キルキルイキル
片方ロスト。
幼馴染で共通点に「琴」がある、天才のリツハと秀才のサカエ君。
サカエ君が「リツハの負担になりたくないから」といなくなることを選んだけど、身体はサカエ君・中身はリツハとして帰ってきてしまった。リツハはサカエ君の言っていたことを守りたいからこれからも琴を演奏していくけど、外から見ればサカエ君の才能が開花したように見えるんだろうな。リツハという天才は死んだように見えるんだろうな。これって誰が幸せなんだろう、そう思わずにはいられないね。(オタクライク!イエーイ!)
リツハはサカエ君の演奏が好きだったんだけど、リツハの才能に「勝てない」と悟ったサカエ君は演奏することを止めていたんだよね。それに気付かずに「サカエの演奏が好きだった」って言ったのは一緒に競ってほしかったからかなあ。でもそうだとしたら「自分が出来ないことを人のせいにしないで」って言いきったのも「サカエ嫌い」と言ったのも、サカエ君に怒りを感じていたからかもしれない。一人にしないでほしかったのかもしれない、わからんな~。
サカエ君の顔をした自分が笑うけど、「こんなふうに笑わない」といつも思っているよ。