モルガンとトリ子あんな風に殺されたことを誰にも悲しまれず怒ってもらえなかったところが最高に歴史って感じがしたな
最期まで娘を憐れんだのは母だけだったし、自分が死ぬ瞬間まで母を好いて想ったのは娘だけ。
ずっと娘は母が好きだったし、ずっと母は娘を愛してたんだな。
扇動したのはオーロラやスプリガンだけど、それに乗せられて自分たちは正しいことをしてると本気で思って害を加える、顔もない悪意の塊が最高に胸糞悪かった。
なんだかオーロラよりもずっとその塊が胸糞悪くて、妖精たちが滅んでも全然スッキリできなくて。
でも、でも、社会ってそうなんだよな。世の中ってそうなんだよな。
加害者が後からどれだけ酷い目にあったって、被害者が発生した時点で被害の時間も加害者の時間も戻らないもんな。
6章を通して社会を見た