ヴァイオレットエヴァーガーデンを読み終えたので上巻感想
ヴァイオレットはどういう心境?
正直いうと一回しか読んでないので穴だらけかもしれませんが好き放題書く
と言うのも、こうもしっかりと倒置されては各章ごとの旦那様の心情はわかってもヴァイオレットのバックボーンも知らずに読んでヴァイオレットの心情や事情が分からなくても仕方ないかなと。
幼少期や第一章では殆ど感情のなかったヴァイオレットが章ごとに段々と、特に「学者と自動書記人形」で感情を強く出したのを読んでいっている間
ヴァイオレットが感情を覚えていく話なのかなと、最後まで読んだらヴァイオレットにこう生きてほしいというギルベルトの願いに叶ってるのは、終わりかたに対してある意味救いなのかなと思ったところもある。
ただ、そう思ったのは確かだし今もそう思ってる部分もあるけどそうシンプルでも無さそう。
177頁、ヴァイオレットは「もし自分の大切な人が世界のどこかで危険な身に陥っていた。ら?」と聞かれて「あの方の存在はまるで世界そのもの、それが無くなるくらいなら死んだほうがマシ」と答えてるのを見るとギルベルトは生きているように
124頁、「守って、あげられなくて、ごめんなさい」から「彼を死なせてしまってごめんなさい、と。」までの流れはエイダンの死をまるで死んだ誰か(もちろんギルベルト)と重ねてるように見える。
ようは死んだような文と、生きていると取れるような文があると感じる。
死んでいるならヴァイオレットは恩師の死を乗り越えてなんとかやっているのだろうと取れるけど、ヴァイオレットエヴァーガーデンCMに出てくる少佐とおぼしき人物の右目から察するに生きているっぽいという話を聞いて「確かに」と思ってる。
加えて、ヴァイオレットはたびたび「少佐」と呟くようなのを考えると「少佐は生きているが少佐に会いたい面はあるヴァイオレットが何故か会いに行かない」って疑問が残ると思う
いずれにしてもどうなるのか下巻が楽しみ