6章後編。青いの!と赤いの!
(※槍弓の民が勝手に槍弓概念を抽出して語っているだけ)
キャスターと村正についてだけど、語るのは槍弓概念です。
※村正をエミヤ族にはカウントしてないタイプの槍弓の民が書いてます。
今回、村正とキャスターが邂逅したときから「道理もなく癇に障る顔と声」やら「初対面だけどそう感じてしまう因縁」やら言っていて、これはまさに槍と弓の概念……! 初対面でこんなに言い合う上に因縁まで感じちまってるので……!
sn・ha・えみごでも、クー・フーリンと衛宮士郎は適度にからかったり呆れたり、槍がほんの少し兄貴分だったりする関係で。ここで槍と士郎の関係性を踏襲するなら村正はもっとキャスターにたじたじしたり、キャスターは村正に呆れたりからかったりすると思うから、出会って早々にぽんぽん言い合うキャスターと村正の描写は、槍弓概念を滲ませてきたのかなぁと。
「運命」の選択肢とか青いの!赤いの!の掛け合いとか、そういった描写で、キャスター=クー・フーリン=ランサーっていうのがきっちり補完されていった印象。賢人グリムと名乗ってはいるけどちゃんと丸ごとクー・フーリンです!っていう安心安定の証拠のひとつとして、キャスが「エミヤ」概念を出した村正と張り合ったり言い合ったりすることで、ほら、クー・フーリンってエミヤとこういう感じでしょ?っていう、槍弓概念をびしゃびしゃ浴びせられたというか……!
「赤い」=村正という印象はこれまでの章でも別に触れられてなかった(気がする……多分……)から、「赤い」=エミヤってことで、青と赤の掛け合いはやっぱり槍と弓の概念として描写されてるんじゃないのかなぁ~ひゃっほう槍弓~! 「運命」は言わずもがな、ランサーがエミヤに感じちまってるものだし。
それにしても槍と弓関連の民が「運命」って言葉に敏感に反応するの、絶対に🍄にバレてるよな……。掌の上で転がされてて本望。
「運命」といえば「愛とは運命であり~」のくだりもめちゃくちゃ滾ってしまってスクショした。「どうしようもない呪い」とまであって完璧すぎて興奮するしかない。🍄の文章がすきすぎる。
村正のキャスターやキャストリアそれぞれへの態度を見てると、村正には「士郎」概念や「エミヤ」概念が結構臨機応変に乗ってる気もする。とはいえ、村正+キャストリアも士剣オマージュというよりは新たな関係性を打ち出してるし(そういうとこだぞ村正ァ!)、村正にどういう割合で「士郎」「エミヤ」それぞれの概念を滲ませていくのかはよく分からないけれど……。
こんな感じで、キャスターと村正のシーンでは槍弓概念を勝手に好きなように抽出してニヤニヤしちゃってた。🍄シナリオで、キャスターをクー・フーリンたらしめる要素のひとつとしてエミヤ概念が持ち出されたことが(幻覚だとしても)嬉しい~!
CP要素抜きにしても、クー・フーリンの好敵手/気の合わない相棒/運命的な存在といえばエミヤ、ってえふごプレイヤー間でも浸透してる認識っぽい気がして(フィルターがかかりすぎてるので勘違いかもだけど)、なんか、いいよね……。