レクリエイターズの制作発表&先行上映会に行きましたよという感想なんですが、とりあえずまぁ余分な情報なしで見てほしいのが本音なんだけどそれを踏まえて少しだけ話をさせてくれ
お話自体は、PVとかでも言われてるとおり、物語の中のキャラが現実世界に出てきちゃう、というもの。
ファンタジーあり、魔法少女あり、ハードボイルドありの入り乱れた感じ。
あおき監督いわく、「ストーリーは全然違うけど、世界観の雰囲気はアヴェンジャーズみたいなかんじ」とのこと。
ちなみに魔法少女ぽい音楽もあるという話。澤野さんの雰囲気でどう魔法少女感が表現されるのかが気になる。
全22話構成になるため、特番が3回入る。
この22話という構成は、予め渡された原案テキストが「最も映える形の構成」である、とのこと。
なので、息抜き回もありはするけど、基本的に本編中描ききれないことや、逆に冗長になるような要素はほぼないと思う。
なお、本日上映された2分半ほどのPVは、ほぼ1話のダイジェストになっているため、見る時は少し気をつけて。
キャストは先の展開を基本的に知らされておらず、台本を渡されて初めて知るとのこと。
なので、キャスト内での考察で毎回盛り上がる。
アフレコは結構進んでいる。
アニメの作業自体は今5,6話くらいまで終わっているそう。
映像はとにかくきれい。このクオリティ毎週やるんですか!?という感じ。
ド派手なアクションや演出は3DCGを駆使すればこそ、という感じで見甲斐がある。
1話はとにかく情報量が多い。全部消化するのは多分むり。
山下くんいわく「アフレコだいぶ進んでるけど、いま久しぶりに1話を見たら気づいたこともあるし、まだわからないこともある。」とのこと。
また、作中のキャラは自分たちの物語を生み出した「創造主」を探したりする模様。
「創造主の世界に制裁を」や「どうしてあんな世界を作ったの!?」みたいなセリフもあり、作品世界から出てきたキャラたちと主人公たちの世界の人間との関係は一筋縄ではいかなさそう。
あおき監督も「創作とは、みたいなことを考えさせられるところに1番惹かれた」というようなことを言ってたし、私もそんな雰囲気を感じた。
物語を作る時、喜劇にも悲劇にもできるし、ハッピーエンドにもバッドエンドにもできるし、凄惨な試練を与えたり、おだやかな日常を与えたりできるということの重さを感じる。それゆえ主人公の世界の人間たちが「創造主」と呼ばれ、「神代の世界」と呼ばれてる。色々考えてしまいそう。
1話では主人公は語り部のような立場をとってるので、おそらく物語に関与はするが中心にい続けるというよりは、観測者の立場なんだと思う。
お話の中心はあくまでセルジア(だっけ?)さんの方なのかなという印象。
まだ1話を1回見ただけだけど、なんかやばそうというのはわかる。
司会してたニッポン放送のアナウンサーさんいわく「王道の近くに新たに生まれる王道の予感がする」とのこと。わかる。
澤野弘之さんはあおき監督と山下くんが喋ってるのを観客気分で聞いてたら突然話を振られてびっくりしてたのが面白かった。
綾野ましろちゃん可愛かった~!(突然の小並感)
今回はまだ楽曲は短いPVで披露されただけだったけど、「澤野さんの音楽がシリアスだったり思い部分を担っているから、自分は音楽の明るい部分を担当した」みたいな感じのこと言ってた。
また、1話を見て、「もしかしたら自分が見てる作品も、違うどこかの世界を覗き見てるだけかもしれないし、逆に自分たちも誰かから覗き見られてるかもしれない、という気持ちになった」みたいなことを言ってた。
現実とファンタジーが奇妙にリアルに入り交じった空気を感じたし、これはきっと得体の知れないカタルシスが待ってるのでは……という予感満載の制作発表&先行上映会でした!
日本語不自由なのに読んでくれてありがとね。
意外とネタバレぽいこと書かなかったかな?わからん。