仕込めるのはおじさんだけですよね…親愛なる者…親愛なる者かぁ…えぇ…なにそれ…重い…すき…。
ならば貴様なぜ生きてるうちにこれを渡したりしなかった?!
記憶を取り戻しても結果は変わらないと思ってたからなの?
それはねこもそう思いますけども。
きっと古代人のねこも、アゼムも今と変わらない生き方をしてた。
14人委員会を抜けたのも、いまその瞬間に苦しむ人を一人でも多く救うために
飛び出していったからなんじゃないかって思っているので。
ほんといつのタイミングで入れた言葉なんだろう。決戦の直前とかだったら死んでしまうんだが。
親愛なる者、そう表現して伝えるくらいの存在が何もかも忘れて、
敵として立ちはだかるのはどんな気持ちだったんだろう。
そりゃ最後に古代人のアゼムの幻覚見ちゃって馬鹿なお前なぜそこにって言っちゃうよね。
負けることがわかってたみたいなお手紙…。
あのときアシエン空間から助けてくれたのはアゼムのおじさんの記憶。
ひとめでも会いたいと願っていたので願いはかなったんだけど余計辛いのもわかってたんだけど。
もういないんだなぁ。
こんなに大好きだと伝えたいのに。
いないのだ。
残光というタイトルが染み渡る。
パッチタイトルほんと良くできとるな…。
あとねあとね
選択や演出で「光の戦士」がエメトセルクという人をかなり好きだったみたいなのがわかって嬉しかったです。
好きというか、消えない傷として残ってる感じ。
ありがとう。
だんだん人に頼ることを覚えてきてるし、それもまた嬉しい。
たとえ今は天地に隔たれ、心隔たれていようとも
いつかはすべての命が帰る場所でおじさんにあうのです。
バレンタインのお礼小話がこんなに救いになってるのすごいな。
■■■以下漆黒5.3全体のあれこれ
■5.3ID
流星雨の幻影状態の中ぐれちゃん(お友達)と色々見て回るの楽しかったです。
クリスタルタワー封鎖されてるー!!やべーぞ!!って
寄り道が楽しいゲームはいいものだ。
ID演出も集大成という感じで良かったです。
光の戦士は一人で英雄になれたわけではないってこと、それがよくわかるのいいよね。
■水晶公もしくはグ・ラハ・ティア
俺は!!望んで!!英雄になったんだよ!!という方なので
フレイ君に何度いさめられても
それでもそうありたいと繰り返し答えてきたねこなので。
英雄になれてよかった。これからもそのようにあり続けたいと笑って胸を張れる終わりがとても嬉しいです。
ありがとうFF14。
助かってくれてありがとうラハ。
そしてさようなら水晶公。
ライナにだいぶ感情移入してたようで、彼女が泣くときだけはプレイヤーの私もボロボロ泣きました。
初めの頃はさ、グ・ラハ変わったな…って悲しく思ってたのに。
物語が終わるころには水晶公が消えてしまうことを悲しく思うなんてちょっと予想してなかったですね。
同じ人なんだけど、今も記憶も何もかもそこにあるんだけど。
でも「水晶公」と呼ばれた優しく穏やかな人はもういない。
贅沢なさみしさだ。
英雄と呼ばれることはねこはとても嬉しいことで、
「英雄」は家族も何も持たない、名前すら自分でつけたねこの道しるべ。
いつかエリちゃん(エリディブスのことです)と同じようになったとして、
その時はエリちゃんと同じように言うのだろうな。
それでも独りではないよといってくれたのが水晶公の最後の台詞。
エリちゃんも最後は孤独ではなかったと思っていますよ。
これからも英雄のねこに憧れてくれ。隣で生きてくれ。
それは救いになり誇りになるんだ。
最後起こしに行くときにねこが少しだけ後ろを見ながら進んでいくのよかった。
あの時のグ・ラハとおんなじ。
あと最後の語りが、前と同じ文面で、とても明るく語っているところがまぶしくて好き。
あとこれ最低なあれなんですけど起こしたときにいたしてそう。
ご休憩的な。
童貞卒業もおめでとうラハ!!!
