ソニック無事でよかったね!から始まる混沌…。
RISE春感想です
蠱毒を人間でやるという感性についてはその発想とスケールに内藤神まじすげー!という称賛の嵐なんですが、レオくんの過去視って眼球さえあれば人間性とかから乖離してても有効なんだっていうすごさですよね。やっぱり神々の義眼ということなのだろうか…。ていうか餌にされてるのが子供っていう時点でレオくんの中では『見捨てちゃいけない相手』に分類されて、目先の危険性についても理解はしているけど、どうにもならないだろうけどどうにかしてあげたいって考えなんだろうなあ…。
しかしゴーグルに涙を溜めながらも目を逸さなくなったのは、やっぱりライブラに入っていろいろ経験したから持つことができた強さなのかな。最初の頃なら完全に目を背けてたか途中で目を閉じて泣いてたと思うんですよね。
そして人間から逸脱してしまった存在を人だと断じるレオくんと、お互いにどういう判断を下すかわかっていながらも「何をするんですか」と問えるようになっている強さと信頼感。レオくんはスティーブンさんがどういう結論を出すのか心の底で最初からわかってると思うんですよね。でも、「生きてるんだ」と言わずにはいられないのは、スティーブンさんならそれ以外の可能性を模索してくれる人だと知っているのもレオくんなんだなあ…(stlo脳)
そして今回ザップさんがしごく全うなことを言っているのは、常に最前線で戦って悲惨さを目の当たりにしてきたのかな。きっとおそらくスティーブンさんの汚れ仕事を手伝わされたことが一度や二度はあるんだきっと。
甘ちゃんだからクラウスさんには正面から喧嘩を売れるけど、容赦ない判断を下せるスティーブンさんだから手は出さないと本能で知っている…。
そしてツェッドさんもまだそういう悲惨な現場の経験が少ないのかな、まあ13歳ですもんね!
今回の目玉のスティーブンさん的にはとうとうメンバーの目の前で非情さを表に出しちゃったところが、クラウスさんがいなくて切羽詰ってるってのを如実に表している…
作戦の完遂に感情は無駄だっていう論理はほんと根っからの戦闘員だし、誰からも責められることはないでしょうけど、やっぱりそこがクラウスさんと正反対の立場で、今回その不在の場にレオくんが代弁者として立っているのかと思うと非常に滾るわけで。
あとK・Kさんマジでお母さん。スティーブンさんのストッパーを務められるのは自分だけという自負がすごい。そしてスティーブンさんを停止させる言葉を的確にぶっ込んでくるところも。K・Kさん以外がそういうこと言ったらマジギレされそうだし。それにK・Kさんもスティーブンさんを一人悪者にさせたくないっていう感情なのかなぁ…
全員が全員(ライゼズ、警察含め)、それぞれの意志を貫こうとしている強さが表現されていてとてもとても尊い…。
本当に語り尽くせないしTLで見かけた感想それぞれも本当にそうだと思うし似たり寄ったりな感想になっているけど、やっぱり血界戦線すごいさいこー!みたいな結論しか出せないけど、今回はみんなの人間性が露出している神回でしたね…。
ありがとう内藤先生、すごく好き…
そしてマーカス、マーカスにやられた、あのしたたかさは兄があれだから培われたものなのか、ギリカ戦のときの敗北からきているのかわからないけど、あんな風にさらっと重要事項をぶっこんで作戦の立て方を責めてくるところがいい。現場の言葉を無視するからこうなるんだっていう警告ですよね。
ところで弟さんどこいった!
フェムトが美味しいところで出てきたけど、クラウスをどういうふうに使いたいのか今ひとつわからないな…。人蠱がこのまま誰かの手に渡るのを阻止したいってことなのかな?まわりくどい方法を取ったのは何でなんだろう…?
そしてキュリアス一味とお嬢はどうなってるんだ!
いろんな方面が見たすぎる!
そしてタイクーンブラザーズの名前が出たけど通称ですよね、もちろん。
あのカワイイワンちゃんが本体とかじゃないですよね???
三ヶ月後が待ち遠しい!!!!