スローループで小春1人がツッコミに回るって初めて?
一通り読んで最初に感じたのがそれ(P133-1)でした。記憶違いだったら情けない。
でも普段はどっちかと言えば小春のほうがまとまりをなくす要因になりがちだしなあ……
さておき、その点を抜きにしても、今回は小春の変化や成長をまた一段とひしひしと感じる印象でした。
これまで得てきた知識と経験から自力でニジマスを釣ったり。それに基づいたアドバイスを他の釣り人へ送ったり。
キャンプファイヤーに行けなかったからって恋ちゃんに何かしらの話を強要するのも、多分初期だったらまたベクトルが違う方向へ向かってたのだろうなあ。
それにしても今回は完全に小春1人の要因でキャンプファイヤーを見れなかった辺り、ちょっと小春が不憫で笑う。その代わりとして(実際にはからかい半分でしょうが)恋ちゃんから聞かされたのが "本当に" 本当にあった怖い話て。それもまたちょっと不憫かもしれません。
翌朝小春にしがみつかれてる恋ちゃんのほうが然るべき報いを受けてる感。一方起きてきた2人(P159-5)が同じような顔をしてるのが愛おしい。どっちにも共通して感じるのは、2人の間柄がどんどん深まっていることへの微笑ましさ。
それと「釣りをしてる人が好きなんだと思う」って言葉。
P144-1の男性がP146-3でその言葉通り「キラキラした顔」になってるのがポイントですが、これはまあやっぱりきっかけを辿っていくと多分ひよりになるんでしょうね。22話を読んだ時はまだ明かされていない2人の過去があるのかと身構えたりもしたもんですが、今回こういう読み方をした今となっては考えすぎだった気も。
で、そう語る恋ちゃんに対して「観賞用の小春だよ」って出てくる辺りにまた笑う。
そんなワケで3人の仲の良さを存分に再確認できる回でしたが、それでも小春がちょっと多く目立ってましたね。
山(山なしオチなしの「山」です)少なめな中ひたすらギャグなオチが過去回を引いてる点は個人的に特筆すべきポイントかも。