LB6章後編クリアしました!
まずは全体的なこと。ネタバレしかない!
今回の異聞帯は滅ぼさなくていいよ~と比較的明るめに送り出されたのに、この異聞帯こそ滅ぼした方がいいのでは……?と思ってしまうほどにエゴとそれに伴う犠牲をこれでもかとガッツリ見せられた6章後編。ブリテン、滅ぼしちゃだめなの……?🥺
しかも前編で、三人組やボガードさんの善性や信念を見せられた後だからきっつい。本能と理性の対比(ウッドワスやムリアンちゃん)も多くて、理性的であろうと努めても本能やエゴを切り離せないありさまを手を変え品を変え出されてきた感じ。うつくしさの解像度が高いけど、醜さの解像度も高くてくらくらする。途中で終わってしまったものだとしてもそこには意味があった、のくだりとかFate!!って感じで大変すきなのだけど、たった一人にすべての責任を押しつける一般大衆の在り方の描写もこれまたFateじゃん……っていう。
というか冒頭、ムニエルくんがキャメロットのことをエルサレムって言ってたのは何……? 私の幻覚?👀
新所長によるあらすじに和んだけど、その次にみんなが登場するのがロストウィルって振れ幅でかすぎる……。ロリンチちゃんにあんなひどいこと言わせないでくれ~!(ロリンチちゃん過激派) つれぇつれぇと思ってたら、医者ですよ。お医者さんですよ。ゲームセット……😭
キャストリアの感情は自己肯定感の低さで揺らぐというよりも使命への諦念にほぼほぼ傾いてるし、それでいて表面上は平気そうに振る舞うから、こっちの気持ちがずっとしんどかった。前編での村正との掛け合いを見ていて、こんな普通の女の子を後編でさらに追い詰めてのたうち回らせるのかなぁ🍄……と思ってたら、もうそのときから内面ではかなりきっついことを考えてたっていう。マシュとようやく再会できてほくほくした直後の、「同類じゃなかった」の生々しい独白には心臓が縮んだ……。
後編ではきっとキャストリアの感情の爆発がある(=救いがある)と思ってたから、まさかないとは……。エピローグで一体どうなるの? こんなブリテンとキャストリアを見せられて、何をもって解決とすればいいの……?
一番泣きそうになったバトル演出はガレスちゃん。無限ガッツ……!! HP0に二回ぐらい陥ったのだけどその度に立ち上がってくれるからしんどかった……。こことかほんとにもう、ブリテン滅ぼしちゃあかんのか??って目玉ぐるぐるしてた。「最後の騎士」っていうタイトルもよかった……。
ただただ私が愚かだったバトルはウッドワス戦で、勝たなきゃいけないものだと信じ込んでめちゃくちゃ頑張ってた。いっつもその辺りの機微が掴めなくて、負けていいのか分からなくなる。というか、どうせなら勝ちたいんだ(脳筋)💪
24節までクリアしたら「こうしてめでたく、冬の女王は倒されました」って明るい画面が表示されたけど、めでたくじゃないんですわ……。あれだけ利己的な妖精たちを見せられて、モルガンが倒される生々しいSE聞かせられて、めでたくじゃないんですわ……(2回目)ご、ごごごご歓談……? どういう気分で8/4までご歓談しろと? 正気か!???
ここまで冬の女王(物語における悪者、ラスボス)の内情を見せた上で、めでたしめでたしの体でエピローグの案内をしてくるのが悪趣味すぎて震えた。オベロンも語っていたね、物語の脇役キャラの扱いと、第三者による物語の安易な消費について……。
そして絶対に、8/4解放分はエピローグでは終わらないボリュームの予感。何ひとつ解決されていなくて謎だらけ。ケルヌンノスが一体どうなるんだ。
正直、こんな生殺しなところで区切るなら、前編・中編・後編って前もって言っておいてくれてよかったかなぁ。シナリオ開放と同時に後編を頑張ってプレイするガチ勢プレイヤーに対して、8/4までもう一度ステイさせるって、いい意味でのサプライズじゃなく悪い意味で衝撃を与えてそうな……🤔 🍄先生シナリオという恵みだけでオタクは嬉しいので、三部作ってアナウンスしておいた方が平和だったような😇