三大沼?全員抱いたぜ。というねこなのでそうなってる。
幻覚ですが。
■アルバートとセト
セトと語り合うことはもうないのだろうと思ってたらあれですよ。
そこまでフォローがあるとは思わなかったのでもうもうもう。
闇の戦士として原初世界に来た時のアルバートは、仲間の皆は、少しは旅を楽しめたのかな。
と最後にふと思った。
そうだったらいいな。
ええ、ええ、遠くまで連れていきますとも。
■ミンフィリアだったリーンとサンクレッド
ミンフィリアでよかったって言うリーンにどれだけ救われたか。
ハイデリンの一部になったミンフィリアが転生を繰り返し少女たちの命を奪いながら希望をつないだのが辛くて。
そういう風にしてしまったのはだれにも頼れない場所に送り出してしまったからというのと同時に
光の戦士の生き方がだれにも頼らないものだったからだと思っていて辛かったので。
ミンフィリアでなくなった女の子のその言葉で、ようやく許されたような気がしましたよ。
リーンが安心して生きていけるようにこれからも手助けしたい。
サンクレッドのかわりにはなれないけど。
お別れはとても静かで、だからこそ深い感情があってよかった。
■ママ
ママ。貫禄が増しすぎている。
あと気遣いの幅がぐっと広く深くなった。
ママである。
いつか一緒に第一世界に行けたらいいな。
ルナルの告白がほんと良かったですね。言わずにはいられなかったんだろう。わかるよ。
でも悪いな、ねこのママだから。
■ウリウリ
帰還直前、ウリエンジェが星見の間で、おじさんがいた頃の話を懐かしく話してくれて
ほんの少しでもひと時でも仲間だと思っていてくれたのかなって。
ヤ・シュトラお母ちゃんもおじさんと手を取り合うことができなかったことを残念に思ってくれてるようで
それがとても嬉しかったです。
5.0のテンペストへの旅、あの時皆ついてきてくれたのはねこのためだけじゃなく、
ほんの少しおじさんのためでもあったと、そうだったらいいな。
■アリゼーとアルフィノ
アリゼーはかわいいなぁ!
全力で行けと言ったがほんとに全力で行くやつがあるか!!ってID後のとこで思いました。
一生懸命生きている姿がまぶしい。全力で愛されているなあねこよ。
アルフィノもどんどん成長していて嬉しい。ただただ立派になったとしか言えない。
チャイ夫人とのお別れを見つつ、二人のご両親はどんな人なんだろうなあなどと考えていました。
シャーレアンにいつか行くだろうからその時のおたのしみかな…。
■ヒュの人
誰かさんて誰だろうね。いったい誰トセルクなんだ…。
5.0の出会いの時想定外の行動をしたために消えちゃってたんじゃないかと思ってたけどしっかりいてうれしい。
おじさんが好き好き同盟生きてた…!!!いやもうしんどるけども。
おじさんがいないさみしさに耐えられなくなったらここにくればヒュの人がいるというのはだいぶ心にやさしいです。
無駄にアーモロートでぼんやりしてる勢。
最古の魔術師が作った街は光の戦士が死んでもそこに残るのではないかと思っていて。
夢を繰り返し見るようにそこに存在する古代人の中で、ヒュの人だけが正気で。
ねこが消えてしまっても、あの街を誰も彼もが忘れてしまっても、
ヒュの人はきっとひっそりとそこにいるんだろう。
それが悲しくて好きだ。
なりそこないのねこに、生きていてほしいと、生きていていいと言ってくれてありがとう。
■エリちゃん
超える力で見る過去の古代人の人たちがやけに優しく話しかけるのでなんとなく察していたけど
子供だったとは。
そんな優しく語り掛ける人たちが子供を核に捧げるのは気が狂いそうだったんじゃないかって。
最後の決戦で語る言葉はそのままねこたちの言葉で。
願いは違うけど同じ。
お前はもう戦えない、戦う理由がない。
目的を遂げて古代人が復活しても、その中には14人委員会の人たちはいない。
それすらもわからなくなって戦って、勝てるわけがなかったんだ。
だから最後が少しでも優しいものでありますようにと、
大切なものを思い出せるよう、おじさんからの記憶の石のお届けをさせられたねこだった。
壮大なお使いでは。
皆の願いは同時には叶わない。
そうわかっているけども、せつない終わりだった。
残光というタイトルが染み渡る(二回目)
エリディブスは古代人の願いの残光。
■おじさん
愛してる。