BC自由の喧嘩はどこまでが芝居だったかの考察。恐らく抽選会での喧嘩は本物。安藤が汗を掻いて動揺しているのに加えて、押田の小言に青筋を立てて反論する。その後の優花里の偵察では、押田と安藤がカメラを意識していることから演技と思われる。
以下は安藤と押田の会話を記憶する限りまとめたものである。
①
安藤「夏の優勝校と当たってしまったではないかー!」
押田「クジ引いたのはキミだろう!」
安藤「人に責任をなすりつける気か!?」
押田「なすりつけるわけではなく、キミのせいだ! まったく高校から入学してきた奴らは狡っ辛いからな!」
安藤「ぐぬぬ…エスカレータ組の奴らは上から目線すぎるぞ!」
押田「なにをこの外様がァァァ!!!」
②
安藤「フラッグ車は我々だ!」
受験組「そーだー!」
押田「いや違う…我々に任せろ」
エスカレーター組「そーだそーだ!」
マリー「フラッグ車なんてジャンケンで決めればいいじゃない」
安藤「そんないい加減な方法で決められるか!」
押田「マリー様に楯突く気か! 外部生の分際で生意気だぞ!」
安藤「お前らこそ! エスカレーター組の温室育ちに何がわかる!」
押田「キサマらは我々の後ろからついてくればいいんだ!」(お尻ペンペン)
安藤「お前らが前を行くなら後ろから撃ってやる!」
押田「なんという物騒なヤツらだ…! 試合は我々に任せればいいんだッ!」
安藤「受験戦争を勝ち抜いていない人間に戦いができるかァ!!」※
押田「なにをッ! 我々が相手のフラッグ車を仕留めてみせる!」※
安藤「仕留められるのはお前らのほうだー!」(安藤構える)
押田「返り討ちにしてやるーッ!」(押田構える)
③
安藤「…おい。隊長に頭を下げさせろ」
押田「お前が自分で言ったらどうだ」
マリー「どうして私が頭を下げなきゃいけないの~?」
安藤「…同じエスカレーター組だろうがッ!」
押田「汚れ仕事はお前らの仕事だッ!」
・①、②、③全てで押田の安藤(たち)に対する二人称が安定していない。
①「キミ」、②「キサマら」、③「お前」
→押田が演技に慣れていない?
・①では安藤が汗を掻いたり青筋を立てたりしているが、②、③はそんな素振りを見せない。
押田「なすりつけるわけではなく、キミのせいだ! まったく高校から入学してきた奴らは狡っ辛いからな!」
(このへんで小言を言われている安藤が汗を掻き押田を睨んでいる)
安藤「ぐぬぬ…エスカレータ組の奴らは上から目線すぎるぞ!」
(このへんの安藤の顔のアップで、安藤の左こめかみに青筋が立っている)
・②で押田と安藤がカメラを気にしている
②の※部分では優花里が2人の間に入って、交互にカメラを向けているが、
どちらも大げさな動作をする際に必ず優花里のカメラをチラリと見ている(劇場で確認してみてね!)
以上のことから「①の時点では素の喧嘩、②③ではアズミの言っていた“作戦通り”の演技をしていた」仮説を提示したい。