昼の妄言続き。
個人的なノボショの子供の設定とクダリとの出会い
ノボショの子供は二卵性双生児の女の子。
双子ちゃん外見は基本母親似だけど、目元とカラーリングと性格が違う。
姉のソル(フランス語で大地)
髪色が紺色混じりの黒髪。
左目が同じ色の黒眼で右目が銀色。
垂れ目の釣り眉。
元気で明るい。
よく笑う。
母親譲りの物怖じしない性格。
父親譲りのバトルジャンキー。
ポケモンの『活かし方』がとても上手い。
妹のシエル(フランス語で空)
髪色は銀色。
左眼が同じ色の銀色で右眼が紺色混じりの黒眼。
釣り目の垂れ眉。
人見知りで怖がり。
よく泣く。
父親譲りのポケタラシ。
母親譲りの好奇心。
ポケモンの『魅せ方』がとても上手い。
*****
現代に行くのは妹のシエル。
ある日姉妹で隠れんぼして遊んでたらシエルがセレビィを見つける。
母親が完成させた図鑑でも見たことがないポケモンだったのでつい後を追いかけたら時渡りしてしまった。
一方、現代のクダリ。
ノボリが居なくなって1年。
双子特有の共感覚で恐らく生きているとはなんとなく思っているけれど、やっぱり心配だし寂しいしでちょっと落ち込んでる。
そんなある夜。
ギアステから帰ろうとしたら不思議な光を目撃。
その光の元に向かうと飛び立つセレビィと倒れている少女を発見する。
「キミ!大丈夫!?」
そう声をかけるとゆっくり目を開けた少女はクダリを見て目を見開く。
そしてボロボロと大粒の涙を流しながら抱きついてきたので慌てて抱きとめたクダリ。
「パパ!こわかったよぉ〜!」
「え!?」
何故か少女はクダリを自分の父親と勘違いしているらしい。
震えながらわんわんと泣きじゃくる少女に「違うよ」とも言えず、とりあえず少女を連れて一度ギアステに戻ることにしたクダリ。
帰ったはずのクダリが泣きじゃくる少女を連れてギアステに戻ってきたのでギアステの皆は「どうした?」ってなる。
皆とクダリの腕に抱かれた少女に視線を向けると少女は怖がって泣きながらクダリにしがみつく。
「怖がらせちゃ、だめ。」
「すみません。」
「迷子ですか?」
「ん?……なんか、ちょっと白ボスに似てますね。」
「白ボスの隠し子だったりして(笑)」
最後の言葉に皆「まっさかー!!」と場が笑いに包まれる。
「パパ……ここどこ?この人達、だれ?」
しかし、少女の言葉に今度は場の空気が凍る。
「え?」
「まさか……白ボス……本当に?」
「そんな人だったなんて………。」
「まって!まって!!違うから!!」
クダリはかくかく云々と少女との出会いを説明。
それで(一応)納得してくれたギアステの皆。
とりあえず、少女の身元を確認しようとカズマサとクラウド辺りが色々質問する。
「おじょうちゃん、名前は?」
「!………し、しえる……。」
「カロス語で『空』か………可愛い名前だね。
シエルちゃんはどこからきたの?」
「ひ……ヒスイ……。」
「『ヒスイ』?
………聞いたことあらへんなぁ……。」
「シエルちゃんはどうしてこの人をパパと思ったの?」
「だ……だって………おんなじかお……。」
「同じ顔……?」
そこでクダリ含むギアステの皆が『もしかして』と顔を見合わせる。
「シエルちゃん……パパのお名前、わかる?」
「?………パパ?
……………『ノボリ』………。」
そこで場の空気凍る。
「…………え?」
「まって……情報が追いつかないんですが……?」
「えー……あー………つまり?」
「シエルちゃんは白ボスの隠し子じゃなくて……」
「黒ボスの隠し子……?」
「えええ!!??」
って感じでギアステみんなザワザワしだす。
クダリはクダリで爆弾情報に一時思考が停止する。
その場の空気に少女……もといシエルはびっくりして泣き出す。
慌ててギアステ皆シエルを落ち着かせようとする。
「アノ、オレ、チョット気ニナルコトアル。」
とキャメロン辺りが言う。
「なんやねん。何が気になっとるちゅーねん。」
「ソノ子、服装、変ジャナイ?」
「え?」
「ナンカ、古臭イ。」
「言われてみれば………。」
そこでシエルの着ている服や纏う雰囲気が違うことに気づく。
クダリも少女を見つけた時にセレビィを一瞬見かけたことを思い出す。
そこでシエルに色々質問した結果、シエルの話は明らかに現代の常識とは食い違うことがわかった。
「つまりノボリは過去に飛ばされて、そこで出会った人と結婚して、子供ができた……ってこと?」
それはそれで色々ショックなクダリ。
「………パパじゃないの?だぁれ?」
そんなクダリを不安げに見つめるシエルにはっと我に返ったクダリはいつものスマイル浮かべて言う。
「僕、クダリ。君のパパの弟!」
「パパの……おとうと?」
「そう。よろしくね!」
そこでシエルは何か思い出したような顔をする。
「そういえば……パパがいってた。
おんなじかおのおとこの人とまいにちポケモン勝負のおはなししてたって………。」
シエルの言葉で兄が記憶をなくしながらも自分の存在を忘れていなかったことに嬉しくなる。
「そっか……くーちゃん、パパのおとうとなんだ……。
よかった………。」
そう言ってその日初めて笑顔をみせたシエル。
『くーちゃん?』と思ったけど、シエルの笑顔を見たら、なんか父性とか庇護欲とか湧いてくる。
そもそも、シエルはノボリの娘なのでクダリにとってとても大切な女の子に変わりない。
「君さえ良かったら、元の世界に帰れるまで僕と一緒に暮らさない?」
クダリはそうシエルに提案する。
シエルも知らない世界に来て頼れる大人がクダリしかいないのでコクリと頷く。
「よし!これからよろしくね。シエル!」
そう言って差し出したクダリの手にシエルは恐る恐る、きゅっと握り返した。
そんなこんなで始まる叔父と姪のハートフルライフ
からの大人になったらなんかくっついてしまった2人の話が私は読みてぇんだよ!!
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