宇宙小戦争
現代戦争の知恵で沈められ、例のシーンは巨大化という言葉で表現されている
上陸シーンが消された代わりに、巨大化したしずかが引き起こした大波で潜水艦を押し流す
というシーンが追加されている。※補足ネタバレ注意
★★★ネタバレ全開につき注意★★★
★★★↓ネタバレ記載中!本当に大丈夫ですか!?↓★★★
<補足と感想>
現代戦争にちなんだ知恵で最強のラジコン戦車が撃ち落とされるシーンは今の宇宙小戦争に相応しいアレンジでとても引きこまれた。サイズフェチ界隈でおなじみのロロレンロさんが
とても好んでやっている「脈動」(心臓の音)をしながら最初は巨大化をし始める。
巨大化の過程で強化プラスチックが卵の殻のように割れていくという表現があるので、
前作の映像では作画が間に合わなかったと思われハッチから飛び出す表現だったが、今回は製作2年+CGなので
そのあたりの表現は丁寧になされているものと思われる。
そして前作にはなかった要素がしずかが顔を出す大波で戦車を打ち落とした相手側の潜水艦が押しのけられるという
表現。この表現があるとするならば前作よりも大きさが強調された映像が追加されていると期待してもいい。
このシーンの表現があった影響なのか、
巨大化した(もとの大きさに戻った)2人が港へ上陸するシーンの表現は見当たらなかった。
前作はのび太が捕まっていた内に巨大化をしたとあるが1人ではぐれてなんとか助けに行くという表現に変更されており、
これがのび太の巨大化を強調した演出が前作以上にはっきり書かれている。
ここでは詳しく書かないが最後の最後までハラハラさせられどうなるのか最後まで見ざるを得ない仕様になっている。
そして5人がそろって、無人機と戦うシーンでは前作にあったしずかがスカートに狙撃される表現はある。
しかし巨大化すればすべて解決というながれではない。相手側は巨大化した人間を打ち落とせる兵器(映像表現が凄いのかな?)を持って、浮遊するクジラのロボットで抵抗してくる。
流れに乗らず最後の最後まで抵抗してくる敵と、処刑寸前のシーンでのパピの演説が訴えかける演説で
最後まで見応えある映像を想わせてくるのは大人でもびっくりするかもしれない。