今回の6章さ、マスターとマシュが今までどれ程精神的な支えとして共に歩んできたかが浮き彫りになると同時に、お互い無意識に依存していて、今回は依存からの決別。そして改めて一人と一人で向き合って手を取り合うお話なんだなと思いました。
あと5章のキリシュタリアとの対決が私(マスター)の為の物語だったんだなという事が改めて。今回のお話は私は主役じゃないもん。これは、マシュが、一人の人間として、ゼロになった己と一度向き合い、己の芯を定め、己を見つけ、また歩き出すお話なのかなって。
あとあと、もう出てくる奴出てくる奴にたくさんツッコミ入れたくて仕方ないんですけどとりあえずさっき感じた恐怖をここに。
ベリルのマシュに対しての執着!
怖い怖い怖い!!!!!なんだあれ!!
なんていうんだろう、あの、なんだ?殺人鬼が無垢な女の子に誘蛾灯に誘われる蛾の如くフラフラ寄ってくるアレじゃないんだよ。なんつーのか、真っ直ぐに『恋愛』『運命』って言葉をあのベリルが使ったのが怖くて……この怖さの質は正直、プーサーと例の彼女のアレを思い出させられてさ。そういう類のやつ。
彼女は彼と自分以外を全て焚べるような盲信だったけど、ベリルのそれは……マシュが堕ちないことを大前提に信じてるある種の盲信のような…結果マシュ以外の全部を焚べそうな……うううん、伝わるだろうか、これ…難しい…ただの殺人鬼の恋、じゃないんだよなぁ…